つれづれなるままに... 2006年8月

姫野カオルコ「ハルカ・エイティ 」
2006年08月05日 (SAT) 21:52:18

ハルカは主人公の名前、エイティは80歳かな。大正生まれの元祖モダンガールが主人公。彼女の一代記。

前向きな彼女が、戦争を経験し、次々に女を作る夫は趣味のように会社を興す。波瀾万丈の様でいて、淡々と人生を謳歌するハルカ。面白かったけど、最後が案外あっけなかったな。

姫野カオルコは当たり外れがあるけれど、これは当たり。

江國香織「東京タワー」
2006年08月05日 (SAT) 21:52:44

大学生の透は、母親の友人である年上の女性と付き合っている。その女性は、代官山にあるセレクトショップを経営し、夫がいる。透の友人・耕二も透に影響されて年上の女性と付き合っているが、女子大生の彼女もいる。淡々とクールな透と、熱くアクティブな耕二。そんな二組(三組?)の恋愛小説。

うーん、どうなんでしょう。15も20も年上の女性に、10代の野郎がひかれるのでしょうか。うーん、わからない。解説を読んでいたら、映画化されていて透の恋人は、黒木瞳だって。なるほど。小説としては良く書けているとおもうけど、うーん、男としてわからんなぁ。

今日も海水浴
2006年08月06日 (SUN) 23:23:18

今日も朝から快晴、海水浴日和。水泳の授業で落ちこぼれている長男の特訓を兼ねて、歩いていける海水浴場へ行く。長男のやる気を盛り上げるため、長男にゴーグルを買った。当然の様に次男にも買った。

浮き輪に砂場道具、ビーチテントを持ち、海水浴場まで歩く。三男もご機嫌に歩く。海岸ではラジオ番組のイベントをやっていた。イベント会場を通り越し、空いている場所を見つけたら、テントを立てて日焼け止めを塗って海に入る。それほど冷たくもなく良い感じ。長男・次男は浮き輪で泳ぐ。三男は砂遊び。先週の海岸よりテトラポットが近いので、浮き輪の長男・次男を押しながらテトラポットまで泳ぐ。テトラポットに着いたら、長男・次男は持って帰ると海草をブチブチとる。長男・次男を海岸に戻したら、一人でテトラポットまで泳ぐ。やっぱり近いな。それほどへこたれることなく往復する。

長男の指導を妻が始める。ゴーグルはそれほど役に立っていないが、長男は顔を水に浸け何回かばた足ができるところまでいった。まぁ、彼の場合ここまでできれば上出来でしょう。三男が浮き輪を上手に使い、波に揺られている。見ている方はヒヤヒヤだが、本人は楽しそう。

太陽が雲に隠れてしまい、少し水を冷たく感じるようになってきたし、昼も近い。帰ることにする。海岸にあるコンビニでおやつを買い、つまみながら歩く。おやつが終わると共に三男がグズリ始める。仕方がなく抱っこして歩く。はやく成長しないかな三男、そうしたらもっと遊びの自由度があがるのに。

今年の新潟での海水浴は、今日が最後かな?たった3回か。

セミの羽化
2006年08月06日 (SUN) 23:23:41

地上に出てきたセミの幼虫を捕まえて自宅に持って帰ってくるとセミの羽化を見ることができる、と妻が言いだした。日没の頃からセミの幼虫が地上に出始めるそうなので、そこをねらって某巨大公園に行く。この公園の桜の木にセミの抜け殻が鈴なりなのは、去年見つけている。17時過ぎに着くが、まだ早すぎるようで、何も見つからない。蚊に刺されならがらも、ウロウロしているうちに、妻が穴から顔を覗かせている幼虫を見つけた。試しに棒でつついてみたら生きている。穴から出てきたところを捕まえるべく、目印をおいて様子を見ることにする。他の場所を探しながらも、ときどき様子を見に行くが、穴に潜ってしまったようで見えなくなってしまった。残念。しばらく探し回っていたら、またしても妻が木を登りかけている幼虫を見つけた。動いているセミの幼虫を初めて見たよ。その幼虫を虫かごに入れる。蚊に刺されまくった三男の機嫌が悪くなってきたので、1匹で諦めることにする。もっと、日が暮れてからの方が見つかったのかも。

自宅で1メートルほどの木の棒にしがみつかせると、のそのそ登っていく。棒を壁に立てかけておいたら、棒を通り越して壁紙を登り始めてしまった。それは困るので、棒の下端にしがみつかせる。セミの幼虫はまた登り始める。2回ほどそれを繰り返したら、それ以上登らなくなった。背中が割れるのを今かいまかと見守るがなかなか始まらない。結局、三男は寝かしつけに入り、長男・次男も諦めかけた21時20分頃背中が割れた。オレはそのとき別の場所にいたので瞬間は見ていないが、長男・次男も気がついたら割れていたそうだ。寝てしまった三男以外でセミの羽化を見守る。途中で、片足が棒から外れ、傾いた。もぞもぞやっているうちに、殻ごと下に落ちてしまった。やっぱり、丸棒では引っかかりが弱かったか。鉛筆にしがみつかせたり、座布団にしがみつかせたり。写真で見たように全身が白っぽいなか、目だけが黒くかわいらしい。23時過ぎ、だんだんと体の色が濃くなってきた。右側の羽根が、伸びきっていない。明日の朝、子どもに完全な姿を見せるために籠に入れ、観察を終了する。

