つれづれなるままに... 2019年12月

今週末の料理

2019年12月01日 (SUN) 22:42:15

30日:三男は弁当持って試験勉強。妻を送り、帰宅後は家事をこなす。GyaO!で「GONIN サーガ」を見る。「GONIN」の19年後の話で、これはこれで面白かった。昼は残りご飯で卵雑炊を作り食す。大量のダンボールなどまとめて処分に行く。図書館に寄ろうとするが、駐車場がいっぱいなのでそのまま帰宅する。白菜をメインとした野菜スープを作り、大根サラダの下ごしらえをして、妻を迎えに行く。スーパーで買い物して帰宅。大根サラダを先週とは違う味付けで仕上げたら、戴き物のソーセージを焼き、三人で夕食。

1日:三男は弁当持って試験勉強。早朝礼拝後、妻の店で商品のシュリンクを手伝う。図書館に寄り帰宅。昼は、弁当の残りの鍋にそうめんを茹でて食す。しばし読書。妻へのバースデープレゼントを買いに行き、アピタで買い物して帰宅。アピタはブラックフライデーで大混雑。夜は、鶏と白菜のクリーム煮と長芋のバター焼きを作り、昨夜の大根サラダと共に、三男と食す。20時半に妻を迎えに行き、スーパーで買い物して帰宅。妻は一人で夕食。

今週末の料理

2019年12月08日 (SUN) 22:07:21

7日:三男は弁当持って部活。妻を送り、大量のダンボールを受け取ったので、そのまま処分に行く。月曜から風邪のようで咳が止まらないので、いつのも整体に行くが駐車場が一杯。一旦、郵便局へ行き、簡易書留を受け取る。再び整体に行き、治療してもらう。アピタで買い物して帰宅。昼は、レトルトのカレーうどん。家事をこなす。前の車のスタッドレスタイヤを車に積み込み、朝パンを買ってから、ディーラーに行く。注文したスタッドレスタイヤに交換してもらう間は、ディーラーで本を読みながら待つ。一旦帰宅したら、長男・次男に送る分の米を精米に行き、イオンで買い物して帰宅。夜は、豚バラと大根の味噌バター鍋を作る。妻を迎えに行き、イオンで長男・次男に送る食材を買い帰宅する。夜は、長芋を短冊に切り、鍋で炊いたコーンピラフに、味噌バター鍋の夕食。ガソリンは、145円です。

8日:三男は弁当持ってオケ練。家事をこなし、GyaO!で「アイ・アム・レジェンド」を見る。ゾンビ映画だったのか。面白かったぞ。ボブ・マーリー・リスペクトな所も面白かった。昼は、残っていた三吉ラーメンを食す。ラブラまで出かけて、紀伊國屋書店で子ども達へのクリスマスプレゼントを探すが、在庫切れなので一旦諦める。ロフトで来年のシステム手帳のリフィルを買い、ユニクロで暖かそうなパジャマと靴下を買う。駅南のジュンク堂書店まで移動し、子ども達へのクリスマスプレゼントの文庫本を買い、ラッピングして貰う。アピタで買い物して帰宅。サーモンマリネと鶏五目ご飯を作ったら、妻と三男を迎えに行く。スーパーで買い物して帰宅。頂き物の肉肉したハンバーグを焼いて、昨夜の鍋の残りを温めたら、サーモンマリネと鶏五目ご飯と共に夕食。

今週末の料理

2019年12月15日 (SUN) 22:37:46

14日:三男は弁当持って部活。三男を送り、妻を送る。ダンボールを処分に出し、髪を切りに行く。昼パンと朝パンを買い帰宅する。昼はパンを食す。家事をこなす。換気扇掃除もやる。スーパーへ買い物に行き帰宅。ビーフシチューと大根とツナのサラダとベーコンを入れたピラフを作る。部活から帰宅した三男が塾に行くので、先に夕飯を食べさせる。ピラフにコンソメ顆粒を入れ忘れたので塩をふってもらう。三男を塾まで送り、妻を迎え、スーパーで買い物して帰宅。妻と二人の夕食。21:15着を目指して三男を迎えに行く。

15日:洗濯機を2回回す。三男とアマゾンビデオで「キャプテン・マーベル」を見る。マーベル作品は金かけて作られているよねぇ。こんなの日本は勝てない。単純に面白いし。三男のアウターを買いにアピタに行く。色が真っ黒なのはどうかと思うが、ほかに候補もなく、コロンビアの暖かそうなアウターを買う。帰宅後、博多ラーメンを作り三男と食す。三男へのクリスマスプレゼントをネットで探す。妻の買ったボドゲ漫画を読んだら、図書館へ行く。帰宅後は読書。妻を19時に迎えに行き、スーパーで買い物して帰宅。お好み焼きを焼いて、三人で夕食。

今週末の料理

2019年12月22日 (SUN) 21:53:21

21日:三男は弁当持って部活。妻を送る。忘年会明けで眠い。GyaO!で「レッド・ダイヤモンド」を見る。ブルース・ウィリスが出ていたけど主役でないし、B級だね。ストーリーは雑だけど、面白かった。妻からヨドバシで買い物して届けて欲しいとラインが入る。まず、次男から届いた宅配便を受取りに行き、ダンボールを処分に行く。ダンボールは、仕分けが十分できていないので、一部持ち帰る。バイパスを使ってヨドバシに向かうが、むちゃくちゃ混んでいる。軽い事故が2件あった、そのせいか?ヨドバシで妻が予約したゲームを買い、店まで届ける。13時頃帰宅し、昼として、九州ラーメンに残りご飯。家事をこなし、ダンボールと古紙の仕分けをする。ダンボールを処分に行き、アピタで買い物して帰宅。クリームシチューと大根と油揚げの煮物と無限湯通しキャベツを作り、19時半を目指して妻を迎えに行く。帰宅後、3人で夕食。ガソリンは、148円です。

