つれづれなるままに... 2006年4月

ようやく
2006年04月01日 (SAT) 21:18:42

今日は晴れ。気温も、まあまあ。タイヤ交換を行った。他に、靴も洗ったし、子どもとボールも蹴ったし。ようやく春らしくなったかな。

でも、明日の予報は、曇のち雨。あーあ。

ゲームの日
2006年04月02日 (SUN) 21:21:37

今日は、予報通り雨。三男が体調が今ひとつなのかグズリ気味で、出かけるのも億劫だ。そんな日は、ゲームの日。ゲームと言っても、TVゲームは一台もない。やろうと思えば、Macでできるけど、そう言うもんじゃない。

まずは、次男を相手にオセロ。当然、オレの勝ち。次男は負けても満足そう。次は、長男と将棋。これも、オレの勝ち。次は、長男と囲碁。囲碁と言っても、9路盤、終わりが早くて良いのだ。長男は、囲碁が一番好きと言い、入門書など読んでいるので、オレより強い。3回ほど、オレが負ける。次はトランプを出してきて、妻を相手にスピードをやる。オレの勝ち。妻が長男を相手にするが、まぁ慣れが必要でしょう。妻の勝ち。次は、三男を除く4人で「カリフの迷路の庭」、4人用のボードゲーム。基本的に対面同士での勝負になるので、妻と向かい合うが、両脇にいる長男・次男の意味もない妨害に撹拌され、妻が1位でオレが2位、長男が3位で次男が4位。オレが1位だと思ったのになぁ。気を抜いて三男の相手を始めたのが敗因だな、と負け惜しみ。4位の次男はちょっと泣く。三男も何かしたそうだったので、かるたを始めるが、まだルールが理解できないようだ。長男が取った札を奪おうとするので、それを止めると怒る。とりあえず、三男の機嫌を取るために、全て三男に取らせる。三男はこれで満足。文字を読むことを覚えた次男が、三男のためにもう一度カルタの読み手をやってくれると言うので、三男の相手を次男に任せ、オレは長男を相手に再度将棋と囲碁。囲碁はやっぱり勝てない。

妻と三男が風呂に入っている間に、長男・次男と7並べ。長男・次男には、他者の妨害をしようと言う気はないのだが、知らないうちにカードを止めていたりで、侮れない。3回やって、1位は、オレ、次男、次男。次男って、ビギナーズラックというか、ツキがあるというか。勝手に熱くなる長男はなかなか勝てない。

どこに行くでもなかったけど、親がしっかり相手をして、子ども達には楽しい一日になったでしょう。

洗濯機修理
2006年04月02日 (SUN) 21:43:25

洗濯機の脱水が弱いことがある、と妻が言っていた。我が家は普通の全自動洗濯機なので、ベルトの張りが緩いのだろうと判断して、素人修理を始める。きっと、裏返せばモータと回転漕のベルトの張りくらい調整できるでしょ。

給水、排水のホースを外し、コンセントとアースを外す、洗濯機を横倒しにしてみると、案の定裏は丸見え。モータ部の取り付けネジは、調整可能になっている。ベルトを押してみると、遊びが多いように感じる。規定値なんて知らないけどね。ネジは、13mmのソケットがピッタリだった。13mmって、安物ソケットレンチ・セットには含まれていなかったよ。オレは、必要があって持っていたけどさぁ。ソケットレンチ・セットって、どういう基準でソケットが選ばれているのだろう。さほど力を必要とせずにネジは緩んだ。ベルトが張るようにモータの位置をずらし、ネジを固定する。ネジを締めている間に、よりベルトが張る方向に動いちゃったけど、まぁ仕方がない。洗濯機を立て直し、ホースを繋ぎ、アースとコンセントを差して完了。

洗濯を始めたが、今のところ問題は無いようだ。これで、まだしばらく使えるかな。

でた!!
2006年04月07日 (FRI) 00:42:34

Intel MacにWindows XPがインストールできる!! 面白そう!! Intel Macが欲しい!!

