つれづれなるままに... 2003年8月

誕生年

2003年08月02日 (SAT) 23:15:57

息子達の産まれた年は、98年、2000年、2003年。なんかMS OSの名前みたい。

椎名誠のエッセイ

2003年08月02日 (SAT) 23:16:36

最近読んだ椎名誠のエッセイ2冊。「あやしい探検隊 焚き火発見伝」と「ばかおとっつあんにはなりたくない」。まあまあ、面白く読みました。通勤電車で読むには、軽いエッセイがピッタシだね。

初めて丸山健二を買ったんだけど、通勤電車の細切れで読むのは厳しいかなぁ。

初ドライブ

2003年08月02日 (SAT) 23:17:05

今日初めて三男を車に乗せた。もちろん、その為にチャイルドシートを取り付けた。一応7人乗りの車なのだが5ナンバーだし、そんなシート・レイアウトにはしていないので、チャイルドシートを3人分付けて5人で乗るのは厳しいなぁ。でもね、必要なのは分かっているからね。

三男は車に乗ってもおとなしく寝てました。まずは良かった。

海水浴

2003年08月02日 (SAT) 23:17:35

子連れでも歩いて15分くらいで海水浴場に行けるので、長男・次男と海水浴。今年2回目。

3時のおやつを食べてから水着に着替え、浮き輪を持って出発。太陽は傾きかけているので、歩いていても苦痛ではない。砂浜に着いたらシートを広げ荷物を置いて、海へ直行。歩くことで準備体操になったでしょ。まずは浮き輪でプカプカ。次は海岸で穴掘り。その後も、海と砂浜を行ったり来たり。1時間くらい遊んだら、簡単に体を拭いてシャツを着て歩いて帰る。家に着いたらまず外で足を流して、風呂場へ直行。シャワーを浴びたら、かき氷。

手軽に行けるので、1回あたりの時間は短くてもね。小学生くらいになったら、近所の子どもだけで行くようになるのかな。小学生では、まだムリかなぁ。どうなんだろう。

「ヘルマン・ヘッセ 庭仕事の愉しみ」

2003年08月06日 (WED) 22:36:08

ヘッセと言えば「車輪の下」とか「デミアン」なのだが、これはエッセイとか書きかけの小説などの寄せ集め。

庭で花を育てたり、野菜を作ったり。それを、哲学的に考えている。自分の庭を小宇宙に例え、それを作り上げ管理することを愉しむ。時には思い通りにならない自然に振り回されたりして。ボリュームのある本なので途中で飽きてくるが、最後の方にあった書きかけの小説は良かった。

枯れ草や小枝などで焚き火をして、その灰を肥料として撒くそうだ。ヘッセも焚き火好きなんだって。自分の庭で焚き火ができたなんて羨ましい。

花火大会

2003年08月11日 (MON) 22:37:13

昨夜は台風の為に順延になった、新潟市の花火大会。長男・次男と見に行くことにする。見物場所は、検討の末大型スーパーの屋上駐車場。花火大会の為に、見物場所として開放されるのだ。打ちあげ場所からは一寸遠いんだけどね。

道路や駐車場が混むのを避ける為に、早めに出かける。妻にお弁当を作ってもらい、17時には車で出発。うちの近所は別のイベントの見物人で既に混雑しているが、スーパーの近くや駐車場はまだそれ程混雑していなかった。スーパーに着いて場所取りするにしても早いので、催し物会場の「世界昆虫展」を見に行く。色々なカブトムシやクワガタが1匹ずつ、ケースに入れられている。確かに海外の昆虫も展示されているので、看板に偽り無しなのだが、寂しい限りだ。まぁ、無料だからねぇ。息子達が喜んだのは、カブトムシに触れるコーナー。2メートル四方の柵の中におが屑とか木の枝と共に、カブトムシが10匹くらい放し飼いになっている。長男は結構平気で捕まえていた。見知らぬ子に「角を持つんだよ」なんて教えられらながら。次男は、長男の持っているのを見ているだけで触ろうともしない。長男はいつまでもカブトムシを触っていたかった様だが、他の子も触りたいので程々で移動。場所取りに向かう。

18時頃で、まだそれ程人は集まっていない。少し奥の方で、子連れの家族の近くにシートをひく。当然空は明るく、まだまだだ。少し駐車場内を散歩したり、食品売り場に買い物に行ったりして過ごす。食品売り場では、鳥の唐揚げとヨーグルトを買う。食べ物を買ってしまうと、もうお弁当が食べたくてたまらない子ども達。まぁ、明るいうちに食べようか。18時半頃からお弁当を広げる。長男のガツガツ食べること、成長するにつれ激しくなるんだろうなぁ。食べ終えたら、トイレに行っておく。もう、この頃には結構な人混みになっている。はじめの頃はゆとりを持ってシートを広げていたのに、その隙間にシートを広げる人達もいて、トイレに行くのも一苦労である。

