つれづれなるままに... 2010年6月

近藤史恵「シェルター」

2010年06月06日 (SUN) 21:03:25

ほのぼのした表紙に惹かれて読んでみたら、実は重かった。「シェルター」=「避難場所」だもんね。でも、希望の持てる終わり方で良し。解説を読んで初めてシリーズの3作目と知ったので、1,2作目も読んでみたい。

木地雅映子「悦楽の園」

2010年06月06日 (SUN) 21:04:07

単行本で読んでいるけど、文庫化されて下巻には穂村弘の解説もある!って事で、購入・再読。上巻は良いね、下巻になると中学生の浅はかさとか問題の解決の方法とかチョットなぁと思うところはあるけど、やっぱり木地雅映子は良い。上巻の解説は「10代の読者に向けて」とかあるし、表紙の絵とか、40のオヤジが読む本では無いのかも。

今週末の料理

2010年06月06日 (SUN) 21:04:47

土曜の昼は、素麺。揚げ物ができることにすっかり気を良くした妻は「今日もチクワ買ってあるから。タマネギとかき揚げにするのも良いね」と曰った。ええ、頑張って作りましたとも、かき揚げ。

日曜の昼は、インスタントな炊き込みご飯に大根と絹さやの味噌汁。夜は、鶏の南蛮漬けを、これまた鶏肉を素揚げして作る。

ガソリンは、131円です。

中浦ヒメサユリ森林公園

2010年06月13日 (SUN) 21:24:44

土曜日の午前中から出かける準備をするが、長男が用事から戻ってこない。結局、家を出たのは12時15分頃。作ってあったお握りを食べてから出発しても良かったのだが、子ども達が着いてから食べたいとのことで、何も食べないで出発することになった。高速を使って1時間強、中浦ヒメサユリ森林公園に着く。駐車場に車が何台もあり、遊んでいる子ども達も見えるが、テントは一張りも無い。うーん、何処がキャンプ場なのだろう?管理人らしき人に尋ねると、どこでも良いんだと言う。どこでもと言われても、目の前を他所の子が走り回っているのは、嫌だなぁ。で、車を少し進めると、良いじゃない。平らで木陰があって、泊まりでない子どもは入ってこないし、他にキャンプする人もいないようだから東屋を占有してしまう。持参したお握りとノンカップ麺で昼食とする。食後、飲み会明けのオレは、爽やかな風のふく木陰でしばしまったりする。まったりしている間に、妻と長男がテントを立ててくれた。釣り堀で遊んでいた人たちは引き上げた様だ。子ども達と、すぐ近くの釣り堀に行く。釣りを楽しみにしていた子ども達のために、釣り方を指導する。指導と言っても、オレも釣りは殆どしたことが無い。練り餌に水を入れて、練るのだが、これってしっかりねった方が良いみたいね。長男・次男は勝手にやらせることにして、三男に付き添い餌をつけてやる。すると、三男は浮きをあてにせず、わらわら寄ってくる鯉の子どもに対して、上手く合わせ釣り上げる。釣り上げた鯉に三男は触れないので、オレが針から外してやり、針に餌を付けてやる。そんなことを繰り返すうち、三男は十数匹釣り上げた。次男も自分なりに釣り上げるようになり、取り残された長男に釣り方を指導すると長男もつり上げ始めた。1時間以上経っても、子ども達は飽きることなく、釣り続ける。面倒くさくなったオレは、子ども達を置いて、サイトに引き上げる。三男は、餌は自分でつけて釣り上げたあとは、長男を呼び鯉を外してもらう。そうこうするうちに、長男も面倒くさくなってきて、三男にギュッと掴むと大丈夫だからとか口で指示するようになった。こうして、三男は自分で餌を付け、つり上げ、魚が外せるようになった。下の子って、早い内から何でもできるようになるもんだ。子ども達はいつまでも釣り続けるので、17時過ぎ終りにさせる。それぞれが、30匹程度つり上げたらしい。皆で車に乗り、ナビに従い日帰り温泉に向かう。10分ちょっとで「美人の湯」に着く。綺麗だし、タオル付きの割に安いし、露天はあるし、いい風呂でした。ビールを買って帰り、炭を起こしながらビールを飲む。子ども達は、キャッチボールして遊んでいる。茹でて薄切りにしてきた塩豚とか、蒸して食べようと思っていたキャベツとか、調味料を何も持ってこなかったので、全て入れ込んで焼きそばにする。まぁ、これはこれで美味しいぞ。後片付けも楽だし。食後にフルーチェをデザートに食べたら、焚き火を楽しむ。そしたら、車が乗り込んできて、少し離れたところで食事を始めた。うーむ、貸し切りだと思っていたのに。でも、犬連れなだけで静かに過ごしている様なので、問題ないか。次男・三男を20時半頃寝かし、長男を21時半ころ寝かし、オレと妻も23時にはテントに入る。