22日:パン屋で昼パンを買ってから早朝礼拝に行く。三男をオケ練に送り、またもダンボールを処分に行く。帰宅後は家事をこなし、ネットで調べ物など。昼は、朝買ったサンドイッチに昨夜のシチュー。駐車場に面しているエアコンの排水口カバーが割れているのを、ホームセンターで部品を買ってきて交換する。でも、そもそも部品を交換するようには作られていないので、カバーをナイフで削ったりしてホースを通す。車のリモコンキーの電池が半年位で交換したほうが良いとのことで、交換する。実家に顔を出す。アピタで買い物。世間では今日がクリスマスパーティなのかな、店も道路も大混雑。帰宅し、豚汁と鮭のホイル焼きを作る。19時20分を目指して妻を迎えに行き、イオンで買い物して帰宅。豚汁、ホイル焼きに昨夜の大根の煮物と実家から貰った煮豆の夕食。冬至なのでゆず湯に入る。

冬休み前半

2020年01月01日 (WED) 00:47:53

28日:妻を送り、車に積んであるダンボールの一部を処分に行く。帰宅後、不要用紙の選別を行い、リサイクルに出す。三男は友人と遊びに行くとか。家事をこなす。前夜帰省した次男と博多ラーメンを食す。次男も友人と遊びにいくとか。年末調整に向けて、一年分の医療費を纏める。旨い寿司屋に31日の持ち帰りを予約しようと電話するが、すでに一杯で受け付けてもらえず。イオンに買い物に行く。大根サラダと、竹輪に大葉を挟んだものを作る。妻を迎えに行き、しばしシール貼りと梱包のお手伝い。前夜の鍋の残りを温め、大根サラダと竹輪の夕食を、妻・三男と食す。

29日:次男・三男とアマゾンビデオで「マトリックス」を見る。前半が少々長いが名作だ。スーパーへ焼きそばの材料だけ買いに行く。塩焼きそばを作り、次男・三男と食す。午後は、のんびり読書に昼寝。ニトリに行き、衣類掛けと珪藻土バスマットを買う。アピタで夕飯の買い物、精肉コーナーは大半を牛肉が占めていた。新潟の年越しは凄いな。豚バラを買い帰宅。夜は妻が飲み会に行くと言ってので、三男と二人きり。白菜と豚バラのミルフィーユ鍋を作り、できあいのポテトサラダに昨夜の残り物で夕飯を済ます。妻は残業が長引いて飲み会はキャンセルしたとか。20時過ぎに迎えに行く。次男は、終電が終わってたとかで、24時過ぎに歩いて帰宅する。

30日:朝食は、初めてのホットサンド。バターを溶かしてホットサンドメーカーに塗り、六つ切り食パンにマヨネーズとバターを塗り、ピザ用チーズとハムを挟んで両面を2分づつ焼く。旨い!温かくてバターとチーズなのだから旨いに決まっている。もっと色々挟むのも良さそう。次男も焼き、三男も焼き。皆で満足。歩いて銀行を回る。妻の大掃除の手伝いをしながら、合間にボードゲームの「リクソー」にチャレンジ。要はパズルなのだが、レベル5は難しい。次男は遊びに出かける。昼は、ふるさと納税返礼品の皿うどんを作り、妻・三男と食す。この三人での昼食は久しぶりか。不要用紙やダンボールを纏め、処分に行く。アピタで買い物して帰宅。「リクソー」のレベル5をクリア。おやつの準備をしていたら、お風呂の栓修理の方が来た。部品を交換し、湯船に水を貯め15分放置。水漏れがないことを確認したら修理完了。2万円弱。おやつを食べたら、車のナビデータの更新作業。ホームページを見ながらSDカード経由でデータをアップするのだが、ホームページの記載が今ひとつ不親切。まぁなんとかなったけど。データ更新には時間を要するので、しばらく放置。妻は一人で店に行く。オレは春雨サラダと餃子のタネを作り、80個包むのは三男に手伝って貰う。妻と次男が帰宅したら、餃子を焼いて4人の夕食。食後はボードゲームを幾つか。次男が強くなっている。深夜、オレは一人で「リクソー」。レベル6をクリアして寝る。ガソリンは、147円です。

31日:最後のゴミ出し。妻の指示で、男三人も大掃除。11時半過ぎに長男を空港まで迎えに行く。空港駐車場は満杯で、次男のみ下ろして場内を一周している間に、次男が長男をゲット。そのまま、ふるさと村に行く。こちらも駐車場が満杯で入るのに苦労するかと思ったら、すんなり入ることができた。夜に食べる寿司を80巻!買い、土産物を買う。2階のフードコートで、新潟B級グルメ?を各自で選んで食す。一旦帰宅し、長男は昼寝。次男に運転させるため、二人でドライブ。小一時間で帰宅する。妻・長男と万代でお買い物。紀伊国屋で子ども達にお年玉として送る本を妻が選び、長男に靴とベルトを買ってやる。伊勢丹のデパ地下で食材を買おうとしたら17時で閉まっていた。イオンに向かう。イオンでローストビーフ、蕎麦、餅、アイスなど買う。夜は、寿司にローストビーフ。5人で74巻食べた。ふるさと村の寿司は、サビ抜きでガリは細切れと少々さみしかったがネタは良く美味しかった。その後は、紅白を見ながらカードゲーム。ゆく年くる年を見たら、アイスを食べて、順に風呂に入って寝る。