トイレのあとはシートの上でじゃれたりしているうちに、19時15分打ちあげ開始。うーん、ちょっとフェンスが邪魔かなぁ、とか思っていたら、それらは低い打ちあげだったらしく、その後は見やすい高さになった。風向きのせいか煙が邪魔だなぁと見ること15分、長男が「ヨーグルト食べないの?」と聞いてくる。お弁当の時は食べなかったヨーグルトを食べ始める。次男は、シャツにこぼしながら食べて、ベトベト。あーぁ。30分も見ていると、帰り始める人達がいる。そうだよね、30分も見れば充分だよね。でも、オレは最後まで見るのだ。長男は、よその子達と同じようにフェンス脇に行きたいというので、すぐに戻ってくるように言い聞かせ、行かせる。次男も一緒に行くか聞いてみるが、父と一緒にいるそうだ。

だんだん、煙も邪魔にならなくなってきた。その後も、シートの上でじゃれたり、花火を見たり、長男はフェンス脇まで行ったりして過ごす。20時45分終了が近いので、トイレに行っておく。売店ではたたき売りになっている。

ナイアガラの気配を感じたあと、最後のスターマインが上がり、21時で終了。早々に車に乗り込み退散。渋滞に会う前に帰宅。最初から最後まで見れたし、往復も順調だったし、子ども達も楽しんだようだ。良かった、良かった。

来年は5人で見れるかな? 最初から最後までは無理かな?

機種変更

2003年08月15日 (FRI) 23:35:27

今まで使っていた携帯のバッテリーが怪しくなってきたので、急遽機種変更することにした。2年半も使えば十分だよね。ただ、カメラは不要と考えていたので、不要な機能にお金を使うのもなぁと機種変更を先延ばしにしていたのだ。夫婦で同じ機種を使っているので、2台同時に機種変更することになる。2台同時に買うと割引きを謳っていた店があったので、まずはその店へ。やすーいのを目当てに行ったのに、それ程たたき売りの物は無かった。

で2件目、知らずに入ったのだが、2台同時購入だと割引きの機種が幾つかあったので、その中から選ぶことにする。カメラ無しでOKの意気込みで行ったのだが、カメラ無しの割には図体がでかく余りパッとしない。予定を変更して安いカメラ付きで検討する。相談の結果、Nを買うことにしたのだが希望の色が品切れの為、再考。P251iSに決定。

1台5800円が2台同時だと1台につき2000円割引き。今までの携帯(P209iS)を渡すと、電源ケーブルは今までの物が使えるので新しいのを買わないと安くなる言われ、2台分の電源ケーブルと1台分の充電台を返却した。そんなこんなで、支払いは2台で4300円程。事務手数料もドコモポイントでまかなえたので支払い不要。何だかなぁ。こんなに安く最新機種が手に入るのか。

手に入れてまずしたことは、ディスプレイの表示変更と妻への帰るメール登録。あとはマナーモードが設定できれば十分。カメラは、試しに1枚撮ってみた。ふーん。

親が携帯を選んでいる間、長男と次男は1台ずつ貰った携帯の模型で電話ごっこなんかして楽しんでました。三男はずーと抱っこされて寝てました。まぁ楽なもんだ。

夏休み完了

2003年08月17日 (SUN) 22:52:57

夏休みの9連休が今日で終わり。産まれたばかりの三男がいることで遠出もせず、天候不順で海水浴も行けず、家事に追われ、長男・次男には申し訳ない夏休みだった。三男が成長するにつれ行動範囲も広がり、親にも余裕ができるだろう。今後に期待してくれ、長男・次男。

丸山健二「ぶっぽうそうの夜」

2003年08月17日 (SUN) 23:23:26

初めての丸山健二。ずいぶん固い文章を書くものだ。ただ、表現の豊かなことには驚かされる。こう言うのを筆力があると言うのだろうか。完全なる一人称で、主人公の考えのみが記されている。結構厚い本なのだが前半はほんの二日間のことでしかない。主人公の鬱々とした考えが書かれているだけだ。しかし、飽きさせない。引っ張られる。凄いと思う。

糖尿病で失明の危機にある定年退職した男が、毛嫌いしていた故郷の寒村に帰ってきた。自殺する勢いで帰ってきた。15年前に猟奇殺人にて妹を亡くし、その敵討ちを間違えて行った弟は逃亡中。母は猟奇事件でノイローゼとなり自殺している。淡々と過ごしていた父も既に亡くなっている。そんな寒村に戻ってきた主人公は、廃屋となった生家で自殺してた弟を見つける。孤独の身である主人公は、猟奇殺人の犯人がまだ捕まっておらず犯行を重ねていることを知り、犯人を殺す決意をする。