花村萬月「たびを」
2006年04月08日 (SAT) 23:16:09

この本はスゴイよ!!1000ページ、厚さが6cmくらいある。背表紙に横書きで「花村文学の旅立ち」って書いてある。横書きだよ。嬉々としてこの本を持っていたら、厚さに驚いた妻が作者名を見て一言「なんだ、エンターテイメントか」だと。なんだよ、その切り捨て方は。エンターテイメントだったらなんだ。夏目漱石だって、もとは新聞小説じゃないか。そもそも、読みもしないで、この本がエンターテイメントだってか。

19歳の浪人生が主人公。その彼が、スーパーカブの改造車で日本一周する話。ただそれだけなんだけどね。それだけじゃないんだよ。出会いと別れ、人生について悩み、日本について考え、人間として成長していく。「風転」もそんな感じだったっけ。一番最初に読んだ「重金属青年団」も、バイクでツーリングだったな。主人公が見聞きしたことは、つまり萬月が伝えたかったことなんだよね、そう考えるとエッセイに近いかな。自分が主人公と同化して、萬月からいろいろ教えて貰う感じだろうか。主人公は受験勉強から逃げて本を読みあさっていた設定なので、さまざまな本のタイトルがでてくる。高校時代ブルースにはまっていた設定で、音楽的な話になったりして、いろいろな曲名や歌詞がでてくる。気になる物が幾つもあったけど、一気に読み進んでしまったので、メモしていない。残念だ、もう一回目を通すかなぁ。

スーパーカブが、50ccで日本一周はキツイだろうってことで、105ccに載せ替えてある。他にも純正パーツで改造してあって良い感じ。原チャでもなく、中型でもない、微妙なところがマニアックで良いです。

日本一周中、新潟市も通っているけど、あっさり通過して「新発田」が「しばた」なんて「はじめての奴には絶対読めないぜ」なんて書いてます。7号線バイパスが素晴らしい、「田名角栄という名前が脳裏に浮かぶ」とかね。

単純に読んでいて面白いし、考えさせられることも多い、ジャンルなんて何でもいいや。この本、良かったです。あとがきに、この本を読んだら旅だって欲しいと書いています。どうだろう、19歳の頃だったら、旅だったであろうか。

お花見
2006年04月15日 (SAT) 22:12:52

新潟市もようやく桜が咲き始めた。日曜日の天気は悪そうなので、花見は今日しかないでしょう。Webのお花見情報を見ると新潟市はどこも5分咲きだ。電車に乗って、やすらぎ堤に行くことにする。

現地で豚汁を温める準備をして、いなり寿司を持って家を出る。家を出た途端、準備に待ちくたびれた三男がグズリ、泣き始めたので一旦家に戻る。三男が泣きやんだところで再出発。晴れてはいるが風が強い。やすらぎ堤に着いてはみたものの、風が強くて寒い。食事どころではない。しかし、子ども達は食事を楽しみにしているので、とりあえずベンチに座っておやつを食べる。少し風に慣れてきたので、そのまま食事にする。風が強すぎるので豚汁は諦めて、いなり寿司だけ食べる。食べる物を食べたら速攻帰る。うーん、桜はどうだったかなぁ。5分咲きだったな。確か。

次の週末まで、桜はもつだろうか。ちょっと遠出すると、もう一回花見ができるかな。

平野肇「蜉蝣渓谷」
2006年04月16日 (SUN) 22:08:36

推理界初のアウトドアミステリーだって。

仕事はそれなり、昆虫の研究に勤しむ駐在所のお巡りさんが主人公。白骨死体の衣類に付いていた虫の死体から死亡時期を推理してしまう。この辺実話らしい。

まあまあかな。軽くて読みやすいです。

森博嗣「迷宮百年の睡魔」
2006年04月16日 (SUN) 22:09:03

「女王の百年密室」の続編。取材に来た謎の都市「イル・サン・ジャック」で、殺人事件に巻き込まれ容疑者となってしまうミチル。前作の謎が解かれる部分もあるし、新たなる謎が生まれるところも。

森博嗣のSFは、実現性のありそうな科学的発展がある世界で良い。SFだからって、何でもありでも良いんだけど、納得できる世界が広がるのが良い。今回は、森博嗣の考える「人間とは」って辺りが書かれているようで、それも面白い。

いつまでも
2006年04月21日 (FRI) 21:45:05

いつまでも寒いね。今日の最高気温は10度かい。

大沢在昌「走らなあかん、夜明けまで」
2006年04月21日 (FRI) 22:04:37

箱根より西には行ったことがない、東京生まれ東京育ちのサラリーマンが主人公。そんな彼が、一人きりの大阪出張で、開発中の製品を入れた鞄を盗まれてしまう。この鞄は、ヤクザの取り引きの鞄と間違われて、持って行かれたのだ。何とかして明日の朝までに鞄を取り戻さないと、サラリーマンとして大変なことになる。お節介好きなお姉ちゃんの手を借りて、大阪の街を走り回る、ユーモア小説。

東京のサラリーマンvs大阪のヤクザだからねぇ、勝負になんないよね。だけど、盛り上がるんだよ。大阪名物も随所に出てくるし。ふと気が付くと、この小説一人も死なない、死んでいない。そりゃあ現実的にそう簡単に人は死なないけどさ、小説だよ。死人を出さないってのも、ユーモア小説の必要事項だろうか。