コテージの客は遅くまで騒いでいるし、1時頃若者数人が散歩に来て何だかんだ話しているのが聞こえるし、4時頃には明るくなり鳥が歌い始めるしで、やっぱりぐっすりとは寝れなかった。6時頃、皆でテントから出る。さっそく火を起こし、焚き火。ソーセージを焼いてパンに挟んだものとシリアルで朝食とする。食後、子ども達は、一目散に釣り堀に行き再び魚釣り。地元の?オジさんからミミズを分けてもらい、それで釣ったりもしたようだ。オレと妻は後片付けを行い、9時過ぎにはキャンプ場を後にする。下道で、1時間半近くかかったか。キャンプ場で寝袋もテントも乾かしてきたので、家に帰ってからの片付けも楽だった。タラコスパゲッテイの昼食を食べたら、1時間半程昼寝する。

他に人のいないキャンプ場は、気が楽で良いなぁ。結局、その犬連れのがいたり、少し離れたところに単車2台できた家族がいたり、コテージにもいたり。でも、全然交流なく、気兼ねもなく過ごせて良かった。子ども達は、釣り放題で楽しめたようだし。今回のキャンプ場もあたりでした。人が大勢いたら嫌だけどね。

ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」

2010年06月13日 (SUN) 21:38:22

村上春樹の訳した作品。これは、ベトナム戦争に行った筆者が、素直に淡々と綴った短編集。一兵士にとって、戦争ってのはこう言うもんなんだなと。そして、金のかかるもんだなぁと言うのが素直な感想。幾つもある話の中で、「レイニー河で」が良かった。エルロイに会えたからこそ、今のオブライエンがあるのだと思った。

夏石鈴子「いらっしゃいませ」

2010年06月13日 (SUN) 21:44:45

夏石鈴子の自伝的長編小説。出版社に入社し受付に配属され、新社会人として過ごす話。色々な仕事があるとは思うけど、受付嬢ってのはレアな気がする。大企業じゃないと居ないしね、受付嬢なんて。群ようこ風かと思えば、群ようこより芯があって面白かった。

よしもとばなな「ベリーショーツ」

2010年06月20日 (SUN) 21:28:50

ほぼ日刊イトイ新聞での連載をまとめたモノ。装丁が凝っている?のだが、うーん、40のオヤジにはイマイチ。文章も面白いけど、基本的にばななのエッセイはイマイチなので、それ程楽しめなかった。

今週末の料理

2010年06月20日 (SUN) 21:36:07

土曜の昼は、ざる蕎麦。またしても、チクワを揚げる。妻に「チクワじゃなければ何がいいの?」と聞かれたが、答えることができす。来週も、チクワを揚げるのだろうか。夜は、餃子を60個作る。皮が厚くて小さくて包みにくかったが、味は良かったらしい。ニンニクと生姜を効かせたからね。