2019年に読んだ本

2019年に読んだ本は88冊。その中で一番は伊藤計劃の「ハーモニー」。ぱっとみラノベっぽいけど。

ディストピア小説なので、面白いというのは違うかもしれないが、すごい衝撃を受けた! 伊藤計劃、凄え!
早逝されているのが残念でならない。

過去の「その年の一番」を振り返るに、単にディストピア小説が好きなのかも。

2019年の読書メーター
岡村靖幸 結婚への道 迷宮編岡村靖幸 結婚への道 迷宮編感想
結婚したい男・岡村靖幸が、結婚とは何なのか38名と対談したもの。出てくる人が豪華! 後半は岡村靖幸の結婚したい感が伝わってこなくなり、単なるインタビューかも。対談していた、壇蜜とか蒼井優とか結婚しちゃったなぁ。しかし、薬物違反で3回も捕まった岡村と結婚したいという、気概のある女性は現れるのだろうか... ミュージシャンとは好きだけどね。
読了日:12月30日 著者:岡村靖幸
七夜物語(上)七夜物語(上)
読了日:12月29日 著者:川上 弘美
アルピニズムと死  僕が登り続けてこられた理由  YS001 (ヤマケイ新書)アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由 YS001 (ヤマケイ新書)感想
「天国に一番近い男」と呼ばれながらも素晴らしい登頂を続けていた山野井泰史。彼が自分自身を振り返り書かれたもの。氏曰く「恐怖心が強く、常に注意深く、危険への感覚がマヒしてしまうことがなかった」ことが登り続けてこられた理由の一つであると。それよりも、山が好きで好きで、虚栄心なく山に真摯に向き合ってきたからなんだろうな。妻からなるべく仕事をしないように命令されたとか、面白い夫婦だよなぁ。
読了日:12月18日 著者:山野井 泰史
南極ではたらく:かあちゃん、調理隊員になる南極ではたらく:かあちゃん、調理隊員になる感想
堺雅人の映画で「南極料理人」ってのがあったけど、まさにそれ。しかも、極所未経験の普通の調理師が3回目のチャレンジで南極に行く。ノンフィクションとして面白い。南極なりの苦労はあるけど、あんまり寒さは伝わってこない。寒いのは当たり前すぎるのか。食材を廃棄しないため、何でもカレーに煮込んでしまい、そのカレーもドリアにしたりスープにしたり。面白かった!
読了日:12月16日 著者:渡貫 淳子
電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。感想
読む分には面白かった。「買いたい空気の作り方」が書かれているけど、空気の読めないオレには、絵空事にしか思えない。人はこんなテクニックで物を買う(買わされる)のかなぁ。物を手に入れる満足より、消費する満足が欲しいのかなぁ。
読了日:12月15日 著者:本間 立平
安井かずみがいた時代安井かずみがいた時代感想
加藤和彦も亡くなったあとに、安井かずみの友人・知人らのインタビューを纏めたもの。 安井かずみというゴージャスな女性がいた、そんな時代。加藤和彦との結婚後は別人のような生活になったけど、それはそれでゴージャス。でも、それは二人で無理して作りあげたゴージャスなのか。読んでいるとちょっと悲しくなった。
読了日:12月15日 著者:島崎 今日子
株式会社化する日本 (詩想社新書)株式会社化する日本 (詩想社新書)感想
2019年3月に発行された、日本を安倍政権を語った本。株式会社だから超短期(Q単位)に独裁的に凌いでいけば良い。長期的視点でなく、目前の目標だけ達成すれば良い。一瞬でも結果を出せば出世できて、あとは格下げされることもなく、天下りを待つ。アメリカからの支配を抜けるのは大変だけど、とりあえずアメリカに尻尾振っていれば安定して見える。なんか、もやもやしていたところが見えるようになった。大勢の人に読んで欲しい本。
読了日:12月13日 著者:内田 樹,鳩山 友紀夫,木村 朗
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)感想
なにかで紹介されていたSFの名作。むっちゃ面白かった。これが1950年代の作品だなんて驚き。 1970年に人工冬眠が一般化され2000年と行ったり来たり。 最初はかったるかったけど、後半のスピード感! 2000年になっても、こんなに科学は発展していなかったけどね。 猫のピートって、これがオリジナルなのね。
読了日:12月12日 著者:ロバート・A. ハインライン
電球交換士の憂鬱 (文芸書)電球交換士の憂鬱 (文芸書)感想
吉田篤弘ワールドが心地よい。電球交換を仕事とする主人公。酒は飲めないのにバーに入り浸り炭酸水を飲む。なんかハードボイルドぽいカッコよさもあり。シャテバーやるな。
読了日:12月09日 著者:吉田 篤弘
ソロ―単独登攀者・山野井泰史ソロ―単独登攀者・山野井泰史感想
山野井泰史について書かれた人物ルポ。1997年なので山野井泰史の経歴からすれば、まだ若い。人物ルポは、筆者がある人物を通して、筆者として言いたいことを伝える物なのかな。であれば、この作品は成功なのかもしれない。山野井泰史について読みたかった自分としては、筆者から山野井に対する愛が感じられず今ひとつ。
読了日:12月08日 著者:丸山 直樹
和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)感想
面白かった! ココに出てくるような高級な和菓子って馴染みがないけど、食べたくなった。坂木司って、宅配屋が舞台だったりとか、取材力が凄いの?
読了日:12月05日 著者:坂木 司
ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)感想
ギークな母が、家庭で子育てでギークなスキルをどう生かしていけば良いかの指南書。言い方を変えると、オタク趣味をどう子供と共有するかって事なんだけど、親が楽しければ子供も楽しいと思うよね。あと、料理は科学だ!
読了日:12月01日 著者:Natania Barron,Kathy Ceceri,Corrina Lawson,Jenny Wiliams
必要になったら電話をかけて (村上春樹翻訳ライブラリー)必要になったら電話をかけて (村上春樹翻訳ライブラリー)感想
未発表短篇5篇を纏めたもの。カーヴァーをと言うよりも、村上春樹訳が読みたくて読んだ本。村上春樹訳は、村上春樹によるあとがきが長くて嬉しい。カーヴァーは素晴らしい作家なのだろうが、村上春樹が訳していなければ読んでなかっただろうな。自分にとっては、その程度。5篇の中では「薪割り」かなぁ。