出張に行く新幹線の中で読んだんだけど、オレ自身の出張は業務上の問題以外何事もなく終わりました。ふぅ。

森博嗣「臨機応答・変問自在」
2006年04月22日 (SAT) 21:47:41

工学部助教授の森博嗣は、試験を行わず、授業の終わりに質問を提出させ、それで成績をつけているそうだ。生徒からの質問は、回答を含めて全てワープロ化し、次の授業で配布するそうだ。だから、ワープロ化された膨大な質問と回答が森博嗣の手元にあり、その中から個性的なもの面白いものをピックアップしてまとめのがこの本だ。こんなものを本にして良いのかとも思うが、読んでみると面白い。やはり、森博嗣はスタンスが一定で良い。

当然理系な質問が多い、この回答でたびたび使われる言葉に「コスト」と「エネルギィ」がある。技術的に可能なことも、コストが掛かりすぎる、エネルギィが膨大に必要、とかで実際には行わない。これが、現実なんだろうな。

幾つもへぇーと思ったものがあるが、一つだけ紹介。アメリカなどで建物を壊すとき爆破したりするが日本では一般的ではない、なぜかというと、「日本の建物は頑丈なのでうまくいかない。隣接した建物があって条件が揃わない。」だそうです。地震大国日本の建物は丈夫にできているのかな。

2回目の花見
2006年04月24日 (MON) 00:58:43

今日は大河津分水。車で大河津分水公園に向かうが、小さな駐車場は一杯。誘導員に「少し歩くけど河川敷に行けば必ず停められる」と聞いてそちら向かう。意外と距離を走らされたが、確かに車を停める事ができた。土手を上ると桜並木だ。でも、どれも細い幼い木ばっかりだ。満開だけどさみしいねなんて言いながら、分水公園まで歩く。分水公園のあたりは、桜の木が太く、満開で綺麗だ。でも、全体的なバランスとしては、期待はずれだったな。

桜の下でおやつを食べたら、少し遠回りになるけど、シーサイドラインを経由して帰ることにする。分水に沿って下っていくと、立派な桜並木が続く。こっちの方が、よっぽど綺麗じゃん。桜を見ながらゆっくり走る。

ジムカーナ観戦
2006年04月30日 (SUN) 21:34:02

今日は、胎内スキー場の駐車場で関東ミドルシリーズ第3戦が行われたので、息子たちと観戦に行ってきた。10時過ぎに着くと、既に大会は始まっていた。椅子を持ってくれば良かったなぁと思いながら地面に座って観戦する。関東ミドルシリーズなので、ちょいとレベルも高く、関東からの遠征者も多い。皆さん、良い踏みっぷりです。スキール音、タイヤの匂い、良いね。後輪駆動では、まだMR2が現役だよ。オレが現役の頃は、ワンメイクレースの様に、各クラスで参加車両が決まっていたけど、この頃は車種もそれなりに増えていて面白そうだね。1時間もしないうちに、三男が飽きてきたので、ちょっと散歩する。暑くなってきたので、スキー場施設のあたりに自販機でもないかと探すのだが、見つからなかった。でも、残雪の山があってそれに触ったり、土筆を摘んだりして遊ぶ。土筆は沢山採れたので、持って帰って食べる事にして、頭を捨てていく。

そうこうしているうちに昼休みになった。奥まった駐車場の片隅にシートを広げ、慣熟歩行する選手たちを見下ろしながら、弁当を食べる。良い天気だ、皆で上着を脱ぐ。昼休みなら、パドックに入っても良いかなと勝手に判断し、パドックを一周する。最近のタイヤパターンは、よりカッコ良くなってるね。まだ、昼休みが終わらないので、車で飲み物を買いに行く。近くの観光施設まで行って、自販機でジュースを買っていると、いい匂いがしている。そばで、串焼きを売っているのだ。牛・豚・ソーセージがあったので、ソーセージを買う。胎内黒豚のソーセージが300円って、案外リーズナブルじゃないか。ソーセージを食べながらジュースを飲んだら、ジムカーナ会場に戻る。2本目を見始めるが、30分もすると三男が飽きてきた。三男は昼寝が必要なので、帰ることにする。車に乗った三男は、すぐに寝てしまったが、新発田の町中に入ったら目覚めてしまった。ちょっとしか寝れなかったね。

土筆は、長男と一緒に袴をとって、水にさらしてからお浸しにして食べました。春の味だね。


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