つれづれなるままに... 2003年11月

アンディ先生のマジック教室

2003年11月02日 (SUN) 23:34:45

長男の観劇サークルに家族で出かけた。アンディ先生はテレビなんかにも出ている有名人らしいのだが、我が家は基本的にテレビを見ないので知らない人だった。

会場はとある幼稚園のホール。凄く間近に手品を見ることができる。子ども向けの基本的な手品のせいかもしれないが、案外タネが分かってしまう。ある意味、生の醍醐味だろうか? それとも、タネがばれてしまうのは腕のせい??? それでも、長男には驚きの連続だったようだ。

一番びっくりしたのは、スケッチブックに書いたボーリングの球が実物になってしまったこと。そんな展開になるとは思わず、ぼーっと見ていたらステージ上にゴトンと音がしてあの重たい球が転がっているのだ。

最後の集団催眠?で複数の観客が1円玉を指先で曲げた。これは一体なに??? 1円玉曲げはアンディ先生のウリらしいけど。どーなっているのだろう? 家に帰ってから家族で1円玉と格闘したけど誰も曲げることはできませんでした。うーん。

長男はとっても楽しんでいた。次男はどこまで理解しただろうか? 三男は殆ど寝てました、おつきあいご苦労様。

簡単にできる手品などを教えてもらったし、ショーとしてとても楽しめました。

田口ランディ「モザイク」

2003年11月03日 (MON) 21:13:06

コンセント」から始まる「電波系小説」三部作の三作目。二作目の「アンテナ」は未読。

確かに同系列で面白いんだけど、「コンセント」ほどの衝撃がない。主人公が特殊すぎるからだろうか、マンガちっくだな。ボリュームの割にあっさりしてる。「アンテナ」に期待だな。

自転車練習中

2003年11月03日 (MON) 21:13:33

長男の幼稚園で同学年の男の子は全員補助輪無し自転車に乗れると聞いて、俄然やる気をだした長男。やる気はあるのだが、体を動かすことが苦手で怖がりなためなかなか切っ掛けが掴めない。

週末のたびに近所の広めの駐車場で練習を始めて三週目。ようやく緩めの下り坂で足蹴りしながらスピードを上げて、ペダルを漕いで走れるところまでできた。まだ、平坦からのスタートはしていないし、上り坂もダメだろう。でもね、なんとかね。

やる気はあるし努力家なので、泣きながらでも練習を続ける。それは大したモノなのだが、練習に付き合う運動不足の親は結構大変。これで長男が乗れる様になったとしても、1,2年後には次男の、4,5年後には三男の練習に付き合うのだ。親の体力もつかなぁ、不安。

景山民夫「スターティング・オーバー 僕の1991年」

2003年11月16日 (SUN) 23:00:11

週刊朝日に連載されたエッセイをまとめたもの。当時、44歳だそうだ。彼の信じる宗教のことで、フライデーといざこざを起こした年だそうで、その関連も書いてあるのだがどういう事件だっけ?あとで調べてみよう。

その事件のせいでエッセイが中断されたり、事実のみを記した日記になっていたり。ペンは剣よりも強いはずだが、出版されなくてはペンは武器にならないんだよね。なんだかなぁ。

いろいろ面白いこと良いことを書いている。しかし、無宗教のオレとしては、彼が熱心に宗教活動を行ったことは残念だ。いや、他の宗教に深く傾倒している人は、どう感じるだろう?好きな作家が異なる宗教を深く信じ広告塔のようなことを行うのは。

一番残念なのは、単純にもう新作が読めないことだね。御冥福をお祈りします。(無宗教だってば)

Printer

2003年11月16日 (SUN) 23:00:42

とうとう、Ink Jet Printerを買った。エプソンでないやつ。新潟のヨドバシでは、販売ランキング3位のやつ。今年の年賀状は、縁なし印刷だ。

G4 iMacに繋ぎ、適当なデジカメ画像をA4コピー用紙に印刷してみる。おぉー、静かだ。十分、綺麗だ。

試しにハガキ用紙を買ってきた。それも、高い方。適当なデジカメ画像を印刷してみる。おぉー。キレイだ。早いし、静かだ。何の画像処理もしていないし、プリンタドライバの設定を写真用にしただけなのに、キレイだ。

