短編集。最初に村上春樹が体験した奇妙な偶然の一致を二つ紹介している。その後に、知人から聞いた偶然の一致を書いた「偶然の旅人」があり。その他も奇妙な味の話が4つある。最後の「品川猿」は、まったくのフィクションだろうけど、その他はまぁあっても良さそうな不思議な話。オレとしては、「偶然の旅人」が良かったな。別にこれがフィクションでも良いです。
テントや十分な食料を持たず、長期間山中を移動する。食料は魚を釣ったり、山菜を採ったりするが、時には山中で出会った登山者からのおこぼれを期待したり。
うーん、やってみようと思い立ち、それを実行していることは凄いんだけど、うーん、今ひとつ納得がいかない。「自然に対してフェアに」とか書いているけど、家族を残して一人山にこもり、ぼろぼろになって帰ってくる。帰って来れれば良いけどねぇ。うーん。
今日は、小学校の文化祭。平日とあまり変わらない時間に起床し、朝食後、長男・次男を送り出す。オレは、鼻づまりで熟睡できず頭が痛いので、もう一眠り。小学校に向かう時間になったので、むりやり起きるが頭は痛いまま。三男と歩いて小学校に向かう。次男を教室まで迎えに行き、一緒に作品を見る。次男の絵はまあまあ、工作は雑だけど頑張ったかな。3年生の教室を通り、4年生の長男の作品を見る。長男の絵は良くかけていたと思う、工作もいつもながら人とはひと味違う。5 ,6年生の教室を通り、図書館で長男・次男の作った絵本をながめ、ステージ発表会で次男の同級生のピアノを聞く。次はお楽しみの体育館。綿アメを買って食べる。三男が分けてくれたのを、オレも食べる。さかなつり、まめつかみ、わなげなどいつものゲームを楽しむ。
先生達のバンド演奏を聞きに再度、音楽室へ行く。空いている席に座ってみれば、すぐそばに長男も座っていて、まだ前座の?卒業生バンドの準備中でした。すでに高校生になった子達が、X-JAPANとレミオロメンを演奏する。演奏はそれなりに聞けるけど、ボーカルがねぇ、難しいでしょうな。高校生が小学生の前でバンド演奏なんて、微笑ましかったです。X-JAPANはちょっと激しかったので、前の方に座っていた子は耳を塞いでいました。先生達のバンドは、長男の担任がドラムで、他にギターとベースがいて、ピアノを弾いたり、キーボードを弾いたり、その他大勢の先生達が歌っていました。「構想1年、曲が決まったのが2ヶ月前、練習2日」だそうです。先生達の余興として面白かったです。「?(忘れた)」、「Top of the world」を英語で、「ルージュの伝言」、合唱部と一緒に「ポニョのテーマ」、「勝手にシンドバッド」、校長先生も参加して「あの素晴らしい愛をもう一度」など。今後は各自ソロ活動に入るため、このバンドは無期限停止だそうです。来年はどうなるのでしょうか。
もう既に12時を過ぎ、部屋の暑さもあり、三男がぐったりしてきました。気がつくと長男がいません、帰宅後なぜ途中で抜けたのか聞いてみたら、「先生が大勢いて、大きな声で、恐くなったから部屋から出た」そうです。なんじゃそりゃ、長男の学校生活が不安です。バザーでペットボトルを買い、PTA役員として働いている妻に差し入れをして帰りました。朝は雨もぱらついたけど、帰りは快晴でした。昼食に焼きそばを作り次男・三男と食べたら、オレはもう一度昼寝。これで、ようやく頭痛も治まりました。
三男連れでも、長時間楽しめるようになった。去年までは三男の様子をうかがいながら、さあーっと見ていたからなぁ。
2日:長男の参加しているオーケストラの指揮者が新津美術館のミニコンサートに参加するとのことで、家族で見に行く事にする。どうせ新津まで行くのならと、事前に付近を検索する。石油の里公園に巨大遊具があるのを目当てとする。車で付近まで行くがよくわからないまま、「白玉の滝」に向かってしまう。風がふくと文字通りバラバラとドングリが落ちてくるなかを歩く。大きな滝ではないが、良いね。滝を見るのは好きだ。しばし、鑑賞。雄滝と雌滝があり、階段を見つけた男達は一目散に登って行くが、妻には不可解。その後、巨大遊具を見つけるが、ネットで柵がしてあり、上まで登る事ができず、子ども達はがっかり。