読了日:11月24日 著者:レイモンド カーヴァー
本を読めなくなった人のための読書論本を読めなくなった人のための読書論感想
老眼鏡が無いと本が読めなくて、読書がちょっと億劫にはなってきたが、本が読めない訳ではない。むしろ読みたい。なので、内容ではなく、若松英輔の文章に触れたくて読んだ。いつもながら、静かに深い。本が読めなくなった人に対する具体的な方法もあるが、無理に読む必要は無いのだと。心を開いて静かに本との出会いを待つのだと。いつもの「言葉」と「コトバ」の話もあり、いつまでも読んでいたい文章です。
読了日:11月17日 著者:若松 英輔
獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ感想
学生運動に参加する高校生とバンパイヤ。さすが押井守、軽い話には終わらない。バンパイヤが生まれた背景とか面白い。最後は薀蓄の語り合いで、主人公の高校生でなくてもうんざりするだろう。ラストが何か良かった。
読了日:11月14日 著者:押井 守
ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)感想
長かった。相変わらず薀蓄のオンパレード。どこまで史実に沿っているのかは皆目分からず。装甲猟兵のアイデアは面白いしカッコいいけど、最後がガックシ。
読了日:11月14日 著者:押井 守
ゴリラは戦わない (中公新書ラクレ)ゴリラは戦わない (中公新書ラクレ)感想
京大総長の山極氏と旭山動物園元園長の小菅氏による対談。ゴリラの話だけでなく、動物園での繁殖の仕方とか色々。交尾は本能でなくて学習とかマジか。サルには「ボス」がいてゴリラには「リーダー」がいるが、「ボス」は競争でなり「リーダー」は推薦でなる。ゴリラの世界の方が洗練されているのか。
読了日:11月09日 著者:小菅 正夫,山極 壽一
仕事で数字を使うって、こういうことです。 数学女子 智香が教える (日経ビジネス人文庫)仕事で数字を使うって、こういうことです。 数学女子 智香が教える (日経ビジネス人文庫)感想
数学女子が、カンで仕事進めてきたリーダーを、数値データで分析・説明ができるように指導していくストーリー。会話形式で読みやすい。データを使う目的は「把握・評価・予測」の3つ。平均値や標準偏差、相関係数など使って見える化して分析、見やすいプレゼン資料に纏めると。
読了日:11月07日 著者:深沢 真太郎
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書)ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書)感想
変わった小学校に通う4人の子どもたちが、プロジェクトとして「くに」(国より優しい感じ)を作り上げていくお話。小説だけど高橋源一郎による「社会批判」らしい。身近な家族のルールから、大きな「くに」として、どうあるべきかを考えていく。小学生目線で進んでいくので平易な文章だけど、すごく重いことが書かれている。あとがきで吉野源三郎「君たちはどう生きるか」に触れているが、「ぼくたち...」は中学生くらいに読んでほしい。良い本でした。
読了日:11月03日 著者:高橋 源一郎
ウィンター・ホリデー (文春文庫)ウィンター・ホリデー (文春文庫)感想
『ワーキング・ホリデー』の続編。今回もほっこりするストーリー。大和と由希子はこの先どうなるのか?
読了日:10月27日 著者:坂木 司
神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned? (講談社タイガ)神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned? (講談社タイガ)感想
なんか毛色が違う。ハルマゲドンだもんなぁ。ラブコメ要素も増えてきた!? 最後に美女(彼)が出てきたので、今後の盛り上がりが楽しみ。
読了日:10月26日 著者:森 博嗣
身体のリアル身体のリアル感想
映画監督の押井守と、実姉で舞踏家の最上和子による身体論。面白かったけど、結論は何だっけ。 空手をやっている押井守が武道は勝ち負けでなくて習慣というのが、内田樹も言っていたよなぁと。最上和子の舞踏がいかほどのものであるか分からないのだが、シルヴィ・ギエムをサイボーグの体操だなんて! 日本人は、勝ち負けとか記録を目指す体育なんかやめて、自己と向き合う武道を必須科目にすれば良いのに。あ、高校ではちょっとやったか。
読了日:10月26日 著者:押井 守,最上 和子
ワーキング・ホリデー (文春文庫)ワーキング・ホリデー (文春文庫)感想
初・坂木司。いきなり現れた10歳の息子とひと夏を過ごす元ヤンキー。なんか、角田光代の「キッドナップ・ツアー」を思い出した。あちらは父親対娘だけど、こちらの息子は姑かってくらい主婦らしいしな。ほっこり面白かった! シリーズになっているそうなので、他も読んでみよう。
読了日:10月20日 著者:坂木 司
悲観する力 (幻冬舎新書)悲観する力 (幻冬舎新書)感想
悲観となっているけど、物事もっと考えておくべきことがあるでしょってこと。プログラマなら、正常ルートだけでなく、APIからエラーが帰るとか割り込みとか遅延とか、それらが発生した場合どうするかを考えてプログラミングするわけで、同じように様々な物事を考えておくべきだよと。そもそも現代人は「考える」ことが少ない。考え続けることで自信をつけて、自己満足の得られる人生にしようって。良いこと書くなぁ。
読了日:10月19日 著者:森 博嗣
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
ガール・ミーツ・ボーイなラブコメ。有川浩らしい作品。 酔っていたからって、イケメンだからって、男なんて拾わないって。 トントンと話を進めて、番外のカーテンコール2作がダメ押ししてて良い。面白かった!
読了日:10月14日 著者:有川 浩
「違うこと」をしないこと「違うこと」をしないこと感想
スピリチュアルな対談とエッセイ。プリミ恥部氏の宇宙マッサージとか、全然わからんかった。「おわりに」でばななもこの対談は難しいと思うので何回も読んでと書いていたくらい。この対談はさておき、直感に従い、嫌だと思ったことは避けろってことだ。達人になると、嫌だと思った事象が勝手に無くなっていくと。自分が嫌な物を見極める。自ら気付けるようにする。 「人生は、誰にとっても、基本的につらいものだから。それでも自分を生きていけば、生きることはきっと豊かになる。」
