読んだ本の数:55
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ナイス数:581
おやすみ、東京 (ハルキ文庫)の感想
東京は「夜の7時」でなくて、「午前1時」に動いている人達の連作短編集。なんとも吉田篤弘なストーリーで、最後もほっこり。いい塩梅でした。キンキンに冷えたコークハイが飲みたくなる。
読了日:12月31日 著者:吉田 篤弘
ゴリラの森、言葉の海 (新潮文庫)の感想
ゴリラについて語っているはずが、人間の特殊性があらわになって面白かった。一泊二日で屋久島に行っているのが、羨ましい!
読了日:12月26日 著者:山極 寿一
追懐のコヨーテ The cream of the notes 10 (講談社文庫)の感想
クリームシリーズの10冊目。時事的なことが増えているけど、いつもの森博嗣なので、言っていることに変わりはない。購入したという25年前のクラシックカーって何だろう?気になる。 森博嗣デザインの栞がないのかぁと思っていたら、製本時のミスだとか。送付を依頼しました。
読了日:12月19日 著者:森 博嗣
夜に駆ける YOASOBI小説集 (双葉文庫)の感想
YOASOBIは好きで良く聴いている。MVなんかも観ていて、それなりにストーリーは掴んでいるつもりだったけど、原作は原作として楽しめた。巻末インタビューでAyaseが「原作を骨にして別の肉をつける」と言っていて、単純に凄いなと思った。5作品あったけど、「ハルジオン」の原作はかなりイメージが違ったので、肉の種類が違いすぎたのか。
読了日:11月07日 著者:星野 舞夜,いしき 蒼太,しなの,水上 下波,橋爪 駿輝
走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)の感想
単行本でも読んでいたけど、ジョギングを始めたので、今一度読んでみた。頷ける部分と驚嘆する部分があり、やはり面白く読めた。自分のために走り続けようと思った。
読了日:10月17日 著者:村上 春樹
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」の感想
面白い本だった。「結論から」「全体から」「単純に」考える。なんか頭が良くなった気がする。
読了日:09月24日 著者:細谷 功
武道論: これからの心身の構えの感想
武道に関連するエッセイの寄せ集め。『武道の目的は「天下無敵」である。それ以外にない。』 で、敵とは試合の相手ではなく(そもそも合気道に試合はない)、政治でもウイルスでも、とにかく『世界を見渡したときに「敵」と呼ばれるようなものが存在しない』とのこと。 村上春樹は武道家ではないけれど、あの小説家書く力を受け取るため、走ることで心身のパフォーマンスを得ているとか。さもありなん。 なにかを始めることに遅すぎることはないのだが、武道を始め(再開)たくなる。
読了日:09月20日 著者:内田樹
全ての装備を知恵に置き換えること (集英社文庫)の感想
石川直樹が世界各地を舞台に書いたエッセイの寄せ集め。良いタイトルだよな。パタゴニア創設者の言葉とのことだが。「極北へ」を読んだばかりだけど、彼は寒いところだけでなかったんだな。なんか石川直樹と海って繋がらない。気球のことが出てきて思いだしたけど、彼は神田道夫と太平洋横断しようとした人だった。そうそう、そのあたりも知りたかったんだよな。「最後の冒険家」も読まなきゃ。
読了日:09月18日 著者:石川 直樹
極北へ (毎日文庫)の感想
極北やデナリ登山のエッセイをまとめたもの。厳しい自然のもとへ行くのだから、目的のためには手段は選ばん!みたいな人かと思ったら、雪を解かした水の飲むにあたり「ダウンの羽毛やわけのわからない細かな粒ごとおいしく飲めるほど、僕は無頓着ではないのである」とあり、意外。 オレもオーロラ観てみたいなぁ。
読了日:09月05日 著者:石川 直樹
ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦いの感想
服部文祥が取り上げていたので読んでみた。100年前に北海道に移住した狩人の記録。「ヒグマ」との戦いとあるけど、「自然」との戦いだよなぁ。楽しそうだけど。アイヌとの関わりもあって「ゴールデンカムイ」を読んでいる身としては、それも楽しめる。
読了日:08月28日 著者:西村 武重
9月9日9時9分の感想
「初版印税はDVや依存症の更生、治療に携わるグループ・施設へ寄付されます」とのことで、図書館でなく購入。一木けい4冊目の本書は、著者の住むタイ描写が豊富にあり楽しめるのだが、うーんちょっと期待はずれ。1,2冊目は凄く好きなんだけどなぁ。期待し過ぎか。最後9時9分に何が起こるのか書いて欲しかったなぁ。
読了日:08月05日 著者:一木 けい
サンドの女 三人屋 (実業之日本社文庫)の感想
「三人屋」の続編。面白い。三姉妹はそれぞれ幸せになるのかなぁ。このままズルズル行くのかもしれないけど、続編に期待。
読了日:07月18日 著者:原田 ひ香
小説 ブラック・ジャック (APeS Novels)の感想
手塚治虫のブラック・ジャックを、瀬名秀明が原作をモチーフに現代に蘇らせた書き下ろし。短編5篇。どれも良かったけど、どれか一つと言うと「女将と少年」かなぁ。人間には手に負えないこともあるけど、医者の意志とか、皆のやりきった感とか。
読了日:06月27日 著者:手塚 治虫(原著),瀬名 秀明
下山の哲学──登るために下るの感想
日本で唯一のヒマラヤ8000メートル峰14サミッターである竹内洋岳による、14座の下山記録。山はベースキャンプに帰ってきてこそ、登頂と言えると。言われてみると当たり前だけど、その下山に焦点をあてた本というのがなんとも。「だからこそ、自分にフェアでなければならない。」を読んだときも、変わった山屋だなと思ったけど、やっぱり超人だった。ものすごいお金(きっと)と時間を掛けて山を登って、頂上を目の前に撤退する判断とか、突っ込むことだけが勇気じゃないよな。良い本でした。
読了日:06月20日 著者:竹内 洋岳
押井守監督が語る映画で学ぶ現代史の感想
「映画は時代のタイムカプセル」と言う視点で、押井守が戦後から現代まで語る。観てない映画が多いのは残念だが、押井守が以前から言っている映画の裏?テーマ的なところの解説が面白い。現代日本映画の衰退は酷いことになっているけど、映画に限らず、文学とか、そもそも日本とか...
読了日:06月20日 著者:押井守,野田真外
シネマの神は細部に宿るの感想
押井守が映画をフェティッシュに語りまくった1冊。兵器に関する蘊蓄が凄いので面白く読んだ。とりあえず「スナイパー」観たいな。
読了日:06月19日 著者:押井 守
夏物語の感想
女性の様々な惑わされる気持ちが沢山詰め込まれた作品。長過ぎるけど、良かった。男は単なる働きアリのくせして、中心でいられる世界を作り上げたが故に、女性は生きづらいところが多々あるだろう。
読了日:06月17日 著者:川上 未映子
水瓶の感想
短編9篇。全然分からなかった。そういえば、昔の川上未映子ってこんなだったなと思い出した。
読了日:05月30日 著者:川上 未映子
じごくゆきっの感想
短編7篇。どれも微妙に毒があって良い。女教師と女学生の逃避行である表題作は、まぁ軽い方か。良かったのは、「ロボトミー」。「A」も良かったな。桜庭一樹らしい、一冊。
読了日:05月20日 著者:桜庭 一樹
小田嶋隆のコラムの切り口の感想
20年分のコラムを、形式分類してより優った?コラム集。コラムは面白いんだけど、取り上げている時事が情けない日本を表していて暗くなる。
読了日:05月17日 著者:小田嶋隆
たましいのふたりごと (単行本)の感想
川上未映子とほむほむが78ワードについて語る対談。ほむほむは相変わらずだし、川上未映子は男前だなぁ。「結婚」が面白かった。身につまされる...
