つれづれなるままに... 2004年05月

結婚式

2004年05月02日 (SUN) 20:32:39

明日は義理の弟の結婚式なので、妻の実家に来ている。聞けば同じ石川県のジムカーナの師匠も結婚式だそうで。

おめでとうございます。お幸せに。

検索

2004年05月02日 (SUN) 20:43:42

昨日飲みに行った席で、自分の名前をWeb検索してみた、との話を聞いた。

で、早速実行。映画で照明をしていたり、美術館の学芸員をしていたり、マラソンに出ていたり、取締役だったりいろいろいましたが、私自身は引っかかりませんでした。うーん、一寸残念。

吉川良太郎「ギャングスターウォーカーズ」

2004年05月07日 (FRI) 22:44:21

作者初のアジアを舞台にしたSF小説。上海を「魔都」と扱っている。

なんか、時系列が良くわからない。謎が謎のまま終わっている。一回読んで良くわからなくて、もう一回読んでみた。話はまぁわかったが、あまり納得がいかない。正直、イマイチ。

散策

2004年05月08日 (SAT) 21:47:07

ハイキング気分で行ける山が近くにあることに気が付き、散歩がてら行ってみる。一応、山菜取りが目的。山菜と言っても、分かるのはワラビ、ゼンマイ、タラの芽くらいなんだけど。

自宅から車に乗って30分くらいで登山道入り口の駐車場へ着く。車のなかで昼寝できなかった三男は、妻が抱っこして歩く。長男・次男は山菜が何なのかわからないが、食べられる葉っぱを取ることに意気揚々。

車も通れる登山道を歩くだけなので、そう簡単には山菜は見つからない。大きくなってしまったゼンマイとか、取られてしまったタラの木とかはあるので、運が良ければ何か見つかるでしょう。森林浴気分で歩き続けると、1本、2本とワラビを見つける。

道ばたで持参したパンを食べて昼食とする。この頃には三男も起きている。三男にもパンを食べさせるのだが、地面の石を拾って口に入れてしまう。困ったものだ。

三男の抱っこを途中変わったりしながら歩き続ける。結局、2時間半程の散歩でワラビが11本取れた。お浸しくらいは作れるでしょう。

山の中を歩くだけでも気持ちいいのだが、山菜取りという目的があるとまた楽しい。ゼンマイの時期はもっと早かった様なので、来年はもう一寸早めに来ましょう。

菊地敬一「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」

2004年05月11日 (TUE) 23:34:49

ヴィレッジ・ヴァンガード(以下、V・V)とは、名古屋に本店があるかなり尖った本屋である。その社長が業界紙に連載したものを纏めたのが本書。

私がV・Vを知ったのは10年以上前JAZZ関係の小冊子で紹介されたのを読んで。JAZZと車関係がメインの本屋なのだが、雑貨も取り扱っていて大人の男が楽しめる場所の様に紹介されていたと思う。

行ってみたいなぁと思うこと数年、今では新潟にも店舗がある。小さな店だが面白い。本書にも書いてあるのだが、新刊やベストセラーは見向きもせずお薦めの本に面白いPOPを付けて売られている。一日いるには狭い店だが、お金があったら買い占めたいような店だ。なんてったって鈴木いづみが全部揃っている店なんて新潟には他にないぞ!!

本書では社長のV・Vへの思いがいっぱい詰まっている。面白い。でも、彼自身はV・Vで本を買うことは滅多にないそうだ、曰く欲しい本が売っていない。なんだそりゃ。

本屋の裏話としても面白いし、ベンチャー起業(企業じゃないよ)の話としても面白い。やっぱこういう面白い人が作っているんだよね、面白い店を。

新潟のV・Vを潰さないために、V・Vで買い物をしようと思いました。以上。

銀色夏生「ぶつかり体験記」

2004年05月12日 (WED) 22:31:42

前世療法とか波動測定とか断食ホテルとかちょっとあやしげで、だけど覗いてみたい世界を体験したドキュメンタリー(と言うほどでもないか)。

結構どれも高額なんだよね。そして、胡散臭い。作者も「人によっては何かを感じ良い所なんだろうけど私にはちょっと」ってな書き方をしている所ばかり。

でも、最後の「未来食サバイバルセミナー」は良い感じ。名前が仰々しいけど、やっていることに無理がなく自然な感じ。セミナーでの話をちょっと抜粋「どうせ食べるなら、だれから買うか、どこから買うか考えましょう。今、わたしたちがいちばん権利を行使できるのは、お金を遣うときです。同じお金をマクドナルドに使うか。ネグロスバナナに使うか。スポンサーしている喜びを感じてください。」

