つれづれなるままに... 2018年12月

今週末の料理

2018年12月02日 (SUN) 22:32:13

1日:妻を送り、車を車検に出す。代車を用意してもらい、スーパーで買い物して帰宅。エアコン修理のために設計事務所の人と電気屋さんがくる。なるべく今の環境を活かし、壁に配線が這わないように工夫してもらう。目処がついたところで、年内工事完了希望を伝えて解散。どうなることやら。醤油ラーメンを作り、次男・三男と食す。天気が悪いので、次男・三男は出かけることなく家でお勉強。家事をこなし、オレも少々お勉強。あんまり時間が取れていないなあ。インスタントなマカロニグラタンと、コーンを入れた炒めごはんを作り、三男の弁当とする。三男を塾まで送り、妻を迎えに行く。車検は足回りの部品の交換が必要とのこと。冬タイヤもヤバイらしい。まぁ、最小限で車検を通すが、右側のオートスライドドアを直すのに時間を要するとのことで、受け取りは3日となる。イオンで買い物して帰宅。戴き物のエノキを豚こまと炒め、マカロニグラタンや前夜の残りで、妻・次男と夕食。21時半に三男を迎えに行く。

2日:快晴!次男・三男は弁当持ってお勉強。家事をこなし、山支度をして10時20分出発。今回は海抜ほぼゼロから登る角田山灯台コース。広い駐車場があるのだが、結構車が停まっている。10時50分登山開始。いきなり急な階段から。逆光で歩きづらい。アップダウンはあるし、とってもバテて、次々と抜かれていく。それでも歩き続けること1時間40分で登頂。ベンチが空いていたので、そこで昼食とする。お湯を沸かしインスタントコーヒーをいれ、朝食の残りのパンに持参したクリームチーズとイチゴジャムをつけて食す。食べていたら日陰になり寒くなってきた。13時頃には下山開始。景色が良いのであちこちで写真を取りながら、アップダウンをこなしながら降りたら14時20分になっていた。温泉は遠回りになるし、三男が帰ってくるので、まっすぐ帰宅する。15時前に家につき、シャワーを浴びる。三男は帰宅後、家でお勉強?オレは少し休んだら、おでんの仕込み。大根・人参・玉子を下茹でして、だしにつける。ご飯を炊いたら、一旦帰宅した次男はレトルトの牛丼を食べて塾に行く。妻を迎えに行き、スーパーで買い物して帰宅。おでんに練り物を投入し、冷奴にキムチとクリームチーズを和えたのをのせて、妻・三男と夕食。次男は22時半を過ぎても帰ってこず。何時になるんだ? ガソリンは、137円です。

今週末の料理

2018年12月09日 (SUN) 22:18:58

8日:朝食後、雪が振り始めあっという間に数センチ積もった。寒い! 次男は弁当持って模試。三男は弁当があるけど、天気が悪いので家でお勉強。妻を送り、朝パンを買い、帰宅後は家事をこなす。大量のダンボールを処分に出す。昼は、朝の残りご飯に玉子をネギを入れ、雑炊を作る。三男は弁当だけど、寒いので玉子とネギで味噌汁を作ってやる。午後はオレも試験勉強を少々。ディーラーに車検証を取りに行き、アピタで買い物して帰宅。三男の弁当に向けて、インスタントな炊き込みご飯、豚肉の生姜焼き、マカロニサラダに、キャベツとベーコンのスープを作る。夕飯も同じメニュー。三男を塾まで送り、一旦帰宅。雑事をこなし、妻を迎えに行く。スーパーで買い物して帰宅。妻と二人で夕食。次男が帰宅し夕食、オレは三男を迎えに行く。

9日:雪はすべて解けていた。次男・三男共に弁当を持って模試。家事をこなしたら、家族へのクリスマスプレゼントを買いに街に出る。それなりにコレだろと言うものを購入し、ほんぽーとに寄って14時ころ帰宅する。昨夜の炊き込みご飯の残りと朝パンの残りを昼食とする。エアコンが壊れたままなので、家にいると寒い! スーパーで買い物して帰宅。カレーを作る。三男が帰宅し「国語が悪かった」、次男が帰宅し「今までで一番悪かった」とのこと。妻を迎えに行き、スーパーで買い物して帰宅。豆苗とにんにくの炒め物を作り夕食とするが、妻と次男は模試の反省?復習?してるので、三男と食す。ガソリンは、135円です。

今週末の料理

2018年12月16日 (SUN) 22:18:56

15日:エアコンの交換に業者さんが9時に来るので、8時半前には妻を送るべく出発する。送った帰り道、工事渋滞にハマり、帰宅したときには既に業者さんは家に入っていた。次男・三男は弁当を持って、お勉強に行く。業者さんはテキパキと作業を進める。オレはパソコンなどしながら待機。昼過ぎには完成し、11ヶ月振りに暖房が入る。昼は簡単に玉子を落としただけのにゅうめんを作り食す。以前お願いした室内換気の点検代を請求に業者さんが来たので、カードで支払い。家事をこなす。猛烈に眠くなったので、しっかり布団で1時間以上寝る。朝パンを買い、スーパーで買い物して帰宅。一旦帰宅した次男・三男のためにポトフを作り、ご飯を炊く。次男は家で食べ、三男の分は弁当にする。次男・三男を塾まで送り、一旦帰宅。一休みしたら、妻を迎えに行き、二人で美味しい廻る寿司へ行く。人気店なので30分ほど待たされたのち、カウンターにつく。二人で10数皿食べて、3,600円程。旨いのに安い!帰宅後、21時半に三男を迎えに行き、22時半に次男を迎えに行く。