読了日:05月16日 著者:川上未映子,穂村弘
吉本ばななが友だちの悩みについてこたえるの感想
吉本ばななが(自分の)友だちの悩みについて答えるのかと思ったら、違ってた! 友情や人付き合いについてのお悩み相談だった! まぁ、いい加減自分もいい年なので、ばななの言っていることは分かる。親友だと思っていても、自分を煩わせるような奴が、本当に親友なのかと。自分も人も変わっていくのだから、その時、その時、必要に応じて真摯に向き合っていれば良いのかと。
読了日:05月16日 著者:吉本ばなな
読書で離婚を考えた。の感想
田辺青蛙って、全然知らなかった。でも、円城塔の妻ってポジションが凄すぎる。円城塔についていけるのか?と思ったら全然そうではなくて、「お互いを理解するために本を勧めあった格闘の軌跡」とある。うん、全然噛み合ってない。でも、この連載のなかで少しは歩み寄れたのかな。面白かったです。「ソラリス」を読んでみたい。
読了日:05月15日 著者:円城 塔,田辺 青蛙
わたしの好きな季語の感想
理系の川上弘美が、俳句ってのが意外。小説を読んでいて、出てくる単語や言い回しから、独特というか今どきでなさは感じていたけど。季語って「ストーブ」とか近代の単語も含まれるのね。「歌留多」で「ちはやふる」が出てきたのには笑った。いいよね「ちはやふる」。
読了日:05月15日 著者:川上 弘美
夢も見ずに眠った。の感想
とても良かった。一組の男女が日本各地で怒り・怒られ。単身赴任で鬱からの離婚って、今の状況からするとかなり辛いお話なんだけど、いい作品でした。 「努力が報われるなんてことはなかった。因果応報なんてこともなかった。そして、やり直しだって利かないのだった。失敗のフォローも、裏切りの修復もできなかった。何かの途中なんてこともないのだった。一日一日が、一度きりの完結するエピソードなのだった。「もしも」なんてどこにもないのだった。」
読了日:05月15日 著者:絲山秋子
京都で考えたの感想
クラフト・エヴィング商會による、京都で書かれたエッセイ集。各エッセイにタイトルがあり、目次には書かれているけど、各エッセイはタイトルが表示されないまま淡々と配置される面白い形の本。 京都なぁ、街並みが古すぎてちょっと苦手なんだけど、特別な街だよね。このコロナ禍はいつ収束し、京都に行けるようになるのだろうか。
読了日:05月13日 著者:吉田篤弘
まずはこれ食べての感想
ベンチャー企業に雇われた家政婦が、美味しいものでギスギスした関係を解きほぐしていく連作集。1作目を読んで、ヨシヨシと思ったら、段々重くなっていって、最後はそうきたか! 騙された感はあるけれど、コレはコレで良し!
読了日:05月11日 著者:原田 ひ香
小説という毒を浴びる 桜庭一樹書評集の感想
桜庭一樹の書評・対談をまとめたもの。書評は翻訳物が多い気がする。翻訳物はどちらかと言うと、苦手なのだが、それでも読んでみたい本が多数ある。装画がヒグチユウコなのも良い。「みんなで小説という毒を浴びてもっとずっと悪い人間になろう!」
読了日:05月08日 著者:桜庭 一樹
弱さのちからの感想
コロナ禍に書かれた文章をまとめた物。強いことが良いことだと言われ続けるなか、コロナ禍の状況で弱いもの立場が一層危ういものとなり、また、強い側にいると思っていた者たちも危うくなっている。弱さを認め繋がっていくことから真の強さが生まれる。
読了日:05月08日 著者:若松 英輔
なにものにもこだわらないの感想
いつもの森節で、自分は「拘る」ことは避けているってのが書かれているんだけど、なんか冗長すぎて集中できませんでした。
読了日:05月01日 著者:森 博嗣
身体(からだ)の言い分の感想
ために成ること盛りだくさんで、まとまらないんだけど、ひとつだけ「取り越し苦労はするな」。なるほどなぁ。
読了日:04月30日 著者:内田 樹,池上 六朗
三度目の恋 (単行本)の感想
現代を生きる女性が、夢の世界で吉原の遊女になったり平安時代の女房になったりして、愛するということを考える。三度目の恋の相手は、ひとでさえないかもしれないとか、川上弘美らしいというか、凄い領域まで来たなぁと。良いお話でした。 「伊勢物語」、「高丘親王航海記」、どちらも未読だ...
