つれづれなるままに... 2007年1月

2006年に読んだ本

2007年01月02日 (TUE) 14:12:32

昨年ここに感想を書いた本は、72冊。他に、ハリー・ポッター全六巻があるので、78冊か。月平均6.5冊。読んでいるようでも、そんなもんか。年間100冊読むには、月に8冊以上も読むのか。毎週2冊は、無理だなぁ。昨年のヒットは、やっぱりハリー・ポッターかな。高村薫「李歐」花村萬月「たびを」恩田陸「夜のピクニック」佐藤賢一「傭兵ピエール」も良かった。

今年は、いよいよ、ついに、とうとう、京極夏彦を読んでみるか。モンテ・クリスト伯も読むつもり。

喫煙不要論

2007年01月02日 (TUE) 14:18:58

オレは、煙草をまったく吸わない。その上での、話し。

18歳から成人とするにあたり、飲酒・喫煙の許可年齢を18歳に変更するかどうかの議論があると知った。オレにしてみれば、そんな議論はバカバカしい。例えば1990年生まれ以降の人は、全面喫煙禁止にすれば良いのに。今まで喫煙してきた人は、まぁ今後の喫煙も許そう。だけど、なぜわざわざ喫煙許可者を増やす必要がある?喫煙の自由は必要か? 許可している割に、公共の場では喫煙可能範囲が非常に限られる。大麻の使用緩和なんて言っている人もいるが、大麻と同じように喫煙を取り締まってしまえばよいのだ。

煙草生産者やJTは困るだろうけど、ニーズに合わせて生産するのが、メーカの勤めだろう。CDに押されてレコード針メーカが激減したのだ、同じことでニーズに合わせて事業転換するしかない。健康に害があることを認識していながら、喫煙の影響でガンになったら、健康保険を使って治療する。なぜ、非喫煙者が覚悟の上の喫煙者の治療費を負担しなくてはいけないのか。これは、スキーで遊んでて足を折ったと言うのとは違うよ、事故じゃなくて故意だと思うから。全国から煙草の自動販売機が無くなれば、省エネにもなるだろうしなぁ。あ、でも、煙草代に含まれている沢山の税金が入らなくなるのか。アメリカでは太っている人は自己管理が甘いと見なされて出世に影響がある、とか読んだことがある。そんな感じで、勤務中の喫煙が我慢できない人は、勤務評価を下げるとかね。

喫煙が許可されている理由は何だろう? なぜ、時代とともに変化しないのだろう?

お正月

2007年01月04日 (THU) 21:07:41

31日 快晴の高速道路を妻の実家に向かって走る。紅白見て、近所の寺に除夜の鐘を撞きに行く。

1日 お節を食べて、近所の神社で初詣。おみくじは、小吉。トイザらスに行って、子ども達はおもちゃを買ってもらう。オレは、赤外線コントロールチョロQのR32 GTRを買う。スゲー、こんなんが999円で買えるのか。買ってもらったゲイラカイトを子どもと揚げる。

2日 ボーリングに行く。正月料金で1ゲーム600円。高! 31アイスを食べたり、ゲーセンでゲームしたり。夜、カブ札を使って(初めて)カブを30分ほどやる。プラマイ0。

3日 昼に美味しい中華を頂いてから、新潟に戻り年賀状に目を通す。

馳星周「雪月夜」

2007年01月06日 (SAT) 21:06:39

相変わらずの何の救いもないクライムノベル。お決まりの終わり方だけど、これはこれで良いと思う。  故郷根室に戻りひっそりと暮らす主人公のもとに、悪友が帰ってきた。顔も見たくない悪友はヤクザとなり、組の金を持ち逃げした男を追ってきたのだ。悪友に振り回される主人公、でもいつしか主人公もその金を奪いたいと考え、率先して動き出す。悪友のヤクザ、地元のヤクザ、悪徳警官、代議士などの間を立ち回りながら、どんどん落ちてゆく主人公。

なぜに主人公が落ちていくか、と言うことを緻密に書いていくことが、馳星周の小説なんだよね。面白かったです。

雨宮処凛「ともだち刑」

2007年01月06日 (SAT) 21:07:28

芸大の予備校2年目の悶々とした日々を送る女が主人公。彼女の中学時代の交友関係が主題。バレー部に途中入部してきた子は、茶髪の大人びた女の子。綺麗で、バレーも上手いその子と、友達になりたい主人公。その子に媚びをうって、仲良くして貰うことに喜びを感じる。でも、気まぐれな彼女に振り回される主人公は、ついにバレー部を辞めることに。