16日:次男・三男は弁当持ってお勉強。オレも、家事をこなしたら、気合を入れて試験勉強。昼はパスタを茹でて、インスタントなペペロンチーノの素で和えて食す。食後も少々お勉強。ダンボールを処分に行き、混雑しているアピタで買い物して帰宅。最近、妻がストウブの鍋を3つも買ったので煮込み料理にする。スペアリブと卵の煮込みと白菜と白菜漬けの豚バラなべを作り、妻を迎えに行く。スーパーで買い物して帰宅。久しぶりに家族4人で夕食。スペアリブは弱火で1時間近く煮込んだので、美味しくできていました。ガソリンは、134円です。

風邪とクリスマス

2018年12月26日 (WED) 21:39:23

22日:ハードだった平日が終わった。9時からガスコンの交換に来るので、その前に妻を店まで送る。9時から1時間ちょっとでガスコンの交換は完了。オレは家事をこなす。昼は、ふるさと納税返礼品の博多ラーメンと野菜炒めを作り、次男・三男と食す。午後から次男・三男はそれぞれお勉強に行く。オレは暫しうたた寝。きっとコレが敗因。朝パンを買い、スーパーで買い物して帰宅。夕方からくしゃみと鼻水が始まる。副菜としてキャベツと豚バラの蒸し煮を作り、ごぼうをささがきにしたら妻を迎えに行く。帰宅後、これまたふるさと納税返礼品のきりたんぽ鍋を作り、家族で食す。後片付けをして、風呂に入ったら、一人早めに就寝。

23日:熱のため朝から起きれず。ずっと布団にいる。妻は車で出勤する。昼は、次男・三男にご飯を炊いてもらい、金沢カレーのレトルトを温めて、食べもらう。オレは、ウィダーを飲んだり、ヨーグルト飲料を飲んだり。4時過ぎに目を覚ましたときには、汗をしっかりかいていたので、これで一山越えただろう。ご飯を炊き、大根の味噌汁を作り、豚のしょうが焼きを作る。次男は一人で食べて、塾へ行く。妻が帰ってきたら、三男と食す。オレは、まだ食事は取れず。

24日:朝は普通に起きて、味噌汁だけ飲む。喉が痛い。2日分の洗濯物を干す。妻を送り、三男を針に連れていく。帰宅後は布団でのんびり。昼前にスーパーへ買物に行き、焼きそばを作って、次男・三男と食す。次男・三男がお勉強に行ったら、GyaO!で「ウルトラヴァイオレット」を見る。B級だけど、ミラ・ジョボビッチがカッコいい。夕方、塾まで三男を迎えに行き、教会へ送る。妻の店に行き、聖夜賛美礼拝まで時間を潰す。次男も店で合流し、三人で教会まで歩いていく。寒い寒い。聖夜賛美礼拝に参列したら、教会学校からおにぎりとかパンとか頂いたので、コンビニでスープやデザートを買い帰宅。なんとも奇妙なクリスマスディナー。食後はプレゼント交換。長男の分は宅急便で贈り合っている。オレは、妻からブランド物のネクタイ、長男から京都のコーヒーパック、次男・三男からチョコレートなどお菓子多数を贈られる。オレは家族全員に本を贈り、妻にはブランド物の口紅も贈る。

2018年に読んだ本

2018年に読んだ本は、ビジネス書なんかも含めて81冊。

11月からは資格試験の勉強を始めたので、殆ど読書しておらず少なめ? 読書の時間を試験勉強に割り当てたと言うよりも、試験勉強のことが気になって、本を手にとることができなかった...  そのなかで一番は角幡唯介の「極夜行」。 太陽が何ヶ月も昇らない極夜を一人で旅するノンフィクション。いやー凄かった。