読了日:10月14日 著者:吉本 ばなな
ぼくらの身体修行論 (朝日文庫)ぼくらの身体修行論 (朝日文庫)感想
ラグビーワールドカップに合わせたわけじゃないけど、元ラグビー日本代表と内田樹の対談。ラグビーと合気道なので全然違うはずだが、面白いところで話が繋がる。内田樹が漫画の「バガボンド」や映画の「300」を出してくる所が面白い。ノールックパスとか一瞬のスキをつくとか、武道でいうところの「気」だったり「気配」だったり。観客と一体になることで、観客の目線で試合の流れを掴むとかさもありなん。日本は兵隊育成→体育→スポーツの流れなので、体罰や根性論になるとか。面白かった。
読了日:10月12日 著者:内田 樹,平尾 剛
グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)感想
女優?片桐はいりによる、グアテマラに移住した弟に関するエッセイ。グアテマラに移住って凄いよな。グアテマラってコーヒーしか知らないけど、現地の人は不味いインスタントコーヒーばっかりって。南米の「なんくるないさー」加減がなんとも異国。片桐はいりの当たって砕けろ感が面白い。
読了日:10月06日 著者:片桐 はいり
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)感想
伊藤計劃スゲエ!単にディストピア小説が好きなだけかもしれないが。この設定、このエンディング、ミァハの生い立ち、どれも凄い。今年読んだ中で一番かもしれない。もっと読みたい作家さんなのに、何作もないのね。非常に残念だ。 マークアップ言語の使い方も面白くて良かった。 「人間は極端な出来事を経験しちまうと、丁度いい頃合いを取るのが難しいんだな。」
読了日:10月01日 著者:伊藤 計劃
忘れたふり どくだみちゃんとふしばな2 (どくだみちゃんとふしばな 2)忘れたふり どくだみちゃんとふしばな2 (どくだみちゃんとふしばな 2)感想
メルマガを纏めた本の2冊目。吉本ばななのエッセイには、ずーっと昔から違和感があるのだが、なんとなく分かった。ばななから見て、真摯に・丁寧に生きていない人達に不寛容なんだな。あくまで「ばななから見て」だと思うので、そんなに非難しなくても、と思うのだが。 トイレが清潔でない飲食店に対し、トイレ掃除なんてタダでできるサービスなんだから何故やらない?とかあるけど、人が動くんだからタダじゃないだろ。その店にとって、トイレ掃除の基準・優先順位がばななと違うんだろ。
読了日:09月23日 著者:吉本 ばなな
金曜日の本 (単行本)金曜日の本 (単行本)感想
自伝的エッセイ? 淡々さ加減がいつもどおりなので、本当のことなのかいつものヨタ話なのかわからないけど、心地よい文章。片岡義男の赤い背表紙の文庫本、沢山読んだよなぁ。 「本を買うというのは、「未来と約束すること」なんだと気がついた。」ってのが良い。
読了日:09月21日 著者:吉田 篤弘
ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)感想
14歳の若者にむけて、30人の大人達が「今のうちに読んでおくべき」と薦めた30冊が紹介されている。あえてSFを薦めている人がいて、スタンスとして面白かった。そのなかで読んだのは多分5冊。恩田陸が三大奇書の一つ「虚無への供物」を薦めている。読んでみるかなぁ。
読了日:09月21日 著者:雨宮 処凛,新井 紀子,森 達也,村上 陽一郎,木田 元,柳澤 桂子,山崎 ナオコーラ,吉田 篤弘,上野 千鶴子,大澤 真幸,岡ノ谷 一夫,恩田 陸,中江 有里,角田 光代,金原 瑞人,貴志 祐介,工藤 直子,小池 龍之介,佐藤 優,島田 裕巳,辛酸 なめ子,橘木 俊詔,出久根 達郎,長沼 毅,石原 千秋,野中 柊,服部 文祥,本田 由紀,ホンマ タカシ,森 絵都
コンビニ人間コンビニ人間感想
2016年の芥川賞受賞作。面白かった。 大勢の人間が持っているであろう「普通でいなければ」という強迫観念を、コンビニで働き続けることしかできない主人公に目の当たりにされた感じ。生きづらい世の中だよね。
読了日:09月16日 著者:村田 沙耶香
仕事ごっこ ~その“あたりまえ"、いまどき必要ですか?仕事ごっこ ~その“あたりまえ"、いまどき必要ですか?感想
日本固有かもしれない業務の生産性を落とす謎ルールを面白おかしく紹介したもの。「あたりまえ」と思っている人が読むと世界が変わるかも。でも「あたりまえ」と思っている人は、こんな本は手に取らないか...
読了日:09月15日 著者:沢渡 あまね
MORI Magazine3MORI Magazine3感想
いつもの森博嗣。「ショートショート3」が何度読んでも分からない。うーん。
読了日:09月13日 著者:森 博嗣
ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)感想
森博嗣スゲエ! またしても最後の一行(二行目?)にヤラれた。SFの世界なんだけど、ある種の叙述トリック? WやWWシリーズにむけて、Gシリーズとしてどう終わらせるのか楽しみ。 「本当にデジタルを知っている者はね、この世界を過信しない。もっとさ、自分の腕を信じてる」って、島田さんカッコいい。
読了日:09月09日 著者:森 博嗣
東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。感想
日記シリーズの5冊目。なにがほんとうで、なにがつくりごとなのか。まぁなんでも良いけど。「近所のカップル。」が気になる。なにがあったんだ〜! まぁなんでも良いけど。
読了日:09月01日 著者:川上 弘美
ウィステリアと三人の女たちウィステリアと三人の女たち感想
女性が主人公の短編4つ。男性がほぼ出てこない。 表題作は、ある意味のホラー?こんな作品が書けるのは凄いなぁ。「彼女と彼女の記憶について」の続きが気になる。 不思議な感じが続く川上未映子って良いよなぁ。
読了日:08月31日 著者:川上 未映子
テロリストのパラソル (角川文庫)テロリストのパラソル (角川文庫)感想