読了日:04月29日 著者:川上 弘美
ムシカ 鎮虫譜の感想
今回も凄い情報量。たった1日の事件なのか。虫ホラーのエンタメで面白かった!
読了日:04月25日 著者:井上 真偽
御社のチャラ男の感想
やっと読めた。面白かった。食品会社の営業部長がチャラ男。彼を中心とした連作が続くなか、途中で彼の独白があるのが良い。最後のドタバタも意外性があって良かった。ところどころ、会社とは仕事とは、考えさせられるフレーズが出てきてウッとなる。
読了日:04月24日 著者:絲山 秋子
全部ゆるせたらいいのにの感想
「1mmの...」に続き、アルコール依存症の父が出てくる。しかもその割合が高い。非常に辛い。病気だからと言って、ゆるせないよね... 飲まなきゃやっていけない仕事って、働くって、辛い。
読了日:04月24日 著者:一木 けい
走る? (文春文庫)の感想
「走る」ことをテーマにしたアンソロジー。服部文祥いわく”75パーセント実話”の短編が読みたくて。服部文祥以外の作者は殆ど知らなかった。服部文祥の作品は、良かった。面白かった。確かにある程度実話っぽい。ほかは、走ることが爽やかに書かれていて、オレも走るか?とその気にさせる物が多かった。小林エリカの「飛田姉妹の話」が良かった。SFだよね⁉
読了日:04月23日 著者:東山 彰良,中田 永一,柴崎 友香,王城 夕紀,佐藤 友哉,遠藤 徹,前野 健太,古川 日出男,岩松 了,小林 エリカ,恒川 光太郎,服部 文祥,町田 康,桜井 鈴茂
君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species? (講談社タイガ)の感想
WWシリーズ第5段。グアトとロジのやり取りが楽しい。コロナ禍の影響か「感染」なんて単語も出てきたな。1冊、1冊の山場はともかく、シリーズとして「生きる」とは「生命」とは、についてどう決着をつけるのか期待してます!
読了日:04月17日 著者:森 博嗣
けものたちは故郷をめざす (岩波文庫)の感想
ヤマザキマリが感銘を受けていたので読んでみた。生きようとする力強さに打ちひしがれました。こんな気力、オレには無いなぁ。
読了日:04月04日 著者:安部 公房
空気が読めなくても それでいい。: 非定型発達のトリセツの感想
うーん。そうか...
読了日:04月02日 著者:細川 貂々,水島 広子
流星シネマの感想
いつもの淡々とした中にも大きなうねりがあり、とても良かった。小説なのに音が聞こえる感じの不思議さ。装幀がクラフト・エヴィング商會なのは当然として、登場人物イラストが著者ってのも凄い。お気に入りの作家さんだけど、なかでもこの作品は現時点ピカイチ!
読了日:03月14日 著者:吉田篤弘
オードリー・タン デジタルとAIの未来を語るの感想
台湾凄い! こんな天才がデジタル担当大臣だもんなぁ。日本のデジタル省は期待できない... そもそも「台湾に健全な民主主義体制が根付いている」と言い切れるのが羨ましい。日本の民主主義は、忖度に基づく右ならえだし。
読了日:03月04日 著者:オードリー・タン
モモ (岩波少年文庫(127))の感想
コロナ禍に読まれている本とのことで、初めて読んでみた。時間の大切さを認識させてくれる本。忙しいのは、心を亡くすからなぁ。
読了日:02月28日 著者:ミヒャエル・エンデ
ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9 (講談社文庫)の感想
いつものつぶやきシリーズ。新型コロナに言及しているところが特別か。それでも、いつものスタンス。
読了日:02月20日 著者:森博嗣
JR上野駅公園口 (河出文庫)の感想
全米図書賞受賞とのことで読んでみた。柳美里を読み切ったのは初めてか。福島県相馬郡出身の、出稼ぎで一家を養った、ついていない男が主人公。日本の闇に、次から次へと光をあてる。で⁉ このような作品が、日本でなくアメリカで賞を得るのがまたなんとも言えず...