2018年の読書メーター
読んだ本の数:81

極夜行極夜行感想
2018年に読んだ本の一番になるだろうなと思いながら、読んだ。この情報機器の発達した時代に、GPS無しで太陽が何ヶ月も昇らない極夜を一人で旅する。こんなノンフィクションに勝てるフィクションなんてあろうはずがない。凄かった。 マイナス40度にもなる寒さは余り伝わってこなかったが、飢え・飢餓の切迫感を凄く感じた。1日5000キロカロリーって、無茶苦茶エネルギー必要なんだな極地では。アイダーダック一家の話は、やりきれなくなるし、犬はパートナーだがいざとなれば食料とか。極限の状態でも人に従順な犬って不思議。
読了日:12月29日 著者:角幡 唯介
流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)感想
うーん。解説など読むと名作らしいのだが、よく分からなかった。 スイックスって何者?アリスの死に方は何?なぜダヴァナーのIDは無くなったの? でも、問題はそんなSFの部分でなく、愛する人を亡くして涙する姿なんだな。多分。
読了日:11月14日 著者:フィリップ・K・ディック
上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白感想
アル中は生活習慣なんだな。で、治らない。「断酒中のアル中」を継続するしかない。それは「4LDKの二部屋で暮らしているような寂しさ」であると。小田島氏がなぜ断酒を継続できているか、分からなかった。生活習慣って簡単に変えられないと思うけど。「インテリ」だから?
読了日:11月07日 著者:小田嶋隆
人生の折り返し点を迎えるあなたに贈る25の言葉人生の折り返し点を迎えるあなたに贈る25の言葉感想
50歳くらいのビジネスマン向けの本。佐々木さんの本は「そうか、君は課長になったのか。」ほか何冊か読んでいるけど、どれも言っていることは同じだと思う。どのような状況になっても、仕事も家庭も真摯に向き合う。そうだよね。
読了日:11月04日 著者:佐々木 常夫
勝負師 - 将棋・囲碁作品集 (中公文庫 さ 77-1)勝負師 - 将棋・囲碁作品集 (中公文庫 さ 77-1)感想
いい本だった。将棋・囲碁のブームにのって、いまさら坂口安吾の新刊が出るなんて。 観戦記は、同じ勝負を複数の媒体で書いているので、同じような話ばかりなのは仕方ないけど、ちょっと残念。眠くならない薬!を名人に勧めるあたりは、いかにもあの時代の坂口安吾! 沢木耕太郎がこの本の中の1編である「散る日本」と山口瞳の「世相談義」をルポルタージュの教科書にしていたとのエッセイも載せてあり嬉しかった。
読了日:11月04日 著者:坂口 安吾
森へ行きましょう森へ行きましょう感想
500ページを超える大作。1967年に生まれた留津とルツ。二人の女性の一生が並行して綴られる。姫野カオルコの「ハルカ・エイティ」みたいな物かと思ったら、流津がいて、瑠通もいて、、、 るつ以外の登場人物の名前も同じものばかり。不思議なパラレルワールド。 人は森で迷うんだ。それでも森に行ってしまうんだ。なんか深い話だったけど、面白かった!
読了日:10月31日 著者:川上 弘美
人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly? (講談社タイガ)人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly? (講談社タイガ)感想
面白かった〜! 森博嗣によるエンターテイメント。これで終わっちゃうのか...とは思うが。 マガタの「一流の料理人」の話がポイントか。
読了日:10月26日 著者:森 博嗣
はらたいらに 全部はらたいらに 全部感想
タイトルはクイズダービーでお馴染みのフレーズだが、妻の原ちず子の人生も「はらたいらに全部」だったんだな。だが、本書にあるようにたいら氏の死の「共犯者」だよなぁ。夫婦共にそれである意味幸せだったのだろうが、読後感としては良いものではない。 巻末のはらたいらの書いた小説は面白かった。
読了日:10月13日 著者:原 ちず子,はら たいら
やりたい事をすべてやる方法やりたい事をすべてやる方法感想
自己啓発書っぽくポジティブ全開で書かれているけど、須藤元気のエッセイとも言える。WORLD ORDERの立ち上げかたを事例に、良いことが書かれている。「50分歩くことで、人間は情緒を安定させることができる」そうそう、やってたことあるなぁ。 You Tube見てみたら3日前にWORLD ORDERの新作が上がっていました!
読了日:10月09日 著者:須藤 元気
ルビンの壺が割れたルビンの壺が割れた感想
なんか話題になってたよなぁと読んでみた。 Facebookで見つけたと、30年前の結婚式当日いなくなった彼女にメッセージを送る男。メッセージのやり取りで話が進むのだが、なぜいなくなったのか謎のまま思い出話のやりとり。最後の最後衝撃の告白で謎は解けるのだが、ストーリー的にはかなり違和感。まぁ一度読んだので、もうおしまい。
読了日:10月08日 著者:宿野 かほる
三人屋三人屋感想
朝は三女の喫茶店、昼は次女の讃岐うどん屋、夜は長女のスナックとなる商店街の店。通称「三人屋」。どの店の料理も美味で商店街の常連客は入り浸りだが、三姉妹同士は微妙な関係。最後の5章は落ち込んでしまうが、これで三姉妹が纏まるのであれば。