直木賞受賞作。読んだ気になっていたけど初読。面白かったけど、人の繋がりが強すぎて(都合良すぎて)ちょっとなぁ。あと、ブレーキの壊れた車が切っ掛けだけど、時代的にMT車なんだから、エンジンブレーキ効きまくりで簡単に止まるよ。
読了日:08月26日 著者:藤原 伊織
種まく人種まく人感想
丁寧に書かれたエッセイや詩が25篇。表題作の「種まく人」より「人が生きているところ、そこに文学がある。人は誰もが、世界という大地に文学の種をまく人なのである。」
読了日:08月25日 著者:若松 英輔
すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1 (どくだみちゃんとふしばな 1)すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1 (どくだみちゃんとふしばな 1)感想
有料メルマガに連載していたものを、加筆修正してまとめたエッセイ。相変わらずのクレーマーっぷり。 新潟での講演に人が少なかったとあり、ため息をつくと共に、来てたなんて知らなかった。ツイッターをフォローすれば良いのかもしれないが、いらない情報が多いんだよな。
読了日:08月15日 著者:吉本 ばなな
χの悲劇 (講談社ノベルス)χの悲劇 (講談社ノベルス)感想
もう、エピローグの凄さったら!! 最後の1行にヤラれた。 途中までは、ハッキング風景とか上手く書いているなぁってだけだったのに。 「技術者は賢明である」うん、そうだよね。 島田文子は「素晴らしい才能をもっていた。天才だった。」
読了日:08月14日 著者:森 博嗣
アサイラム・ピース (ちくま文庫)アサイラム・ピース (ちくま文庫)感想
「氷」のアンナ・カヴァンの新刊?が本屋に並んでいたので、思わず購入。「文庫のあとがき」にもあるようにアンナ・カヴァンの本が発売されるなんて。 断片的な暗い話が続くばかりで、ストーリー的に感想がどうのこうのは無いのだが、心に引っかかる作品(作者)です。
読了日:08月12日 著者:アンナ カヴァン
小澤征爾さんと、音楽について話をする小澤征爾さんと、音楽について話をする感想
世界の小澤と対等に話ができる村上春樹。村上春樹ってジャズだとばかり思っていたけど、クラシックに対してもこんなに造詣が深いんだ。驚き。小澤征爾って、芸術家だけあって破天荒な方なんだな。
読了日:07月20日 著者:小澤 征爾,村上 春樹
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 (集英社文庫)池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 (集英社文庫)感想
マルクスの資本論を、高校生相手に読み解いたもの。しかも、現代にあてはめて読み解いている。 新自由主義のおかげで、150年前の世界が再生されてしまったと。これから、改革は行われるのか。
読了日:07月20日 著者:池上 彰
自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書感想
部下に気づきを与えることで、腹落ちさせて仕事を覚えていってもらう。部下の状況をよく見ながら進める必要がある。一時的には、指示してしまった方が早いけど、長い目で見たら、それではダメ。そうは言っても、部下の腹落ち具合を見極めるのって難しそう。うーん。
読了日:07月18日 著者:篠原 信
ひとまず、信じない - 情報氾濫時代の生き方 (中公新書ラクレ)ひとまず、信じない - 情報氾濫時代の生き方 (中公新書ラクレ)感想
タイトルはともかく、いつもの押井節。人生の優先順位を考えろと。
読了日:07月13日 著者:押井 守
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)感想
初・窪美澄。ライターのホーボージュンが薦めていたので読んでみた。R‐18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作だとか。さすがR-18、最初の短編からやってくれるわ。あるいみ不幸な5編が並ぶ。だけどね、いい感じの本でした。なるほどねぇ。
読了日:07月12日 著者:窪 美澄
みみずくは黄昏に飛びたつみみずくは黄昏に飛びたつ感想
入念に準備した川上未映子による、村上春樹へのインタビューを起こしたもの。「騎士団長殺し」も読んだことだし、読んでみた。村上が自作のことを覚えていなくて、川上に指摘されるのが面白い。村上の言う、読者と作者の「信用取引」という表現に納得。68歳の村上が「僕よりうまくセックスできる人は、世の中にきっといっぱいいるはずです(笑)。・・・小説は違う。こういうのはたぶん僕にしかできないんだという実感があります。」って、流石だなぁ。
読了日:07月06日 著者:川上 未映子,村上 春樹
宇宙の匂い宇宙の匂い感想
BJCデビューから27年間に書かれた詩と日記など。27年分の詩って、読み終えられるものじゃない。読んだら聞きたくなるし。昔、UAが言っていた「自分は歌詞を書くけど、ベンジーは詩を書いている」。まさに!
読了日:06月23日 著者:浅井 健一
それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ)それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ)感想
なんと!ハギリとウグイがまた読める! 面白くって流し読みしちゃったので、ちゃんと読み直そう。 カタナってのが、今後に期待!
読了日:06月23日 著者:森 博嗣
静かに、ねぇ、静かに静かに、ねぇ、静かに感想
短編3編。だけど、「静かに、ねぇ、静かに」って作品は無いんだな。相変わらず、いや〜な感じがひしひしと伝わってくる。でも、たまに読みたくなるよね。本谷有希子。
読了日:06月08日 著者:本谷 有希子
集中力はいらない (SB新書)集中力はいらない (SB新書)感想
いつもの森博嗣。集中力とかやる気とか精神論でなく、発散させることで見えてくるものがある。集中しすぎると、ひらめきを見過ごすことにもなる。森博嗣は集中力主義に一石を投じているだけで、人それぞれだよね。
読了日:06月05日 著者:森 博嗣
探検家の日々本本 (幻冬舎文庫)探検家の日々本本 (幻冬舎文庫)感想