女の子同士の世界は、男同士の世界より、大変そうだよね。その辺を上手く書いた作品ではなかろうか。でも、最後にあそこまで行くかなぁ。

降らない

2007年01月08日 (MON) 21:31:46

雪が降らない。殆ど降らない。風ばっかり強くて、体感温度は低いけど。積もらないと雪遊びができないじゃん。

初スキー

2007年01月14日 (SUN) 21:24:09

今年の温泉旅行は、スキー場になった。ばーちゃんの誕生祝いをTDRのメンバで、スキー場近くの温泉ですることになった。これを切っ掛けに、長男のスキーセットをヤフオクで手に入れる。家族全員分のスキーウェアをヤフオクやら量販店の安物やらでとにかく揃えた。次男には、長靴ではけるスキーを買った。三男には、ソリがある。

土曜日朝9時半出発、スキー場に近づくつれて雨が雪に変わり、高速を下りると道路のアスファルトなんて見えない。新潟市はカラカラだけど、雪があるところにはあるんだ。12時頃赤倉温泉のホテルに到着した。少ししたら他のメンバも合流できて、チェックインした部屋で、持参したお握りやカップラーメンを昼食としたら、ゲレンデに向かう。リフトとリフトの狭間の人の少ない緩やかな斜面で、長男・次男に滑らせる。案外、滑れるもんだ。斜面を下りたら、長男はスキーを外して斜面を登る。登り切ったら、靴の裏に着いた雪を落としてやり、スキーを履かせてまた滑る。次男は長靴をスキーから外すのが面倒なので、オレが尻を押してやり斜面を登らせる。長男のスキーを履かせたり、次男を押したり、次男の取れてしまった長靴を着けてやったりで大忙しだ。しまいには、斜面を押してやるのも疲れてくる。妻とソリをやっていた三男は、そうそうにホテルに戻る。妻は妹のスキーを借りて、長男と同じように緩やかな斜面を滑っている。夕方、うす暗くなってきたので、ホテルに帰る。長男はスキーが気に入ったそうだ。次男は、あまり上手く滑れていないがこれは道具のせいか。温泉に入りビールを飲んだら、もうクタクタ。おいしい夕食を食べたら、部屋に戻り、用意していたバースデイケーキを食べる。ボードゲームなどして楽しんだら、子どもは就寝。21時くらい。オレも疲れたので、同じく布団に入るが、オイル・ヒータの音が気になって眠れない。結局、オイル・ヒータの切れた3時くらいから眠れたのではないか。

日曜日朝6時頃トイレに行った長男の物音で目を覚ました。当然、まだまだ眠い。しかし、再度眠りにつくことができなかったので、次男を誘って温泉に行く。少し目が覚めた。バイキングの朝食を食べる。なんだか少し、お腹の調子が悪く気持ち悪い。レメディを取って、三男はじーちゃんに託し、ゲレンデに出発する。次男のスキーセットをレンタルし、長男と共にスキースクールに行かせる。午前中2時間を二人で一万円、高。でも、始めから正しい基本を学んだ方が良いと思うし、スクールの間親は勝手に滑れるし。オレと妻もスキーセットをレンタルし、ちょっとだけ緩斜面を滑ってみる。何とかなるだろうとリフトに向かうが、斜面を登るのがとってもキツイ。リフトに乗ったら、ファミリーゲレンデへ行く。初心者コースだ。妻はボーゲン専門。オレは、まぁスキーを揃えて。何回かファミリーゲレンデを滑るが、オレは物足りない。オレは反対側の中級者コースを下る。スピードが出て、気持ちいい。端から見たら、足は広がり腰は引けてるかもしれないが、滑っている本人は気持ちいい。妻とファミリーゲレンデ滑ったり、中級者コースを滑ったりしているうちに、スキースクールの終わる時間だ。長男・次男を迎えに行くと、リフトにも何回か乗って滑ったそうだ。とりあず、曲がる、止まるができるようだ。よしよし、上出来でしょう。スキーを返し、ホテルに戻る。着替えて荷物を纏めたら13時くらい。ホテルを出発し、蕎麦屋で昼食を取り解散する。

少なくとも、次男のスキーを買い直しだ。オレのと妻のもできれば買いたい。三男の相手が問題だが、今シーズン中にあと2回くらいは行きたいものだ。

オレは、16年振り?のゲレンデスキーだった。当然、カービングスキーは初めて。今日そこそこ滑れたのはカービングスキーのお陰か。スキー170cm、ストック115cmでした。レンタル屋の人も言っていたけど、今日みたいに新雪が乗っていた日は、ストックがもう1サイズ上でも良かったかも。