読了日:10月06日 著者:原田 ひ香
仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)感想
TVを見ないのと同様、AbemaTVも見ないので、こんなに麻雀が盛り上がっているとは知らなかった。 麻雀を突き詰めているサイバーエージェントの社長による、ビジネス書風のコラム。まぁ麻雀でもゴルフでもトライアスロンでも突き詰めていけば、ビジネスに生かせるところはあるだろうけど。 「麻雀は勝負強さを学ぶ上で最高の教材になりえます」とのこと。麻雀を知っている人には面白いと思います。納得しながら楽しみました。
読了日:09月30日 著者:藤田 晋
息子と狩猟に息子と狩猟に感想
サバイバル登山家による短編2篇。表題作は小学校6年になった長男と鹿狩りに行った先での出来事。もう一つの「K2」はK2に登頂し下山時のビバーク中での出来事。狩猟、8000m峰どちらもリアルなんだけど、メインストーリーが今ひとつ実感できず。ちょっと残念。
読了日:09月24日 著者:服部 文祥
仕事。 (文春文庫)仕事。 (文春文庫)感想
売れる映画プロデューサー川村元気が、人生を楽しくするために働くことを目指し、各界の巨匠にインタビューしたもの。 巨匠ってのがホントに凄くて、山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、 鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一と、皆さん幾つになっても最前線で仕事をしている。 川村元気と須藤元気が頭のなかでごっちゃになっていたけど、ようやくクリアになった。
読了日:09月22日 著者:川村 元気
そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)感想
分厚い本だけど、むっちゃ面白かった!エピローグ含め、このネタにはヤラれた。そして、このタイトル。動機がわかりにくいのは、森博嗣ではよくあることだからなぁ。 特殊な環境に閉じ込められた科学者6人。その中で起こる連続殺人。 第5章の終わりで天才科学者が原子力発電所について語っている内容に強く共感します。ただ、日本は建てられる環境では無いです。
読了日:09月21日 著者:森 博嗣
生きるって、なに?生きるって、なに?感想
宗教観の少ない日本だから、こういう本が出てくるんだろうな。写真に白人が少ないのもちょっと気になる。でも、「人類史上”最高の時代”を更新し続けている」の考え方には共感できる。基本的に良い本でした。 あっという間に立ち読みできるくらい文字の少ない本だけど、自費出版とのことで応援の意味で購入。 アートディレクション高橋 歩ってのが如何にも。
読了日:09月16日 著者:たかのてるこ
ダーク・サンライズ (講談社文庫)ダーク・サンライズ (講談社文庫)感想
ハンドラーを読むのは2作目。だけど、バーガー・シリーズ4作目なんだな。冬の嵐で孤立したホテルでの殺人。背景説明に時間が掛かって立ち上がりが悪いし、登場人物は多いし、その登場人物はどいつもこいつも不貞を働いていて疑惑が多いし、最後の種明かしは読み切れていなかったけどまぁ普通かなぁ。
読了日:09月15日 著者:デイヴィッド・ハンドラー
殺人小説家 (講談社文庫)殺人小説家 (講談社文庫)感想
初ハンドラー。「100人の森博嗣」でホーギーシリーズが「現代ハードボイルドの頂点」として紹介されていたので読んでみた。ホーギーシリーズは既に絶版!となっており、とりあえず手に入った8作目。 森博嗣が言うようにハードボイルドは「格好良い台詞」がポイントで、翻訳の力もあるだろうけど確かにいい感じ。 ミステリとしてもグイグイ読まされたけど、ちょっと哀しいストーリー。ハードボイルドだなぁ。
読了日:09月09日 著者:デイヴィッド ハンドラー
ミステリーズ 完全版 (講談社ノベルス)ミステリーズ 完全版 (講談社ノベルス)感想
初の山口雅也。「100人の森博嗣」で、ハードカバーの「装丁が凄い」と褒められていた短編集。もちろん中身も「斬新さ」を褒められていた通り、凄かった。 ミステリーの2枚組CDをコンセプトに作られた自選集なのだが、好みはDISK-1の方で一番は「解決ドミノ倒し」。どんでん返しの連続で一体何回転したのやら。DISK-2の方は、コリすぎで、ちょっとついて行けず。
読了日:09月02日 著者:山口 雅也
生きていくうえで、かけがえのないこと生きていくうえで、かけがえのないこと感想
吉村萬壱と言うと変態的な小説しか読んでいないので、なぜ、若松英輔が彼と同じテーマのエッセイを書きたかったのか分からなかった。しかし、読んでみると意外と良かった。若松英輔に比べると、深さが足りないとは思うが。
読了日:09月01日 著者:吉村 萬壱
SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
円城塔が訳しているが、如何にも円城らしい。原作はどうなっているんだ。 タイムトラベルのパラドクスと親子関係、どちらも難しくてよく分からなかった。もうちょっとライトな感じの作品を読んでみたい。
読了日:09月01日 著者:チャールズ・ユウ
ラジオ・ガガガラジオ・ガガガ感想