吉川良太郎・全調書

2004年05月13日 (THU) 23:27:19

タイトルは作家・吉川良太郎氏のHomepageにリンクしてます。どうぞ、ご覧ください。日記がもう少し頻繁に更新されると良いなぁ。でも、それより執筆か。

今月の「つれづれなるままに...」は、吉川良太郎とヴィレッジ・ヴァンガードの応援月間です!! って、あと半月かい。

奥田英朗「マドンナ」

2004年05月15日 (SAT) 23:27:29

こんどこそ短編集。どれも40歳過ぎの課長クラスのサラリーマンが主人公で、会社が舞台。「マドンナ」は、新規配属になった若い子を好きになっちゃった42歳の妻子持ち課長の話。うーん、男ってバカだよなぁ。でも、気持ちは分かるよなぁ。良く書けてます。

5作品のなかで一番は「マドンナ」かな、次は「ダンス」。

どの作品の主人公にも共感できる所がある。サラリーマンとしてうなずける所も多い。でも、読んでもさっぱりしている。前に読んだ重松清は、読んだ後身につまされてどんよりしちゃったからなぁ。

早く大藪春彦賞受賞作が読みたいのだが、ボリュームがあって踏ん切りがつかない。うーん。

なんかさぁ

2004年05月18日 (TUE) 22:56:11

疲れがとれないと言うか、疲れていると言うか。今日は早めに帰宅しました。もう、寝ます。

明日は飲み会です。まぁ、ほどほどに。

雨ばっか

2004年05月20日 (THU) 23:50:00

5月のわりには、雨の日が多すぎない? なんだかなぁ。

谷村志穂+飛田和緒「ごちそう山」

2004年05月22日 (SAT) 22:03:26

飛田和緒が何者だかしらないのだが、二人があちこちで登山をする紀行文。飛田和緒って元バレリーナとか書かれてたり料理が上手だったりイラストを掲載していたり、なんなんだこの多才な人は。

ほとんど素人の二人だが、経験者に連れて行ってもらうので安心できる。いいなぁガイド付きの登山。オレもしてみたいぞ。雪洞を作って宿泊している時もある。いいなぁ、そんな経験してみたいぞ。和緒さんの料理も旨そうだし。なんだかとっても羨ましい一冊。

2回目の車検

2004年05月22日 (SAT) 22:13:55

妻の車の2回目の車検が完了した。ディーラーにだして、125,980円。もっと安くできる店もあるけれど、妻が子どもと出かけているときに何かあっても困るので安心できるところで。

以前ディーラーからきたサービス点検のハガキを見せたら、「つまりはリコールなんで部品を無料で交換します」と言われ、部品交換のためにオートマオイルも無料交換になって、なんかラッキー。

プラグの交換をしたせいかエンジンの回りが良いし、まだまだこの車で頑張りましょう。フロントガラスに貼るシール。最近のは小さいんだね、知らなかった。

誕生日

2004年05月23日 (SUN) 22:22:45

今日は長男の誕生日。6歳になった。

長男はここ数日熱があり体調が悪かったので、どこにも行けないかと思っていたのだが、朝になってみれば咳は出ているものの熱はなかった。まずは、いつものように幼稚園の礼拝(日曜学校)に行く。お友達から祝福されてきたそうだ。

その後、家族で長男の誕生日恒例のレストランへ出発。車で1時間くらいかかるんだよね。山に囲まれた緑豊かなところで、近くに遊べる川原もあるのだが体調を考えて今日は食事だけ。長男は体調のせいかお子さまプレートを全部食べることができなかったが、次男はもりもり食べきる。いつものように美味しい食事でした。もうちょっとメニューが増えると良いかなぁ。支払いの時に、顔なじみになったマスターから、長男は誕生日のプレゼントだよとドングリをペイントして作った「トトロ」を頂く。となりで羨ましそうにしていた次男も同じものを頂く。どうもありがとう。