自宅で簡単に見れた割りに、感動。面白かった。三男が成長したら、ちゃんと見せてやりたい。

花火大会
2006年08月09日 (WED) 23:27:29

今日は新潟まつりのクライマックスである花火大会。定時で帰宅し、軽く夕食を食べたら、家族で駅まで歩く。電車は混んでいたが、まだ三男が立って乗れるくらい。白山駅で下車し、信濃川土手まで歩く。もう花火は、どっかんどっかん揚がっている。土手に着くと、結構な人出だがちらほら空いている場所もあり、シートを広げて家族で座る。打ち上げ会場が近いからね、花火の音も大きいし、アナウンスも聞こえて良い感じ。三男はあちこちで弁当を広げているのが気になるが、長男・次男は花火を楽しむ。1時間位座っていたかな。帰りの電車が混むので、最後まで見ずに駅に向かう。三男はずっと抱っこだ。駅に着くと、けっこう混んでいる。電車には乗れたが、ギュウギュウだ。混んでいるし、三男は抱っこしているしで、汗だくになった。

最初から最後まで見れたわけではないし、弁当持参でもないけど、何となく人並みな行動ができるようになってきたかな。三男もそれなりに一人前に近づいたってことだ。よしよし。

よしもとばなな「王国 その3 ひみつの花園」
2006年08月12日 (SAT) 09:44:01

よしもとばなな絶好調!! 今回のストーリーは、起承転結でいうと転か?

言うことなし!!

森博嗣「探偵伯爵と僕」
2006年08月12日 (SAT) 09:44:55

講談社ミステリーランド・シリーズのひとつ。ミステリーランドは、「かつて子どもだったあなたと少年少女のために」をキャッチフレーズに、さまざまな作家の書き下ろしをカバー付きの豪華本で出版しているものだ。殆どの漢字にはふりがなが付いて、子どもでも読みやすくなっている。でも、2,100円は高いな。

対象年齢はもう少し上かもしれないが、長男に勧めてみた。読後の感想を聞くと、にっこりしながら「面白かった」だそうだ。子ども向けではあるけど、まぁ面白かったな。

主人公の少年が、夏休みに伯爵と名乗る探偵と出会い、連続誘拐事件に巻き込まれたことを振り返って書いている形式になっている。少年の視点で書かれていて、子ども向けだが、それゆえ子どもから見えない部分は書かれていないわけで一寸消化不良。犯罪や死刑、テロなど世の中の矛盾に対して、少年が考え探偵からのアドバイスがあったりするところは、子どもにとって考え方のヒントになればいいな。

ビオトープ継続中
2006年08月12日 (SAT) 09:47:15

土を入れてから、水は濁らなくなった。それとも、メダカが2匹で汚染が少ないのか? ホテイアオイは、繁殖している。当初の4倍くらいなったのではないか。エビは、いるのかどうか分からない。

iCab 3.0.3 リリース
2006年08月17日 (THU) 21:30:30

ようやくメジャーリリースしたけど、これからどうなるの???

夏休み
2006年08月20日 (SUN) 21:10:25

9連休も今日で終わり。夏休み明け休暇が欲しいなぁ。

高村薫「晴子情歌」
2006年08月27日 (SUN) 21:14:14

ようやく読み終わった。長かった。半分以上は旧字旧仮名で書かれているので、尚のこと大変だった。読めない漢字とかもあって、上っ面をなぞっただけになったけど、凄かったこの本は。純文学なんだな。楽しめた。

戦前生まれの晴子、その息子が主人公。遠洋漁業に行っている息子に宛てた晴子の手紙は、膨大な回顧録だ。母親の生涯を知ることとなり、戸惑う主人公。主人公自体も、何かとめんどくさい性格で、これは旧家の血筋によるものか。戦争・政治・学生運動・三池炭坑などいろいろな昭和史が盛り沢山。

「ハルカ・エイティ 」に続き、昭和を振り返ってます。まぁ、昔話だな。同じ事は再び起こらない。時は流れる。

今日は代休
2006年08月28日 (MON) 21:23:26

代休を使い、仕事を休んだ。三連休なのでキャンプとかも考えたが、朝晩は涼しくなったとはいえ近場の日中は熱いし三男の昼寝が面倒だ。で、三日間とも家にいて、近場で子どもに付き合う。午前中は子どもを遊ばせに車で出かける、午後は三男に昼寝をしっかりさせその後に買い物に行ったりした。三人もいると基本的に子ども達だけで遊べるので、主に運転手&監視役、たまに三男の相手をしたりして。

土曜日は砂場道具をもって近くの公園へ行って遊び、日曜日は海岸近くの公園で遊んだり海岸に行ったり、今日は水着を着て波打ち際で砂遊び。

金も時間もかけていないけど、子ども達は十分満足しているようだ。よしよし。


もうすぐ6歳になる次男の扱いが一寸難しい。自分の楽しみを最優先させる脳天気な長男、甘えん坊の三男。繊細で気が利くんだけど、そのぶん親の顔色を伺い、いじけやすい次男。うーむ。

壊れる
2006年08月31日 (THU) 23:36:49

今年になってから、物が良く壊れる。

洗濯機の「風呂水取りポンプ」が壊れた。風呂水の使用をやめ、全て水道水にした。「炊飯器」は、やはり故障だったそうで、保証期間内修理となった。「車のナビ」がCDを認識しなくなった。修理は高そうなので、ほってある。「携帯の充電器」が壊れた。これも切っ掛けの一つとなり、携帯を買い換えた。「iMac Flat Displayのハードディスク」がカタカタいいだしたので、交換した。

そして、今日、妻が車で出かけようとしたらエンジンが掛からない。少し前からイマイチだったので、バッテリかなと思っていたら、「燃料ポンプ」の故障だそうだ。早速修理して、3万円ほど。

次は何だ?


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