読書メーターやってます

2010年06月20日 (SUN) 21:50:24

1983年1月に読んだ「E.T.」を皮切りに、読んだ本を大分登録したけど、まだまだ漏れている気がする。実家に置いてある本は、タイトルすら憶えていないのが多いしなぁ。タイトルを覚えていても、出版社まで覚えていないしなぁ。別にタイトルさえ合っていれば、出版社が違っていても登録してしまえばいいのだろうけど、なんか嫌なので...。

実家にある本をしらみ潰しに登録しても、1000冊を超える程度かな。マンガや子どもの本は基本的に入れていないのだけど、読書メーターの登録メンバからすると1000冊なんて微々たるもんだ。

近藤史恵「アンハッピードッグズ」

2010年06月26日 (SAT) 22:09:35

著者初の恋愛小説だそうだ。凄いな、このストーリーは。そう来たか。

腐れ縁の男がパリで犬を飼い始めた、その犬の世話をするために?パリで一緒に暮らし始めた主人公。その男が、新婚旅行でパリに来た途端パスポートと全財産を盗まれた夫婦を連れてきた。そこから始まる、二つのカップルの不協和音。

なぜ、そいつと付き合っているのか。なぜ、そいつと結婚したのか。うーむ、深いな。

「感傷的な冷血漢」の二人だそうです。

梨木香歩「西の魔女が死んだ」

2010年06月26日 (SAT) 22:10:09

映画にもなった話題作だが、子供向けだな。おばあちゃんが外国人らしくない。ゲンジさんの存在が今ひとつ分からない。おばあちゃんの魔女っぷりが弱すぎる。おばあちゃんの「一つ、いつ起きると、分かっていることがあります」ってのは死期の事だと思うのだが、であれば予めメッセージを残すことが可能だよなぁ。

銀龍草(ギンリョウソウ)を初めて知りました。

今週末の料理

2010年06月27日 (SUN) 20:58:33

土曜の昼は、焼きそば。夜は、チキンライスを作る。

日曜は、次男のサッカー練習試合なのだが、昨夜から雨が降り続いている。でも、サッカーチームは雨が少々降っていても全然OKなので、妻に弁当を作ってもらい練習試合に行く。結局、雨が激しくなってきたので、2試合こなしたところで中断となり、帰宅後弁当を食べる。もう、常識が違うことに慣れてきました。でも、朝早く起きて、雨の中つったっているのも疲れるので、少々昼寝する。夜は、お好み焼きを作る。

ガソリンは、129円です。

三男の誕生日

2010年06月30日 (WED) 22:10:24

昨夜?は、ワールドカップの日本対パラグアイが延長戦の末PK戦で負けたのをTVで確認したのが25時半過ぎ。

一夜明け三男の誕生日となり、子ども達は朝から興奮気味だが、オレは寝坊し三男には布団の中からおめでとうと言ったのみで、学校に行かれてしまった。いつもより1本遅い電車で出社し、水曜日なので定時退社する。オレが帰宅し、塾の長男・サッカーの次男も帰ってきたところで誕生祝いの始まり。妻お手製のハンバーグ、カボチャサラダ、ジャムを塗ったパン、枝豆、コーンスープに、ぶどうジュースで乾杯する。親からのプレゼントは、7歳なのでナイフとおやつの料理の本。7歳のプレゼントはナイフというのが、長男・次男からの流れなのだが、三男はおやつの本の方に興味津々。まぁ、ナイフはオレが休みの日に、一緒に鉛筆を削りましょう。なんと、長男からも購入したプレゼントがあり、開けてみたらカーズのハンカチ。今までは、手紙とか折り紙とかだったのにねぇ。次男からは似顔絵?と手紙でした。三男は、みなに「ありがとう」と書いたメッセージカード(切れっ端)を配っていました。三人とも心遣いのある、優しい子達だ。長男からはバイオリンによる、HAPPY BIRTHDAY TO YOUの演奏もありました。お楽しみのケーキは、購入したチョコレートケーキなんだけど、程よい甘さで食べやすかったです。

三男も小学生、7歳。随分楽になったよなぁ。その分、年長者の長男が、別の視点で大変な気がするけど。


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