実在するラジオ番組も絡めた短編6篇。基本的にいい話なんだけど、感想としては今ひとつ。 作者とは同年代のはずだけど、オールナイトニッポンでオードリーとかナイナイって、聞いたことないし。鶴光、中島みゆき、キョンキョンだよ。
読了日:08月26日 著者:原田 ひ香
100人の森博嗣 100 MORI Hiroshies (講談社文庫)100人の森博嗣 100 MORI Hiroshies (講談社文庫)感想
2003年に発行された自書解説やエッセイなどの寄せ集めの文庫化。森博嗣が若くて、書いている文章がファンキー。 森博嗣は本を読まないとかあちこちで書いているけど、「1週間に1冊読めば上出来」とか「今までの人生でミステリィはせいぜい千冊程度しか読んでいない」って、読書を趣味にしている人以外ではレベル高すぎ。 「山口雅也」と「デイビィッド・ハンドラー」を読んでみたい。Vシリーズも、ちゃんと読みたくなってきた。
読了日:08月25日 著者:森 博嗣
緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」感想
単なるメモだけで、これだけの内容を、適切な日本語で語れるのは凄いな。語られている安倍は酷いな。 この本を買って読む、これだけでも「有権者のアクション」になると思う。印税相当分は、平成30年7月豪雨災害の被災地支援の義援金として、日本赤十字社に寄付されるとのことだし。
読了日:08月22日 著者:解説 上西 充子,解説 田中 信一郎
トヨタの片づけトヨタの片づけ感想
この本を書いた「OJTソリューションズ」って、トヨタグループによって設立されていて、トヨタ在籍40年以上のベテランが在籍って、要は再雇用先か? さすがトヨタだ、うまい商売。
読了日:08月17日 著者:OJTソリューションズ
傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)感想
前から気にはなっていた物語シリーズ。時系列的にこちらが古いと言うことで化物語でなくコレを読んでみた。マンガチックで面白い!学園異能バトルだもんね。 でも、まぁこーゆーものかって事で、シリーズは追わなくていいな。
読了日:08月17日 著者:西尾 維新
自望自棄~わたしがこうなった88の理由(わけ)自望自棄~わたしがこうなった88の理由(わけ)感想
FM PORTナビゲーターとして新潟では有名な遠藤麻理による、新潟の月刊誌に連載したエッセイと、FMでしゃべったコラムを纏め直したもの。ちょっと毒のあるあけっぴろげな話が面白い。「マーフィーの法則」ならぬ、「マーリーの法則」が特に良かった。
読了日:08月17日 著者:遠藤麻理
ゲバラ漂流 ポーラースターゲバラ漂流 ポーラースター感想
しまった!これ第二部だったのか。第一部未読だ。 ゲバラ伝は、誰のを読んでも面白い! 海堂尊のは舞台背景を説明させすぎだけど、コレくらい書いてもらわないと中米史なんて分からないしな。第三部が楽しみだ!
読了日:08月13日 著者:海堂 尊
実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects' Archiveソフトウェア開発の実践)実践アジャイルテスト テスターとアジャイルチームのための実践ガイド (IT Architects' Archiveソフトウェア開発の実践)感想
アジャイルテストのテクニカルな部分を期待して読んだが、スタンスとか意気込みとかノウハウが書かれていて、ちょっと期待はずれ。タイトルに「実践」とあるから、コレで正しいのか。逆に、テクニカルな部分にはアジャイル特有のものは無いと言うことかな。 誤字脱字、翻訳不備が多い気がするが、2009年第1刷から是正するタイミングが無いのね。
読了日:08月13日 著者:Janet Gregory,Lisa Crispin
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していくゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく感想
「働く」ことで自立し自己実現する、確かにそうなんだけどさ。オレはのほほんと暮らしたいだけなのだ。
読了日:08月05日 著者:堀江 貴文
400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術感想
『アイデアは「思いつく」ものではなく、ロジカルに「考えつく」もの』だとか。なるほど。
読了日:08月05日 著者:佐藤 オオキ
abさんごabさんご感想
75歳で芥川賞受賞と話題になったのは何年前か。表題作が横書きなのは問題ないが、それ以上に読みにくい文章のながれには参った。が、なんだか心に残る作品ではある。 縦書きで右開きから読む方の短編3篇の方は読みやすく、また、素直に受け取れる作品。デビュー作の「鞠」から作家として進むことができ、もっと発表できていたらと思うと残念でならない。
読了日:07月29日 著者:黒田 夏子
バナナ剥きには最適の日々バナナ剥きには最適の日々感想
帯に「その難解さで話題となった『道化師の蝶』の著者の、どちらかというとわかりやすい最新作品集」とある。短編9篇。あくまで『どちらかというと』であり、難解なのは相変わらず。たまに頭のトレーニングに読むと良いのかも。 どれか一つを選ぶと「捧ぐ緑」かなぁ。コレもわけわかんないけど最後の一文がいい。