でも、ハガキサイズでなら、今まで使っていたALPS MDでの昇華型印刷の方が透明感があってキレイだ。この辺は、使い分けかな。MDを買ってから3年。どうなんだろう、3年で買い換えって。

椎名誠「日本細末端真実紀行」

2003年11月18日 (TUE) 22:21:16

何かに連載されたと思われる、椎名が日本各地を旅行して書かれたエッセイ。紀行文だ。旅行といっても、渋谷のスペイン通りたっだり、千葉の海岸だったりもする。

相変わらず好き勝手なことを書いてるのだが、「倉敷」を「はっきりいって倉敷というのはどうしようもなくムナシイところなのである」「ウスラバカノ観光地西日本代表」とか書いている。オイオイ、確かに日本の観光地なんて、むりやり仕立てあげた感があるだろうけど、そこまで書いてしまって良いのかい。ちなみに、「ウスラバカノ観光地東日本代表」は、どこだろう?

続Printer

2003年11月18日 (TUE) 22:21:43

Printerを「3年で買い換え」と書いたら、妻に「買い換え」でなくて「買い足し」でしょうと言われた。なるほど、MDはまだ引退していないから買い足しか。

思いおこせば結婚してから7年。Power Macを買い、G3 iMacを買い、G4 iMacを買い。両iMacは日常的に使っているし、Power Macも年に何回かは立ち上げる。

インターネットは、ケーブルTV(8M)で無線LAN。一般家庭にしては、なにげにパソコン環境が贅沢?

最終通告だそうです

2003年11月19日 (WED) 21:50:08

私は「(株)帝国データーリサーチ」というところから、「有料サイト利用料金の利用料金支払遅延」で65,000円請求されています。誰か助けて!!!

こんな馬鹿なメール受け取りたくないです。

温泉一泊

2003年11月25日 (TUE) 23:05:07

年末恒例、家族での温泉一泊旅行。年末と言うには一寸早いし、旅行というには近場なのだが、家族で温泉に泊まってきた。

子どもが成長してきたので、食事も布団もそれなりのものが必要になる。それだけお金が掛かるんだよねぇ。今回は貸し切り家族風呂を諦めて、あとは予算と相談してWebで検討。「厚生年金の宿」と言うのに初めて泊まった。部屋食でないのが残念だが、値段の割に十分。

新潟から車で1時間ちょっと。途中、何回か行ったことのある白鳥に餌付けできる沼に寄って、白鳥にパンをやる。4時前にはホテルに入り、夕日が沈むのを風呂から眺めるために、長男・次男と大浴場へ行く。あいにく曇り空で夕日を見ることはできなかったが、のんびり湯に浸かる。以前はうす暗い大きなお風呂を怖がっていたのだが、今回は二人とも楽しそう。次男が2回も洗い場で転んでしまって、愚図ったりもしたがあとは楽しく入浴。

今回三男は温泉には入れないので、妻から三男を受け取り、妻は一人で入浴。その間、長男・次男はすべり台やマットのあるスペースで遊んでいる。私にだっこされた三男はそれを見ている。のんびりしたひととき。

妻も風呂からあがったので、部屋に戻り長男・妻・私でトランプのババ抜きをやる。ババ抜きは長男のリクエストなのだが、まだまだだなぁ。レストランで夕食。豪華ではないが充分な食事。長男・次男にはお子さまランチ風のものを一つずつ。

部屋に戻ると布団が敷かれていた。注文通り3組。その布団をぴったりくっつけ、そのうえでトランプをしたりテレビを見たりしてのんびり過ごす。寝る前の絵本をいつもより長めに読んでやり、一旦部屋を暗くし就寝。次男・三男はそれなり寝付くが、長男はなかなか寝れない。これは、いつものこと。妻は、再び大浴場へ行く。妻が戻ると、私も再び大浴場へ行く。誰もいない大浴場で一人のんびり入浴。缶ビールを買って部屋に戻り、ビールを飲みながら読書。至福の時間。

