つれづれなるままに... 2002年10月

キャンプ

2002年10月14日 (MON) 21:34:14

連日の残業と休日出勤だが、13,14日と休みが取れたので近くのキャンプ場で一泊二日。

13日午後よりバタバタと準備をして15時頃出発。30分ちょっとで以前日帰りキャンプに行ったところへ。1区画1500円。リヤカーにて駐車場からサイトまで荷物を運び、テントの設営。もう慣れたもので妻と二人でさっさと組み立てる。その後、夕食の準備。ポトフのじゃがいもや人参を長男にも手伝わせて切る。ポトフを煮込み始めるのだが量が少ない。妻が近所のスーパーへ追加の買い出しに行く。日が暮れてきたら冷え込んで、湿気が降りてきて地面が湿っぽくなってきたのでタープを張る。1箇所、サイト内の固い地面にペグが打てなかったが良しとする。

昼食の冷や飯を炒めたチャーハンとポトフで夕食を楽しく食べる。まだ、量が少なかった。焚き火をしたり、食器を洗ったりするが、急激に冷えてくる。天気が良さそうだったので、タープは無用と思っていたが、夜露しのぎに必要なんだね、この季節は。

子どもが寝たので、焚き火を再開しようとするが、夜露で薪は湿っぽいし、新聞紙も同じ状態。なかなか火がつかない。薪をナイフで削り、焚き付けとする。この方法だと、けっこう簡単に火がついた。鉈があると楽かな。妻が熱いラーメンが食べたいと言いだし、カップラーメンを買いに行った。その間に、私はお湯を沸かす。夜泣きの次男をあやしたりしながら、焚き火とカップラーメンとアルコールを楽しむ。風は少ないが寒さがます。もう少し防寒対策が必要だったようだ。タープが弛んできたので少し引っ張ったら、砂地に刺したペグが抜けてしまった。あーあ。どうせならとタープを全て倒して寝ることにする。暖かい布団を持ち込んだので冷えることなく、日頃の疲れもあり割とぐっすり寝た。途中、雨の音を聞く。妻が言うには、2回雨が降ったそうだ。


14日、朝6時半頃子どもに起こされる。と、雨の音。妻が携帯で天気予報を確かめるが、雨の心配は無いようだ。通り雨か?雨の音を聞きながら着替える。そのうち晴れたので、テントからでるとテントの入り口辺りが水たまり。テントを少し移動する。タープも少し移動して張り直す。インスタント・コーンスープとパンと昨夜作ったオレンジゼリーの朝食を食べる。朝食の後片づけをし、キャンプ場内を散歩する。植物図鑑が欲しいなぁ。東屋で缶ジュースを飲みながら休憩していたら、また雨が降ってきた。あーぁ、テント乾いてきてたのに...。

雨がやんでからサイトに戻り、タープのロープの張り直しをする。私が最初に付けたロープの位置が正しく無かったようだ。そんなことしているうちに、テントやタープが乾いてきた。テント内のものや、フライシートを乾かしながら、テントを畳む。子どもはサイト内でペグを使って遊んでいる。キャンプは子どもにとっても楽しい様だが、出かけるまでの準備中とか設営・解体中とか、親が忙しくしててかまってやれないのが一寸気にかかる。お昼は、お好み焼きを焼いて食べる。ソースがウスターソースだったのが残念。昼食の後片づけをして、タープを撤収し帰り支度。


手近なところで、キャンプが楽しめるのは良い。夏と違い、汗だくになることもなく、蚊の心配もないので、秋のキャンプは良い。春も良いのだろう。次のキャンプは来春かな。防寒対策をしっかりしよう。

花村萬月「吉祥寺幸荘物語」

2002年10月14日 (MON) 22:36:17

相変わらずの「童貞で自意識過剰の小説家志望」が主人公の青春小説(かな?)。

吉祥寺にある幸荘というぼろアパートを舞台に、主人公が成長していく小説。面白く読みました。読みやすい文章でした。

木地雅映子「氷の海のガレオン」

2002年10月16日 (WED) 21:21:22

作者は、「きじ かえこ」さん。妻の高校の同級生だそうです。既に廃刊のようですが、妻が図書館で見つけてきました。群像新人文学賞優秀作品だそうです。妻が言うには「賛否両論の作品だけど、きっと気に入ると思う」だそうで、読んでみました。面白かったです。

自らを天才と呼んではばからない父と小説家の母に個性豊かに育てられた、主人公の女の子。自分もまた天才だと思い、同級生をバカにしている。そんな女の子が人生について揺れ、また、母も我が子を見て揺れる。

共感できる部分もあり、同じように危惧すべき部分もあり。良かったです。この1冊しか出版していないのだろうか? そういえば、装画はあの「松本大洋」なのだ。スゴイじゃん。

「「輸出」する日本の小説選定」を見て

2002年10月16日 (WED) 21:39:25

「優れた日本の小説を英語などに翻訳して世界に紹介する事業を今年度から始めた文化庁は、来年度までの2年間に訳す作家17人の作品の選定結果を公表した。」そうだ。そのリストを見て、私が読んだのは、多分次の通り。

 芥川龍之介 短編集
 山田 詠美 ベッドタイムアイズ、指の戯れ、ジェシーの背骨
 梶井基次郎 短編集
 北方 謙三 
 夏目 漱石 坊っちゃん
 山田 太一 異人たちとの夏
 夢野 久作 ドグラ・マグラ

うーん、「ドグラ・マグラ」がリストされるなんて。スゴイ。

誕生日

2002年10月23日 (WED) 23:01:44

今日は、33歳の誕生日。定時で早々に退社し帰宅。いや、もともと水曜日は定時退社日なんだけどね...。玄関を開けるなり、長男が折り紙で作った花を画用紙に貼って花束にしたものをくれる。贈りたくてしょうがないのだろうが、靴くらい脱いでからにして欲しい。

今更自分の誕生日が嬉しいわけでは無いが、家族が祝ってくれるのが嬉しい。子どもが楽しそうなのが嬉しい。自宅で妻の手料理。いつもより凝った料理なのだが、子ども達はあっという間に平らげ、次にでるケーキを今か今かと待っている。私はと言えばもう少しゆっくり夕食を食べたかったのだが、途中で切り上げケーキの時間とする。夕方、妻と子ども達で買いに行ったケーキだ。ショートケーキなんだけどね。

その後、長男主体でUnoを2回やる。なんだかルールが怪しいが、長男は勝っても負けても嬉しそう。なんと言っても、今日は長男がハイなのだ。

子どもが楽しいと自分も楽しい。良い1日の締めくくり。

母校からの手紙

2002年10月23日 (WED) 23:14:42

卒業した高校から手紙が来た。例によって「寄付のお願い」なのだが、校舎移転によるものだ。随分前から話があったのだが、ようやく着工らしい。

卒業当時の担任からの手紙(当然コピーだ)が入っていたのが懐かしい。私立だから教師の移動が無いんだよね。思い出の校舎が無くなるのは残念だが、あの校舎は古いからねぇ。仕方ないね。

Homepage URLが書いてあったので、アクセスしてみる。部活の顧問も相変わらず健在だ。高校時代は部活の思い出が多い。部室で麻雀とか...。

ボーナスが出たら、寄付することにしよう。ちょっとだけ。


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