読了日:07月28日 著者:円城 塔
意識のリボン意識のリボン感想
短編8篇。前半はエッセイなのかと思うほど内面的な話が多く、後半は小説っぽい。どれもバラバラな話なんだけど、心に残るところが多い。どれか一つと言うと、やはり表題作の「意識のリボン」かなぁ。「こたつのUFO」も良かったけど、帯に「・・女性たちへ。愛を込めて贈る物語。」とあって、そうか女性向けなのか。
読了日:07月21日 著者:綿矢 りさ
野火 (新潮文庫)野火 (新潮文庫)感想
【新潮文庫の100冊】戦争は愚かだろうが、渦中にいると如何に生きるか生き残るかしか考えられない。
読了日:07月20日 著者:大岡 昇平
MORI Magazine 2MORI Magazine 2感想
森博嗣が編集長のマガジン(雑誌)の2冊目。もう、森ファンとしては、森博嗣が書いていれば、何が書いてあっても良いのだ。 森博嗣は考え方のブレが少ないので、AIが書いていても読者としては騙されるかも。 せっかく森博嗣が冒頭で雑誌とは何たるかを書いているのに、わざわざカバーを付けた装丁は如何なものか。森の意向か?本に拘る出版社の意向か?雑誌ならカバー不要と思うけど。
読了日:07月19日 著者:森 博嗣
うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1)うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1)感想
「読まされ図書館」で、石原正康が小林聡美に薦めていた本。前衛的な?恋愛小説?でそういう世界と割り切ってしまえば、面白かった。最後はかなり暗いのだが。ヴィアンって初めてだったけど、なんか凄い人なのね。
読了日:07月11日 著者:ヴィアン
ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)感想
サドの小説のほうは、当時として異端だったのかもしれないが、いまどきもっと表現の激しい小説が溢れているので期待はずれ。 会田誠の絵は、表現のニュアンスは異なるのだろうが、組み合わせとしては悪くない。こんなに幾つもの会田作品が挿入されていると思っていなかった。 装丁が鈴木成一デザイン室ってのが、そうか、流石だ! 本全体が、作品として良く作られていると思います。
読了日:07月04日 著者:マルキ・ド サド
Slash with a KnifeSlash with a Knife
読了日:07月01日 著者:奈良 美智
クラウドガールクラウドガール感想
SNSで繋がる今どきの若者、姉妹が主人公。登場人物はどれも何だかなぁという感じだし、真実はわからないし、金原ひとみ特有のトゲトゲ感も減ったし。だけど、小説として面白かった。金原ひとみは確実にバージョンアップしている。
読了日:06月26日 著者:金原ひとみ
天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ)感想
Wシリーズ最新刊。あと1冊で終わるなんて!最終巻の発売が待ち遠しいけど、読み終わってしまうのは残念!! 真賀田四季の考えた世界が現実化され人類はどこへ行くのか。 いろいろ進歩しても食事を取らないと駄目なのね。食べないでもエネルギィ補給できる仕組みがオレも欲しいです。
読了日:06月23日 著者:森 博嗣
神様 2011神様 2011感想
1993年のデビュー作「神様」と、2011年の福島原発事故を切っ掛けに書き直した「神様 2011」の2作。あと、忘れちゃいけないのは「あとがき」。もう元には戻れない世界を、私達は生きていくのだ。
読了日:06月17日 著者:川上 弘美
野良猫を尊敬した日野良猫を尊敬した日感想
相変わらず小心者ほむほむのエッセイ。おねしょしちゃったってのは凄いな。こんなことをエッセイに書けるなんて、小心者なのか、強気の策士なのか分からんな。
読了日:06月16日 著者:穂村 弘
調理場という戦場 ほぼ日ブックス調理場という戦場 ほぼ日ブックス感想
日本のフレンチレストラン最高峰「コート・ドール」オーナーシェフの自伝。フランス語が分からないままフランスへ料理を学びにいき、店のやり方を学び取り、日本で実践。料理を作ることに人生を懸けている。そんな熱い想いは、料理人ではない人にも響くはず。良い本でした。 この本って、帯?を外すと外観からはタイトルすら分からなくなるのね。思い切った装丁。
読了日:06月08日 著者:斉須 政雄
道化師の蝶道化師の蝶感想
芥川賞受賞作。なるほどねぇ。小説だからこそ作り上げられる世界。誰が誰で誰に語っているのか。どこが作中小説で、どこがベース小説なのか。作品を理解できたとは言えないけど、これはこれで面白い。ストーリーを追うのも好きだけど、ときどきこう言う作品に触れるのは良いね。
読了日:06月03日 著者:円城 塔
有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
京都を舞台に、狸と天狗がドタバタするファンタジー。狸家族のりっぱな親父は狸鍋になって人間に食べられちゃって、母親を中心に3兄弟が空回りしながらも家族円満。「面白きことは良きことなり!」。十分、面白かったです。
読了日:05月30日 著者:森見 登美彦
読まされ図書室読まされ図書室感想