犯人探しをするのだが、このへん当てずっぽうに近く読んでいる方としては、ほんまかいなと言う感じ。大半のミステリーは犯罪の場面とか、犯人の心境とか書かれているけど、本書は完全一人称なのでそれがない。主人公が見たままなのだ。そうなのだ、本当の犯罪調査とはこうなのだ。だから本書では猟奇殺人の目的も真犯人も完全には分からない。犯人の心境など、他人には分からないのだ。うーん、良く書けているよなぁ。

良かったです。文章力に圧倒されます。ただ、ストーリーが暗すぎます。

スティーブンスン「宝島」

2003年08月24日 (SUN) 22:15:25

休みに読むのがぴったりと思って読み始めたが、全然読む暇がなかった。で、暫くしてから読了。小学生の時に、一度は読んだはずだけど今回も楽しく読めた。主人公ジムのやることなすこと全て上手くいくのが、なんだかなぁと言う感じ。悪役シルバーは「バラントレーの若殿」にも通じる所があって面白い。機転を効かせ、敵をも上手くだまし通す。全ては自分の利益の為。

この年になると、「バラントレーの若殿」と「宝島」だったら、やはり「バラントレーの若殿」の方が面白い。「宝島」は、子ども向けだよねやっぱり。

藤原新也「丸亀日記」

2003年08月26日 (TUE) 22:36:26

新聞に毎週連載されたエッセイ。自らを丸亀と称し、日々感じたことを記している。

全体としてはなんか面白くない。自らを仙人のような立場におき、世間を嘆いている。なんか鼻につくんだよなぁ。まぁ、この人の放浪人生を思えば、今の日本なんてしょうもないだろうけど、なんかなぁ。あまり面白くありませんでした。

新津市鉄道資料館

2003年08月30日 (SAT) 23:12:30

明日で長男の夏休みも終わり、せめてどこかに出かけたいと思い、新津市にある鉄道資料館に行くことにする。新津駅までは、電車で30分ちょっとだし半日くらいで帰ってこれるだろうと考えた。WebでチェックするがHomepageは見つからない、新津駅に行けばきっと近くにあるでしょう。

長男と次男の三人で9時頃自宅を出発、電車を新潟駅で乗り換えて新津駅へ行く。ちょうど「SLばんえつ物語」の蒸気機関車が発車直前で、数分間SLを見ることができた。ぜひとも家族で乗りたいね。

新津駅にある地図を見ると「鉄道資料館」まで2kmはある。ちょっと遠いけど歩き始める。30分程歩いても何の気配もない。子ども達も疲れて来るし、不安になって、通行中の人に場所を尋ねるが「何年か前に移転したんだよね。分からない。」と言われる。とある店で尋ねると全く方向が違うと言われる。まいったなぁ。取りあえず、言われた先を目指すことにするが、子ども達は不満そう。そりゃそうだ。で、通り掛かったタクシーに乗る。と、先ほど店で聞いた方向は間違いで、私たちが歩いていた方向で良いそうだ。でも、歩きでは遠いと言われる。タクシーでは数分で着く。あと三分の一くらいだったね。

着いてみると、予想通り寂しいところ。でも、長男を先頭にあっちを見、こっちを見で楽しそう。屋外の新幹線運転席模型も、実は単なるガワだけで中身なんて椅子がある程度なんだけど、子ども達は楽しそう。良かった、良かった。1時間ほど過ごし新津駅に向かうことにする。

遠いのは分かっているので、タクシーを見つけたらそれに乗ると長男に約束して次男を抱っこして歩き始める。行きでは何台も見たタクシーがまったく通らない。次男にも時々歩いて貰いながら、結局新津駅まで歩き通す。小一時間掛かっただろうか。12時も回っているし、喉も渇いたので新津駅で軽く食事をしようかと考えるが、めぼしい軽食も無く電車もすぐに乗れそうだったので、新潟駅で何か食べようと子ども達に提案し電車に乗る。電車は少し混んでいたが子ども達は座ることができた。子ども達は、疲れて全く喋らない。

新潟駅に着いてみると、女の子が大勢いる。大混雑だ。なかには「チケット譲ってください」とメモを持って立っている子も。そうだ、今日は新潟スタジアムでsmapのコンサートだ。駅構内の食事ができそうなところは何処も込んでいるので、駅を出て近くのファミレスへ。

ようやく落ち着くことができた。すでに13時半。長男はラーメン、次男はスパゲティ・ミートソース、私は中華丼を食べる。3人とも疲れ切っているので、妻に自宅の最寄り駅まで車で迎えに来て貰うように連絡する。あとは、電車に乗って帰るだけ。いやー疲れた。

何が楽しかったか、長男に聞くと「電車を乗り換えたこと」と「鉄道博物館に行ったこと」だそうだ。ふむふむ。次男は「レストランでスパゲッティを食べたこと」。そうでしょう、そうでしょう。

いっぱい歩いたとか、なかなか昼ご飯を食べることができなかったとか、大変だったけど、楽しそうで良かった。


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