本も読み終わり、次男と同じ布団に入る。寝相の悪い次男に悩まされながらもアルコールの力で朝までぐっすり。聞けば三男が夜中に3時間も起きていて、妻は寝不足だそうだ。ご苦労様。

朝食は、レストランでバイキング形式。長男は食べてる途中でウンチに行くし。次男は余り食べずに朝食を終わらせ、部屋に戻ったらウンチ。夕飯で食べ過ぎだったんだよなぁ。

子ども達は、「温泉楽しいね」「また、来年温泉来ようね」を連発。楽しかったね、また行きましょう。

親は温泉にのんびりしに来るし、子どもは遊びのつもりだし、この辺かみ合わないのが一寸問題かな。でも、親が家事に追われずそばにいるってだけでも子どもは楽しいかな。

吉本ばなな「虹」

2003年11月26日 (WED) 21:31:05

シリーズとなっている、旅行先をモチーフにした小説。今回は、タヒチ。

タヒチ料理店のウェイトレスが主人公。タヒチ料理店を休みタヒチへ旅行に来た主人公が、日本での過去を振り返りならが、ダラダラ過ごしている。ふと知り合った日本の未亡人の話を聞いて、諦めかけていた思いを男にぶつける。タイトルの虹は最後の最後、タヒチを離れるときに偶然見えたもの。

オカルトでも何でもなく、ただ純粋に恋愛小説です。読んでいて、じんわりと良いです。たいした盛り上がりも大事件もない、淡々と良い小説です。

原マスミの絵が、時々出てくるんだけど、どうなんだろう。吉本ばななは大絶賛だけど、それほど良いと思えません。何かどれもこれも、目が死んでる。

椎名誠「風にころがる映画もあった」

2003年11月27日 (THU) 23:57:18

椎名誠がどれほど映画作りが好きだったかという、自伝的エッセイ。子どもの頃の幻灯機から8mm、16mmへの遍歴などが書かれている。私は8mmといわれてもビデオしか思い浮かばないし、8mmに対して16mmがどれほど素晴らしいか書かれてもピンとこない。趣味が違うと言ってしまえばそれまでだが、読んでも余りイメージが伝わらない。

自作映画を仲間に強引に見せる場面の説明で、「自分でもすこしヒドイな、と思うほど凶暴になってくる」と書いてある。結構、普段から凶暴そうなのだが、自覚するくらいだから相当なんだろうなぁ。文庫本の解説なんてどれも、凶暴で逆らえないけど良い人です、みたいなのばっかりだからなぁ。無頼派の作家ってのは良くいるけど、凶暴な作家っていったい???

映画監督は一度やったらやめられないとよく言うけど、椎名誠も一旦やめても再開してるしなぁ。そんなに面白いのかなぁ。

SWITCH Vol.21 No.12

2003年11月29日 (SAT) 22:39:19

昔からたまーに買っている雑誌。その号によって特集となる人が違うので、興味があって、なおかつ書店で偶然見つけたときに買っている。今月の特集は「沢木耕太郎」。普段より分厚く、値段も1200円と高い。次号より編集長が替わり、内容もrenewalするとのことで、編集長がリキ入れたんだろうなぁ。

さまざまな文章、写真が掲載されているが、興味深いのは「自筆年譜」。零歳から五十五歳までの行動が書かれている。初の海外旅行は、意外にも25歳。26歳のときに「深夜特急」のベースとなる旅をしているんだ。

また、著者自身による「全作品解説」も面白い。全43冊。まだまだ、読んでいないなぁ。

おーい、名古屋のS君。この雑誌は、「買い」ですぜ。(この文章のタイトルをクリックするとAmazon.co.jpへ飛びます。)

7周年

2003年11月30日 (SUN) 23:47:37

今日は、私たち夫婦の結婚式記念日。結婚記念日でなく結婚式記念日なのは、結婚式を行ったのが11/30だから。他に同居記念日と入籍記念日があります。

記念日なので、子ども達を寝かせたあと、二人でケーキを食べました。種類の違うショートケーキを途中で交換したりしながら。


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