探検家の角幡唯介による、書評とかエッセイとか。作者本人が読みたいと思って読んだ本を紹介しているので、特に面白い。最初の1冊が金原ひとみの「マザーズ」ってのは意外で、なおかつ視点が面白かった。そうだよなぁ。男はなぁ。2011年の今年の三冊は、「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」「マザーズ」「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」だそうだ。気になる。巻末に紹介された本の一覧があり、いつまでも楽しめそうな本である。
読了日:05月22日 著者:角幡 唯介
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編感想
こんな無茶なストーリーを楽しませるのが村上春樹の凄さだと思う。ユズの浮気から切っ掛けだと思うが、離婚届けを出してないとか最後は何なの? 免色はこの後どうなるのだろう。腹落ちしていない点は多々あるが、村上ワールドを楽しみました!
読了日:05月19日 著者:村上 春樹
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編感想
「人には知らないでいた方がいいこともあるだろう」
読了日:05月18日 著者:村上 春樹
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)感想
初・伊藤計劃。スゲー。この世界観。リアルに感じられる近未来感。人工筋肉とか戦闘適応感情調整とか、本当に開発されそう。面白かった!いろいろ読みたいけど、早逝されているんですね。
読了日:05月14日 著者:伊藤 計劃
退屈をあげる退屈をあげる感想
北書店で原画展を見て、サイン本をゲット。 愛猫との出会いから別れを綴った詩画集。猫と暮らしたくなるなぁ。出会いを待つのか!
読了日:05月12日 著者:坂本千明
森には森の風が吹く森には森の風が吹く感想
自作小説の後書きやエッセイなど、森ファン向けの本。もう、何を読んでも嬉しいのだが、「現代人の力」が特に良かった。こういうことを言ってくれる先生(教師)に巡り会える学生は幸せだろうな。
読了日:05月06日 著者:森 博嗣
ボクたちはみんな大人になれなかったボクたちはみんな大人になれなかった感想
話題になったよなぁ〜と読んでみた。うーん、いい感じの小ばなしが並んでいるんだけど、なんかなぁ、いまひとつ。いまふたつ。「ボクたち」って誰よ。なれる「大人」って何よ。
読了日:05月05日 著者:燃え殻
西尾維新対談集 本題西尾維新対談集 本題感想
対談集。対談相手が豪華。西尾維新が相手の考えていることを引き出すのではなく、西尾維新の考えが前面に出てきいて面白い。西尾維新って、殆ど読んでいないけど。凄い人だよね。
読了日:05月05日 著者:西尾 維新,木村 俊介,荒川 弘,羽海野 チカ,小林 賢太郎,辻村 深月,堀江 敏幸
キウイγは時計仕掛け (講談社ノベルス)キウイγは時計仕掛け (講談社ノベルス)感想
犀川先生がタバコやめたのは事件だろう。
読了日:05月04日 著者:森 博嗣
ジグβは神ですか (講談社ノベルス)ジグβは神ですか (講談社ノベルス)感想
真賀田四季、降臨!
読了日:05月03日 著者:森 博嗣
Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)感想
物理的には自殺でも、ある意味では他殺?
読了日:05月03日 著者:森 博嗣
目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)感想
真賀田四季に、じわじわ近づいている。
読了日:04月29日 著者:森 博嗣
ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)感想
役者は揃った!って感じだけど、謎は深まるばかり。
読了日:04月28日 著者:森 博嗣
εに誓って (講談社ノベルス)εに誓って (講談社ノベルス)感想
バスね。なんか違和感あったんだよね。そうきたか。
読了日:04月28日 著者:森 博嗣
λに歯がない (講談社ノベルス)λに歯がない (講談社ノベルス)感想
λと田村?! それだけ??
読了日:04月27日 著者:森 博嗣
τになるまで待って (講談社ノベルス)τになるまで待って (講談社ノベルス)感想
科学技術の発達によって、密室は誰にでも作れるものになったんだな。
読了日:04月27日 著者:森 博嗣
Φは壊れたね (講談社ノベルス)Φは壊れたね (講談社ノベルス)感想
森作品は好きだけど、森ミステリは今ひとつ。なんでだろうなぁと思っていたけど、わかった。人が死ぬと言うことに、ドラマが読み取れないからだ。人を殺してでも何とかしたいと言う、非常事態が伝わらないからだ。本作もなぁ、なんで死んだんだ?シリーズを追うと分かるのか?
読了日:04月27日 著者:森 博嗣
口笛の上手な白雪姫口笛の上手な白雪姫感想
短編8篇。どれも不思議な世界。ある意味リアル。どれか一つというと表題作かなぁ。「一つの歌を分け合う」も、「レ・ミゼラブル」を観たときのことが思い出されて良かった。
読了日:04月20日 著者:小川 洋子
恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)感想
初・井上真偽。前からタイトルが気になっていたけど、文庫になって購入。面白かった! 数学的論理は全然ついていけなかったけど! でもなぁ、スターアニスが日本に自生していないから、採ったことがないってのは決めつけすぎていないか。安楽椅子探偵は裏取りしないからなぁ。 動機なんてどうでもいいスタンスが、森博嗣っぽくて良い。
読了日:04月13日 著者:井上 真偽
ランチ酒ランチ酒感想
連作短編集。主人公は深夜ワケありの人を見守る「見守り屋」。深夜から朝まで見守りをして、昼にアルコールと共にランチをとって、かえって寝る。一日の締めくくりとして、美味しい食事と、それに合うアルコール。どのランチも美味しそうで、東京を中心に実在の店なんだろうな。特に、新丸子のアジフライが食べてみたい。一風変わった職業なのは、原田ひ香ではよくあること。今回も面白かったです!
読了日:04月07日 著者:原田ひ香
その話は今日はやめておきましょうその話は今日はやめておきましょう感想
定年後の老夫婦の家に、若い男が家政婦的に入りん混んでいく話。いろいろと考えさせられる、身につまされるお話。いやーな感じで話は進むのだが、最後はまぁ良かったかな。
読了日:04月07日 著者:井上 荒野
