つれづれなるままに... 2008年6月

今週末の料理

2008年06月02日 (MON) 00:44:52

土曜の夜は、いつものポテトサラダに、飛鳥鍋。飛鳥鍋ってのは、牛乳で作るヤツだよ。事前に妻に言うと嫌がられると思ったので、妻が出かけているうちにそそくさと作る。牛乳を入れるところを見ていた長男に「えー」とか言われたけど、「飛鳥鍋だよ」と言ったら納得していた。食べたことあったのかな? 結局、食べてみれば、好評でした。妻曰く「さめてくると牛乳臭さを感じるけど、熱ければおいしいね」とのことでした。我が家の定番メニューに仲間入りか?

絲山秋子「ダーティ・ワーク」

2008年06月04日 (WED) 21:12:29

何も知らずに短編集かと思いながら読み進むと、あれ?あれ?と登場人物がリンクしていく。連作短編なのですね。これも、良い感じなんですよ、話しの流れが。最後も、ありきたりだとは思うけど、良い感じなんですよ。題名の「ダーティ・ワーク」が何のことか分からなかったけど、ローリングストーンズのアルバム名なんだね。主人公(女性!)がギタリストだし、ストーンズに詳しければもっと楽しめるのかも。いや、知らなくても、充分良かったですよ。

絲山秋子「エスケイプ/アブセント」

2008年06月04日 (WED) 21:14:33

オレが読む絲山作品で男が主人公なのは初めてだ。それが、ホモで元過激派で双子だなんて。エスケイプとアブセントそれぞれが、双子の兄弟の話し。「アブセント」の意味が分からなくて調べてみるとabsent:欠席していること.欠けている状態.だって。うーむ、なるほど。現実から逃げて、迷っている兄弟二人。うーむ。これは、これで、うん、ありかな。

未読の作品が幾つもあるので、これからが楽しみだなぁ。

奥村杉キャンプ場

2008年06月08日 (SUN) 14:03:44

土曜日の朝、妻とキャンプ場の相談をする。オレは別なところを提案したけど、タダだしってことで奥村杉キャンプ場に行くことになる。夕食の下ごしらえをして、出発したのは10時過ぎ。途中、買い物したり、ガソリンを入れたりして、キャンプ場に着いたのは11時半くらいか。キャンプ場とは言っても、予約無し管理人無しの単なる川原だ。トイレと、一応水場はあるけど、飲用不可となっている。テントサイトは、川の堰の上下で2箇所に別れている。下の方は車の乗り入れができるけど、堰から落ちる水音が凄い。堰の上は、車をとめてから川原に下りる必要があるけど、水の流れも緩やかで子どもが遊ぶにちょうど良い。なので、堰の上にテントを設営する。川原はほんの一部を除き、草ぼうぼうで、現実的にはテント一組がちょうどいいのではないだろうか。隣にテントを設営されたら、かなり気を使いそう。こんな時期に、そうそうテントを張るひとはいないだろうと、ゆったり設営する。テントを設営したら持参したお握りで昼食をとり、車に乗って五頭山の登山口を目指す。一番近い登山口に行ってみるが、今回の目的地である五合目の烏帽子岩には行けない。再度車に乗り、出湯温泉登山口を目指す。登山口前に車を停め、いざ出発。歩き始めてすぐに分かれ道になる、ちょうど下りてきた人に聞くと、「どちらでもそのうち合流するけど、こちらが良いよ」と自分が下りてきた道を指し示すので、そちらを登る。途中でも幾つか分岐があるが、結局は合流するようだ。道は昨日までの雨で少しぬかるんでいる。2合目で飴を食べ、4合目ではグミを食べ、登り続ける。大人にとっては大きめの段差でも、三男にとっては壁であり全身を使って登る。三男は最後の方は、すこしペースダウンしたけど、コースタイム通り75分で烏帽子岩に到着する。曇り空なので、眺めはイマイチで残念。お湯を沸かして飲み物の準備をしていると、雨がぱらついてきた。インスタントのコーヒーとイチゴミルクを飲み、オヤツを食べる。食べたら、速攻下りる。長男・次男と妻が先行し、オレは三男のペースで下りる。下りは楽だけど、湿った粘土質が滑りやすい。途中、分岐するのを覚えていたので、そちらを下り始めたが、違う方から妻の声がする。長男・次男は別の道に行ったようなので、そちらに向かうことにする。でも、この道は登りで勧められた道では無いので、確かにちょっと厳しい。長男・次男・妻は、分岐に気がつきもせず、まっすぐ進んできたそうだ。まったくもう。下りは、コースタイム45分の所を、休みもせずに45分ほど。さて、汗をかいたところで、村杉温泉に向かう。小さな公衆浴場で、大人250円、安い。汗を流してさっぱりしたら、ジュースを飲んで、サイトに戻る。戻るのだが、オレはビールを買いたい。でも、温泉街でビールの自販機なんて、無いんだよね。物産館で、ビールを買い、オヤツにミルクプリンを買う。サイトに戻ると、16時半くらい。下のサイトを覗くとテントが一つ張ってある。物好きがいたものだ。でも、他の人がいると、ちょっと安心。炭を熾しながら、ビールを飲む。子ども達は、川原で石を投げたり、虫を探したり。炭が起きたら、調理開始。今夜のメニューは、ダッチオーブンで中華おこわを炊いて、インスタントスープに、餃子。中華おこわは自宅で下ごしらえしてあるので、茹でて切ってきた豚肉とタケノコを炒めて、干しエビの戻したのと、といできた餅米を混ぜたら、合わせてきた調味量で炊くだけ。って、オレはビールを飲みながら炭をパタパタするだけで、妻が調理する。18時頃には夕食開始。おいしく食べる。食べた後は、焚き火と花火。三男には、オレが火を付けた花火を持たせる。たまに雨がぱらつくし、夜は冷える、皆でフリースを着込み焚き火を囲む。近づきすぎるなよ、と言うに近くで火を見ていた長男に火の粉が飛び、フリースに穴を開ける。あーあ、全くもう。20時半頃には皆でテントに入る。オレも、外は冷えるしビールもないしで、寝るつもりで寝袋にはいるが川の音が気になって眠れない。いったん寝付いた三男が、目を覚まし、しばらくぐずぐず言う。夜はかなり冷えたが、子どもは気にならなかったようだ、妻はフリースを着て寝袋に入っても寒かったと言っていた。