年賀状

2007年01月17日 (WED) 21:15:22

今年、我が家に届いた年賀状は72枚。そのうち、宛名が印刷されている物が35枚。ほぼ半分だよ。多いね。

ちなみに、お年玉くじの当たりは、3等が1枚だけ。少ないね。

凧揚げ

2007年01月21日 (SUN) 21:25:19

今日の新潟市は、快晴で風もない。雪もなく、地面はカラカラ。せっかくなので、家族で近くの海岸まで凧揚げに行く。海岸に行っても、風が穏やかで、凧が揚げにくいくらい。長男・次男は凧揚げ、三男は砂遊びをしばし楽しむ。うち以外にも二組凧揚げしている親子がいたな。他に、犬の散歩をしている人とか、釣りをしている人とか。最高気温11度。雪のない冬はつまらないが、いっそのことこれくらい天気が良ければ、それもまた良し。

吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

2007年01月21日 (SUN) 21:40:47

仕事を辞めて、心地よい映画館のそばに引っ越してきた主人公は、「3(トロワ)」と言うサンドイッチ屋の親子と知り合いそこで働く事になる。駅前のコーヒーショップに対向するため、主人公はサンドイッチに合う「スープ」を作ることになる...。

ほのぼのと、ゆったりと、心地よい時間が流れていく。「暮らしの手帖」に連載されていただけあって、いかにもな挿し絵が入る。少ない登場人物にベタな繋がりがあって、ありえない世界なんだけど、心地よい。村上春樹の短編を、あっさりほんわかさせたような作品、お薦めです。

料理の日

2007年01月27日 (SAT) 23:46:43

今日の昼食は、塩焼きそば。ホットプレートで、豚肉を炒め、モヤシとキャベツと長ネギを追加し、麺を炒めて出来上がり。焼きそばのパッケージに書いてあったのだが、長ネギを入れるのが最近のブーム。

オヤツは、焼きプリン。ネットで簡単そうなレシピを探す。玉子に砂糖を入れて混ぜる。そこに温めた牛乳を入れる。オーブンの使い方がよく分からず、十分に余熱ができなかったので、ちょっと長めに160度35分。菜箸を差してみたらまだ少し柔らかいので、追加で6分。まあまあかな。外に出してあら熱を取っている間に、砂糖を温めてカラメルを作る。長男は百科事典を開いて「透明で泡だらけだから110度くらい、もう少ししたら色が変わってくる」とか言っている。まだまだ温かいプリンにカラメルをかける。冷えるのを待ちきれず、ほんのり温かいプリンを子どもと食べる。いかにも、玉子と牛乳を食べている感じ。もうちょっと甘くてもよかったかな。子ども達には、大好評。いっぱい作ったので、明日は冷えたのを食べましょう。

夕食は、ハンバーグとスープ。妻が合い挽き肉を二パック買ったつもりが、合い挽きと豚だったので、豚の割合が多い!! ハンバーグの味が期待できないので、煮込みハンバーグにすることに。涙を流しながら玉葱をみじん切りする。目が辛くて余り細かくできなかった。玉葱のみじん切りを炒める。それが冷えたら、肉と混ぜる。パン粉が無かったので、パンを適当にちぎり入れる。ナツメグを少々入れたら、手で混ぜる。塩胡椒して玉子を入れたら、玉子がちょっと多めに感じる。パン粉代わりのパンが少なかったかな。家族に合わせて、大小のハンバーグを形作ったら、軽くフライパンで焼く。焼き色が付いたら、厚手の鍋に並べて、缶詰のデミグラスソースをかけて、少し水を加えたら弱火で煮込む。スープは、玉葱とキャベツとジャガイモと厚切りのベーコン。軽く火が通ったところでコンソメキューブと塩を少々で味付けして完成。ハンバーグは、ナツメグのお陰か、それともデミグラスソースのお陰か、それなりに美味しくできました。

篠原一「ゴージャス」

2007年01月28日 (SUN) 22:11:34

世界最速の自伝小説だそうです。確かに、大学生の時に、桜蔭高校2年での文學界新人賞受賞前後のことを書いてるからなぁ。桜蔭高校って凄いね、女子校のトップ?女子校なのに四分の一が東大に進学だって。調べてみたら、菊川怜も卒業生だよ。そんな学校で個性豊かな友人に囲まれ、書いた小説が「壊音」だもんな、凄いわ。

「ゴージャス」自体は、軽く読みやすくできてます。面白かったです。

息子の話

2007年01月28日 (SUN) 22:30:42

「あのねぇ、××って、××なんだよ。」と長男は言う。そんなこと、お父さん・お母さんは知ってます。さっき読んでた本に書いてあったことを報告してくれなくても結構です。

「あのー、なんだっけ。前に××って、××だったよね。」と次男は言う。そんな無理矢理思い出しながら、昔話をしてくれなくても結構です。

「でも、××なんだよ。」と三男は言う。全然「でも」じゃありません。頭がウニウニになるようなことを、無理に割り込んできて話してくれなくても結構です。

なぜ、皆で争うように、話したがるかなぁ。


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