新津美術館に行き、ミニコンサートを鑑賞する。ピアノ(キーボード)とフルートとトランペットの演奏。フルートとトランペットの組み合わせはちょっと妙。フルートが黒い筒で、何かと思えば黒檀製だそうだ。ふーん。
速攻、新潟に戻り、近所の幼稚園で行われる劇を次男・三男と鑑賞に行く。幼稚園は場所を借りただけで、プロの劇団を見る事ができる。今回の出し物は、「ブレーメンの音楽隊」。ちょっと掴みが長いなぁと思ったが、子ども達は体を乗り出して見ている。簡単な積み木と流木を使い世界を表す、プロはさすがだねぇ。ハデな音楽や、はやりの言葉もなしに子ども達を引きつける。次男・三男も大満足の観劇でした。
オレは朝から体調がイマイチだったけど、夕方少し休んでから熱を測ると38.2度。うーん、でもお腹も空いたしなぁと夕食を食べてから再度計ると37.2度。とりあえず、風呂に入らず、そのまま眠る。夜中、口で息をしていて喉が痛くなったのでうがいをしてみる。
3日:朝食後、再び寝る。大分良くなったので日中はダラダラ過ごす。15時過ぎ、長男と「りゅーとぴあ」に行く。駐車場に入れようとすると満車で、あちこちうろうろする。遠くにしか車を停める事ができなかった。開演まで後15分。長男と駆け足で「りゅーとぴあ」に向かう。5分前には入場できたので、ドリンクコーナーでコーラを買って一息つく。今日の出し物は「Quartet SPIRITUS」(サクソフォン四重奏)。オレ的にはサックスと言えばジャズとかスカなんだけど、今回はクラッシックなんだよなぁと思ってはいたのだが。第一部はクラッシックだったけど、休憩をはさんだ第二部は映画音楽で、アンコールは「ブルースリーのテーマ」に「ラテン・メドレー」だよ! 「りゅーとぴあ」のくせにミラーボールは回るし、MCは面白いし、楽しめました。MCで、オーケストラにおいてサックスが如何に冷遇されているかを語ってました。まぁ、そうだろうなぁ。
昨日のミニコンサートも今日のりゅーとぴあも、スピーカなしだ。ほんとのアコースティックだ。だから、と言う訳ではないかもしれないが、息を吸う音も、サックスを演奏するパタパタ音も聞こえてくる。特に今日のりゅーとぴあは、11列目のど真ん中で素晴らしい席だった。やっぱり、本物を生で見るってのは良いね。
土曜の昼は、玉ねぎとベーコンを炒めてナポリタン・スパゲッティ。土曜の午後に、日曜の夕食向けに豚の角煮を作る。
「スカイ・クロラ」シリーズの最終巻。「スカイ・イクリプス」は、「Sky Eclipse」です。これまでの登場人物が主人公となった短編が8編。これで、今までの謎が解けた物とかもある。今まで5冊の番外編みたいなものか。やっぱり、全作読み直したいなぁ。
「スカイ・クロラ」シリーズとか、ハリー・ポッターとか長編をポツポツ読んでいても、覚えていられなくてなぁ。
30代OLが主人公の短編集。「マドンナ」に対する女性版みたいな物か。中年のおじさんも大変だけど、30代OLも大変だよね。きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。
だそうです。
オレは男だから、ほんとの事はよく分からないけど、女性の心理描写とか凄くよく書けているんでない。どんだけ取材したら、こんなもの書けるのだ。面白かったです。
村上春樹の訳した「ライ麦畑でつかまえて」。旧訳である野崎孝版を読んだのは大学の時、正直言ってよく分からなかった。記憶にも殆ど残っていない(これはいつもの事か)。でも、村上春樹訳では、面白く読めた。村上春樹訳を十代で読めたら良かったかも。
主人公の少年が何になりたいかと妹に問われて、沢山の子ども達がライ麦畑で遊んでいる時、崖から落ちそうになるのをさっと捕まえる、ライ麦畑のキャチャーになりたいと答える。このI'd just be tha catcher in the rye and all.