読了日:02月17日 著者:柳美里
生のみ生のままで 下の感想
ハッピーエンドで良かった。 LGBTに違和感を感じはするが、人それぞれハッピーになって欲しい。
読了日:02月14日 著者:綿矢 りさ
生のみ生のままで 上の感想
彼氏の友人の恋人である女優と恋に落ちる逢衣。同性愛志向は無いはずの逢衣が、どんどん女優に引き寄せられる。 綿矢りさには、「夢を与える」で女優がバッドエンドに終わる作品があるので、この先が非常に気になる。
読了日:02月12日 著者:綿矢 りさ
ペスト (新潮文庫)の感想
長かった。ようやく読了。うーん、いつの間にかペストは落ち着いて、リウーの周りには誰もいなくなって。うーん。
読了日:02月11日 著者:カミュ
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想
「一生モノの課題図書」ってのは良いコピーだ。日本にだけ暮らしていると気づけないこと盛りだくさん。大勢に読んで欲しい。ほんとに、あの森喜朗って奴は... 息子の「人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。...罰するのが好きなんだ」ってのが、グサッと来た。
読了日:02月07日 著者:ブレイディ みかこ
おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最小の努力」で作る (幻冬舎文庫)の感想
あれ?! 単行本で読んでた...
読了日:01月29日 著者:野宮 真貴
ドラゴンフライの感想
初・室井佑月? OLが、銀座のホステスに成り上がっていお話。実体験がベースにあるのかな。スルスル読めて面白かったです。
読了日:01月24日 著者:室井 佑月
国境のない生き方: 私をつくった本と旅 (小学館新書)の感想
やっぱりヤマザキマリは凄かった。ヤマザキ氏は、日本人でなくて地球人。出てくる文章は名言ばかり。「けものたちは故郷をめざす」「百年の孤独」、読んでみないと!
読了日:01月17日 著者:ヤマザキ マリ
奇妙な星のおかしな街での感想
北海道新聞に連載されたエッセイを纏めたもの。サラッと読んでしまえる。装丁がクラフト・エヴィング商會なので、本の作りが良い。デザインだけでなく読み易く作られている。でも、「奇妙」で「おかしな」本。
読了日:01月17日 著者:吉田篤弘
あなたの獣の感想
何人もの女性の間をふらふらする櫻田の生涯の連作短編で描いたもの。うーん、なんだろう、タイトルもよくわからないし。「女の子にもてたかったら、謎の男になるといいわよ。女って、セックスすれば謎が解けると思っちゃうから」って、そうだったのか!
読了日:01月10日 著者:井上 荒野
ラブコメ今昔 (角川文庫)の感想
有川浩のラブコメで外れる訳がない。面白かった〜。で、自衛隊が舞台なんだけど、「文庫版あとがき」より「自衛隊は命令に従うことしか許されない組織です。そして、その命令を出すのは内閣総理大臣です。逆に言えば総理大臣が出す命令ならどんな命令でも従わなくてはならないということで、近年は非常に歯がゆい命令が多すぎました。」って。平成24年初版なのに、日本は良くなっていない...
読了日:01月07日 著者:有川 浩
製鉄天使の感想
「赤朽葉家の伝説」のスピンオフとのことで、「赤朽葉家の伝説」を先に読むべきだったか。80年代のレディース(女だけの暴走族)が舞台なんだけど、奇想天外すぎて漫画チック。まぁ漫画として読む分には面白かった。
読了日:01月03日 著者:桜庭 一樹
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