オレは例によって、寝たんだか寝てないんだか良くわからないけど、5時半頃次男のおしっこで目を覚ます。それを合図に皆が起き始める。三男は完璧寝不足だ。でも、それほど不機嫌ではない。昨日よりは晴れているが、風が少しある。暖をとるため焚き火を始める。それから、朝食の準備。お湯を沸かし、ベーコンを焼いてチーズと共にパンに挟む。インスタントコーヒーとココアを入れる。朝食後、子ども達は、また川原で遊び始め、親はのんびりと片づける。以前は、親がサイトの準備や片づけをしている間子どもの相手ができないのが気になったが、今では勝手に遊んでくれているのである意味楽だ。荷物運びを手伝ってくれると、もっと楽だけど、まぁ良いか。9時頃サイトを後にする。

10時には家に着き、午前中に後片づけを済ませ、午後は普通に過ごせる。三男は、さすがに昼寝している。短い時間だったけど、キャンプを楽しめた。食器の片づけなんかも、現地ではやらずに持って帰ってくるので、現地ではのんびりできる。こんなキャンプも良いな。

大槻ケンヂ「ロッキン・ホース・バレリーナ」

2008年06月14日 (SAT) 21:09:43

18歳の三バカトリオ・ロックバンドがメジャーデビューを夢見て、強行全国ツアーにでる。そこで出会ったゴスロリ娘が履いていたのが「ロッキン・ホース・バレリーナ」。なぞの多いゴスロリ娘は、ツアーに同行し、波瀾万丈。青春だ〜。

ロッキン・ホース・バレリーナをネットで見てみたら、まさにポックリ下駄でした。うーむ、おじさんにはついていけないファッションだ。

漫画として、楽しく読みました。大槻ケンヂ、意外に面白いよ。

綿矢りさ「夢を与える」

2008年06月14日 (SAT) 21:10:26

期待の三作目。なんだけど、今までと路線が違いすぎる。だらだらしているなぁと読み進み、最後にズンとくる。こんなダークなものを書くんだ。正直言って期待はずれ。

フランス系クオータの女の子が、生まれてからチャイルドモデル、芸能界と成長する物語。「夢を与える」仕事をしているはずが、両親は別居状態、心を許せる友達もなく、退屈な受験勉強中に出会った一人の男...。

また、地震だ

2008年06月14日 (SAT) 21:19:06

土曜日の朝、そろそろ着替えて活動開始だ、なんて時間に大きな地震。新潟市は震度3らしい。ゆらゆらと長時間揺れていた気がする。さっそくテレビをつける。こう言うときは、ネットよりもテレビだね。震源は岩手。新潟でなくて少しホッとする。でも、岩手の震度6ってのは大変なことだね。

偶然だけど、休日に大きい地震がある。家族が一緒にいるときなので、気が楽だ。これが平日の昼間だとね、子どもは学校と幼稚園で、オレは信濃川を挟んで会社だからね。離ればなれの時に何かあったらと思うと辛いよね。


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