がタイトルになっているんだそうだ。ふーむ。まるで初めて読んだような気がするぞ。
今回も訳者による解説を楽しみにしていたのだが、本書には訳者の解説が加えられる予定でしたが、原著者の要請により、また契約の条項に基づき、それが不可能になりました。残念ですが、ご理解いただければ幸甚です。 訳者
だそうだ。なんだかな、サリンジャー。
購入後5年半たつ iMac Flat Panel がスリープからの復帰時、変な音がするようになった。ハードディスクのアームが動くときの音かと思い、ハードディスクを交換する事にした。初期化したハードディスクに全てを再インストールするのは面倒なので、内蔵用ハードディスクを外付けにできるキットを買ってきて、USBでつなぎハードディスクを複製する事にする。分解の参考サイト
OSの機能でこれまでのハードディスク・イメージのコピーが出来るかと考えていたけど、残念ながら10.2にはそのような機能は無かった。なので、Carbon Copy Cloner と言うツールを使って、ハードディスクをフルコピーする。するのだが、USB経由ではむちゃくちゃ時間がかかり、結局一晩放置する事になった。コピーの終わったハードディスクに交換すると、問題なく動いたので一安心。
でも、スリープからの復帰時にやっぱり変な音がする。と言う事は、ハードディスクではなくCDドライブ? うーん、しばらく様子見だ。
段ボール箱をかぶって生活する無宿人が箱男。浮浪者とは違うと本人は言うし、浮浪者からは敵対視されるようだし、一般人には無視される不思議な存在。箱からのぞき見る世界に始まり、見る・見られるということに重きを置かれて書かれいく。後半は何ともスピード感があり、よく分からないながらも面白かった。「砂の女」と言い、不思議な世界を書く人だ。
働く主婦の物語。「個人の見解」と「一家の主婦の公式見解」を家のなかで使い分けたりしてね、面白いです。あっさりとして、絲山秋子を主婦にするとこんな感じだろうか。
デビュー作?である「バイブを買いに」が読みたいのだが、図書館で見つけられない。やっぱ、タイトルが悪いのかなぁ。
昨日、いつものセルフで割引券を使って入れたら、リッター116円。夏の高騰は何だったのだろう。
今夜、妻は幼稚園バザーの打ち上げで飲み会に行った。我が家の夕食はと言えば「食材は色々あるから、それで何か作って食べてて」との事で、冷蔵庫と相談する。メニューは、豚バラ肉の重ね蒸し鍋と大根とキャベツのみそ汁に決定した。重ね蒸し鍋といっても、ジャガイモとタマネギを1センチ幅に切り、豚バラと重ねて塩コショウ、ケチャップ、バターで味付けして1時間蒸すだけ。簡単で美味しい。子どもと風呂に入り寝かしつけ、夕食の後片付けをして、妻の帰りを待つばかり。
文庫で上下2巻なので、なかなか手が出なかったのだが、むちゃくちゃ面白かった。このはちゃめちゃ加減は、景山民夫を思い出させるな。
「サウスバンド」は"Southbound"で、「南行き」の事らしい。最後まで読むと納得。主人公は小学六年生男子。元過激派の父にふりまわされ、あげくに母も元過激派と言う事がわかり、妹と共に困惑しながらも両親について行かざるを得ない。この父の破天荒なとこが凄いんだ。フリーライターを自称して純文学を書いたらしいのだが、息子に「小説よりも、自伝を書いてほしい」と言わせるような男だ。うーん、いいなぁ、息子に自伝を読ませたくするような親父ってのは。
これが映画化されていて、豊川悦司と天海祐希ってぴったしだ。ぜひ、レンタルして見てみよう。
土曜の昼は、いつものカレーうどん。でも、三男はなんでかお腹を壊していたので、かわいそうだが素うどんを食べさせる。夜は、おでんと豚汁。野菜を切ってしまえば、煮るだけなので簡単だ。いくらあってもどうせ食べるだろうと、おでんはパスタをゆでる寸胴鍋に大根一本入れました。
日曜日、次男のサッカーの練習試合が午前中あり、朝も昼もそれなりに。付き添いのオレは、むっちゃ寒かったです。夜は、牛ロースのかたまりでポトフを予定していたけど、おでんも残っているので予定変更。いろいろ検討したが、結局できたのは大和煮みたいな物。あと、大根サラダを作って、豚汁の残りとおでんの残りを食べる。