小林聡美の友人14人が、小林聡美に読むよう勧めた本の感想を纏めたもの。エッセイの面白い小林聡美なので、感想も面白いに決っている。よしもとばななとの対談も良かったし。 取り上げられた14冊は、例によって知らない本ばかり。「きのこ文学名作選」「茶色の朝」「うたかたの日々」は、読んでみたい。
読了日:05月27日 著者:小林 聡美
街場のマンガ論街場のマンガ論感想
内田樹がブログなどでマンガについて書いたものを纏めたもの。偏りはあるけど、いろいろ読んでいるよね。時代的に安野モヨコも出てきて良いと思うけど、触れられてなかったな。 少女マンガリテラシーがないと少女マンガは読めないとかあって、なるほど。そうなのか。紡木たくの「とっくんとっくん」は、分からん人には分からんなよなぁ。
読了日:05月26日 著者:内田 樹
象は忘れない象は忘れない感想
タイトルは「象は非常に記憶力が良く。自分の身に起きたことは決して忘れない」という英語の諺からきている。 福島原発事故を扱った短編集。 福島原発事故は、日本で原発を動かすにあたっての対策不足による人災だと思うし、忘れてはいけない。
読了日:05月25日 著者:柳 広司
安野モヨコ (KAWADE夢ムック)安野モヨコ (KAWADE夢ムック)
読了日:05月19日 著者:
毎日っていいな毎日っていいな感想
毎日新聞「日曜くらぶ」に1年間連載したエッセイを纏めたもの。帯に「楽しげなことだけ集めてみました。」とあるように、読んでいてホッコリする。最近のばななのエッセイは「いい感じ」に作られているので、安心して読むことができる。以前のばななのエッセイは、あっちで嫌な目にあった、こっちでこんな嫌なことがあったの連続だったからな。
読了日:05月19日 著者:吉本 ばなな
希望の資本論 ― 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか希望の資本論 ― 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか感想
対談本のはずだけど、佐藤氏の発言が多い。難しい。「資本論」の様な古典的な本を読むことで、論理的な考え方ができるようになると。自分で、世の中の流れをどう読み、どう乗り切って行くか。バブル経済は大体30年ごとに来るって、もうそろそろ来ているのでしょうか?
読了日:05月13日 著者:池上 彰,佐藤 優
読書について読書について感想
小林秀雄なのでもっと難解な本かと思えば、平易な文章でわかりやすく書かれていて良かった。「つねに第一流作品のみ読め」「一流作品は例外なく難解なものと知れ」「一流作品の影響を恐れるな」「若し或る名作家を択んだら彼の全集を読め」「小説を小説だと思って読むな」とのこと。
読了日:05月06日 著者:小林 秀雄
あたしの一生―猫のダルシーの贈り物あたしの一生―猫のダルシーの贈り物感想
猫目線で書かれた飼い猫の一生。猫が「あたしの人間」を教育し、愛情を一心に受けようとする様がさもありなん。人間と猫の愛の物語。良かったです。
読了日:05月05日 著者:ディー レディー
フィリップ・マーロウの教える生き方フィリップ・マーロウの教える生き方感想
フィリップ・マーロウを主人公にした小説から、キラリと光るセンテンスをマーティン・アッシャーがセレクトして纏めた本を、我らが村上春樹が訳し一部追加したもの。フィリップ・マーロウにこういう事を言わせるチャンドラーが凄いよなぁ。 折角なので英文も列挙してあると良かったのに。別に原書を買えってことか。
読了日:04月26日 著者:レイモンド チャンドラー
青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ感想
「青年の」とあるけどお嬢様高校を舞台にした、読書クラブに所属するはみだしっ子が、学校の裏歴史を記録した形の連作集。単純に漫画チックで面白かった。アラフィフの親父が読む本ではないかもしれないが。
読了日:04月25日 著者:桜庭 一樹
道なき未知 Uncharted Unknown道なき未知 Uncharted Unknown感想
いつもの森博嗣なので、新鮮味はない。物事の本質を見きわめ、失敗を恐れ、一歩ずつ進むのだ。
読了日:04月21日 著者:森 博嗣
生きていくうえで、かけがえのないこと生きていくうえで、かけがえのないこと感想
25のテーマについて吉村萬壱と連載したエッセイの若松英輔版。吉村萬壱版も同タイトルであるので読んでみたい。若松英輔と吉村萬壱って、イメージが噛み合わないんだけど。 「これが、自分の書く最後の文章だ、と思って書くことだ」と言う若松英輔の書いた文章は、どれも真摯で心に響く。
読了日:04月19日 著者:若松 英輔
言葉の羅針盤言葉の羅針盤感想
「言葉」について丁寧に丁寧に綴られたエッセイ集。言葉と共に人生を歩む。
読了日:04月14日 著者:若松 英輔
京子のMBD奮戦記−モデルベース開発でクルマ作っちゃった− (MBD Lab Series)京子のMBD奮戦記−モデルベース開発でクルマ作っちゃった− (MBD Lab Series)感想
自動車業界のソフト開発の流れも同時に知ることが出来た。
読了日:04月08日 著者:JMAABいまさら聞けないMBD編集委員会
これからもそうだ。これからもそうだ。感想