心霊殺人事件: 安吾全推理短篇 (KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ)心霊殺人事件: 安吾全推理短篇 (KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ)感想
短編10篇。お気楽な読み物が多いけど、最後の「アンゴウ」にはヤラれたなぁ。 文庫とはいえ、坂口安吾の新刊が出るなんて素晴らしい(中身は当然既出)。
読了日:04月07日 著者:坂口安吾
これで駄目ならこれで駄目なら感想
初カート・ヴォネガット。現代アメリカ文学を代表する作家の一人だとか。うーむ、そんなことを知らずに読むのだから、出てくる喩えや背景がわからなくても当たり前か(違う!)。主に大学の卒業式での講演をまとめた物。頻繁にジョークを挟みながらしゃべるので、わからない人にはテンポが悪い。でも、良いこと言っている。「物事が本当にうまくいっているときに、ちゃんと気づかなきゃいけない。(中略)「これで駄目なら、どうしろって?」」 If this isn't nice, I don't know what is.
読了日:03月21日 著者:カート・ヴォネガット
ねこの小児科医ローベルトねこの小児科医ローベルト感想
「氷の海のガリオン」の木地雅映子と「リトル・フォレスト」の五十嵐大輔が作った絵本。いいに決まってる! 小学生向けらしいけど、買っちゃた。我が家に小学生いないけど。 夜中に体調の悪くなった人間の子どもを診る、猫のお医者さんの話。日本のように豊かな生活がおくれるのは幸せなこと、子どもが無事に育つことは幸せなこと。そんな当たり前のことを、読みやすく書いてある本です。
読了日:03月06日 著者:木地 雅映子
傷痕 (文春文庫)傷痕 (文春文庫)感想
マイケル・ジャクソンをモチーフにした作品。銀座の廃小学校を遊園地に変え、出生不明の娘と暮らすキング・オブ・ポップが突然死ぬところから話は始まる。キング・オブ・ポップに翻弄された人々、「傷痕」という名の娘しかり、小児スキャンダルの子どもしかり、パパラッチ、ファミリー、彼のファン。MJに対して興味のない自分には、とても面白く読めた。桜庭一樹、さすがだなぁ。 MJファンがMJだと思って読むと駄目かも。
読了日:03月05日 著者:桜庭 一樹
七つの会議七つの会議感想
初・池井戸潤。会社の偉い人が薦めていた本。なるほど、考えさせられることが多い。メーカーとしてコストダウンは必須だが、超えてはならない線がある。抜き取りチェックとか無いのかな。面白くもあったけど、ドーナツの話は必要かなぁ。
読了日:02月24日 著者:池井戸 潤
手のひらの京手のひらの京感想
京都を舞台にした三姉妹とその家族の物語。京都出身の綿矢りさだから書けた作品なんだろうな。良くも悪くも京都らしさが感じられる。三姉妹の個性それぞれに、続きが読みたくなるストーリー。良かったです。
読了日:02月24日 著者:綿矢 りさ
内田さんに聞いてみた 「正しいオヤジ」になる方法内田さんに聞いてみた 「正しいオヤジ」になる方法感想
「地震、雷、火事、親父」と恐いものの対象であったはずのオヤジ。今は疎まれるだけのオヤジに対して、どうあるべきか語り合ったもののはずであるが、内容は全然違う... まぁいつもの内田節なので、内容は面白い。今の世の中・子供とどう向き合い、自分の老いとどう向き合い、老後に向けて定年前から学び始める。
読了日:02月24日 著者:内田 樹,木村 政雄
タッグ 私の相棒タッグ 私の相棒感想
警察アンソロジー。押井守が読みたくて選んだ本。警官はペアで行動することになっている。仕事だからと言って、どんな相手でも良い訳じゃなく、そこに物語が生まれる。 押井守は、ここでもパトレイバー。これはこれで、面白かった。7人のうち一番良かったのは今野敏の作品。逢坂剛の作品は、イマイチで残念だったなぁ。
読了日:02月19日 著者:
おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作るおしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作る感想
元ピチカート・ファイブの野宮真貴によるエッセイ。美人じゃないけど、おしゃれな野宮真貴も57歳。加齢とやんわり戦いつつ美しくみせる。おしゃれはあくまでも自分のため。オヤジの読む本では無いかもしれないが、最後の「あなたに贈る魔法の言葉」は良かったなぁ。なんか矛盾するのもあるけど。あと、迷ったときの基準「そこに愛はあるのか」。いいなぁ。
読了日:02月17日 著者:野宮 真貴
小心者的幸福論小心者的幸福論感想
小心者で周りに気遣ってばかりで生きづらさを経験してきた作者が、どうやったら生きやすくなったかを書いた指南書? だけど、どれもぶっ飛んだ体験に基づいていて、参考になる人は少なそうな。そんな雨宮処凛を遠くから眺めているのは面白いです。
読了日:02月13日 著者:雨宮処凛
軽薄軽薄感想
面白かった、最後にそうきたか。8歳の息子がいる30女が主人公。10歳下の甥と不倫関係になってしまい、だけど淡々としているうちに、甥の過去を知る。 主人公も甥も海外生活経験があり、さまざまな意見が述べられているのは、金原ひとみの海外生活からきてると思うけど、「日本という国はディズニーランドのようだ」って、言い得て妙。
読了日:02月11日 著者:金原 ひとみ
月夜のサラサーテ The cream of the notes 7 (講談社文庫)月夜のサラサーテ The cream of the notes 7 (講談社文庫)感想
クリームシリーズ7冊目。まぁいつもどおり。スバル氏に関する記述が好き。面白い夫婦だよなぁ。
読了日:02月02日 著者:森 博嗣
新しい分かり方新しい分かり方感想
ピタゴラスイッチの佐藤雅彦による、いろいろ気づきを与える本。さまざまな視点や観点で物を見る目を養う。頭が固くなっちゃ駄目だなぁ。
読了日:01月04日 著者:佐藤 雅彦
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)感想
アウトプットすることで知識は定着する。アウトプットは、話す・書く・行動すること。 3行ポジティブ日記始めようかな。
読了日:01月02日 著者:樺沢紫苑


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