レストランからの帰り道スーパーに寄り、バースデーケーキの材料を仕入れる。家に帰ると、まずはプレゼント。今回の品物は、木でできたサッカーゲーム。ピンボールみたいな作りで対戦して遊ぶのだ。親子でやっても面白い。でも、まだ次男には早いかなぁ。長男の相手ができるのは親かなぁ。

長男が次男や私とサッカーゲームをしている間に、妻がケーキの土台となるスポンジを焼く。できたスポンジに、長男が半分に切った苺を挟み込み、生クリームでデコレートする。長男が生クリームを絞り袋を使ってデコレートしたのだが、ウネウネしている。チョコレートのプレートや苺も長男がケーキの上に並べたのだが、所狭しと並んでいてなんだかなぁ。まぁ、長男が楽しければね、味は一緒だし。

夕食は、長男のリクエストで手巻き寿司。次にケーキを食べるため、手巻き寿司はほどほどで切り上げる。ケーキのローソクに火を付け、部屋を暗くする。家族でバースデーソングを歌い、長男がローソクの火を吹き消す。美味しいケーキでした。

次男は自分の誕生日はチーズケーキと、言い続けている。次男にとってはねぇ、今日の主役は兄なわけで、普段自分は兄と一緒と思っているのに、あちこちで差を付けられ面白くなかっただろうな。親からすると長男はどんどんできることが増えて相手をしていても面白くなってきたが、次男は当然できることが少ないし、だけど三男ほどは手がかからないし、で相手にするのが疎かになってしまう。次男のことをもっと考えなければいけない、親となって6年目の私達夫婦。

吉川氏の生活と冒険

2004年05月23日 (SUN) 23:11:18

タイトルは作家・吉川良太郎氏のHomepageの日記にリンクしてます。更新されていました。あいかわらず、嘘八百というか誇大妄想というか、いろいろ書いています。そういえば景山民夫のエッセイで、作家は嘘ついてなんぼみたいな事が書かれていたなぁ。

今月の「つれづれなるままに...」は、吉川良太郎とヴィレッジ・ヴァンガードの応援月間です!!

奥田英朗「邪魔」

2004年05月29日 (SAT) 20:53:49

上巻400ページ、下巻380ページとボリュームがあるので読むのを後回しにしていたのだが、出張のための新幹線で読むことができた。新幹線往復4時間強、読みっぱなし。

最初はなんでこんなにボリュームがあるのだろうと、イヤイヤながら読み進んでいったのだが、長さを感じさせません。面白いです。良かったです。さすが、大藪春彦賞受賞作です。大藪春彦と言っても、別にハードボイルドでもアクションでも無いのですが、最後の最後恭子の吹っ切れかたには何か通じるものを感じます。

パート勤めの平々凡々なはずの主婦恭子が、夫の会社の放火事件を切っ掛けに、子どもと手に入れて2年目のマイホーム生活を守るために落ちていく、転がる石のように。その放火事件は、夫が自分の使い込み発覚を逃れるために自作自演したものと分かっていくのだが...。

いやー、小市民は犯罪なんて犯しちゃ駄目だね。妻子と住宅ローンのある身で、犯罪者になっちゃ駄目だね。小市民は小市民らしく、地道に生きていきます。はい。

今まで読んだ3冊(イン・ザ・プール、マドンナ、邪魔)。どれも面白いんだけど、全然毛色が違う。ジャンルに拘らずに、どれも面白いなんて凄い。

いかりや長介「だめだこりゃ」

2004年05月29日 (SAT) 23:02:08

ドリフターズのリーダー、いかりや長介の自伝。

小学生の頃「全員集合」見たよねー。メンバーそれぞれについて書いてあったりするんだけど、仲本工事についてはあんまり良く書かれていない気がする。ふむふむ。まぁ楽しめた本です。


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