エッセイと紀行。田中慎弥っぽさ満載。売れないことに対する編集者への申し訳無さはあるようだが、売れようが売れまいが自分は自分の文章を書き続けるだけと言う覚悟がそこかしこにある。下関の住人として、かしわうどんが普通にでてくるのだが、食べてみたいなぁ。
読了日:04月08日 著者:田中 慎弥
日本語を使う日々日本語を使う日々感想
漫画家の吉田戦車。エッセイを読むのは初めてだったが面白かった。日本語を「使う」ことに注目をおいて、言葉の意味や語源を振り返りつつ書かれたエッセイのはずだが、横道にそれている回もままあり。奥さんの伊藤理佐さんって漫画家は知らんかったな。表紙の題字が吉田戦車本人によるもので、いい味出してる。
読了日:04月04日 著者:吉田 戦車
[高等教育シリーズ] 成長するティップス先生 (高等教育シリーズ)[高等教育シリーズ] 成長するティップス先生 (高等教育シリーズ)感想
授業の構築・進め方が分かりやすく書かれた良書。だが、目的を明確する(伝える)、準備をしっかり行う(計画を立てる)って、授業に限らず、どの業務でも大切なことだな。
読了日:04月01日 著者:池田 輝政,戸田山 和久,近田 政博,中井 俊樹
スピードに生きるスピードに生きる感想
本田技研工業の創業者である本田宗一郎による自伝と本音を纏めたもの。「スピードに」と言うよりも「ものすごいスピードで」生きた人に思える。限られた人生の中で時間を作るには、スピードを上げるのだ。
読了日:03月25日 著者:本田 宗一郎
数学ガール (数学ガールシリーズ 1)数学ガール (数学ガールシリーズ 1)感想
長男に勧められて読んでみた。パラパラめくると数式ばかりで、まるで数学の教科書。途中から数式は斜め読みすらせず、文字だけ追った。昼休みや放課後、図書館で一人数式をこねくり回す高校生男子が主人公。彼にまとわりつく女子二人が数学ガール。どちらの子も見目麗しいのが安直だけど、エピローグ含め面白かった。「数学は、時を越える」のだ。
読了日:03月18日 著者:結城 浩
ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)感想
初めての西尾維新がこの本では、西尾維新の本質に触れたことにはならんのかな。不条理で不可思議なストーリー。意外な展開ばかりで、面白かったけど。
読了日:03月11日 著者:西尾 維新
母ではなくて、親になる母ではなくて、親になる感想
「もともとぶすでモテなかった」(と書いてある)作者が、「経済力も生活能力も低く」だけど「とにかく人がよく、おおらかな」「町の本屋さんで働く書店員」と結婚したのち、妊活から子どもが1歳になるまでの育児エッセー。 相変わらず山崎ナオコーラ面倒くさい。枠にはめられるのが嫌と、性別や家族制度、フリーランスであることなど悶々と考えていることを中心に書かれている。それでも子どものいる生活は幸せそうで良かった。
読了日:03月04日 著者:山崎 ナオコーラ
ザ・万遊記ザ・万遊記感想
エッセイ第二弾。面白かったけど、「渡辺篤史の建もの探訪」の篤史リスペクトが凄い事しか残らなかった。デザイナーズチェアは値段なりのことがあるのか。
読了日:03月02日 著者:万城目 学
ゾンビ日記 2 死の舞踏ゾンビ日記 2 死の舞踏感想
前作の主人公の男に銃の扱いを仕込まれた女が主人公。ストーリーはあってないようなもの。押井守の薀蓄と銃に関する描写が詰まった本。コレはコレで好き。
読了日:02月27日 著者:押井 守
君たちはどう生きるか (岩波文庫)君たちはどう生きるか (岩波文庫)感想
妻が子どもに読んでもらいたくて買った本。子どもより先に読んでみた。中学生位の子ども向けで、80年前に書かれたとしても、ポイントは変わらない。もっと言うと、幾つになってから読んでも為になる良書でした。でも、今まで知らなかったなぁ。自分が子ども時代に、推薦図書とかになっていただろうか?
読了日:02月25日 著者:吉野 源三郎
血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ)感想
いやぁ凄いね! マガタ・シキ ワールドが、どんどん繋がっていく。いつまでも続いて欲しいWシリーズ!
読了日:02月24日 著者:森 博嗣
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)感想
長かった。背景が分からないまま淡々と話は進み、不可思議なまま進み続けた奇妙な話は絶妙なタイミングで終了する。なるほど、コレが村上春樹を抑えてノーベル文学賞を獲得した力か。
読了日:02月04日 著者:カズオ・イシグロ
アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―感想
アントニオ猪木が主演した映画「ACACIA」の原作。元覆面レスラーと少年の交流、、、なんだけど、なんか中途半端。もう一つの「青春の末期」もいい感じの話なんだけど、なんか中途半端。
読了日:02月04日 著者:辻 仁成
舎人の部屋 (双葉文庫)舎人の部屋 (双葉文庫)感想
久しぶりの花村萬月。相変わらずのエログロ、知識ひけらかし、なんだけど文章力で読み切らせる。凄いよなぁ。エンディングが2つあり、どちらも面白かった。
読了日:01月30日 著者:花村 萬月
これはペンですこれはペンです感想
初めての円城塔。略歴の「東京大学大学院総合文化研究科博士課程終了」を見て、文系の人かと思いながら読み始めたら、バリバリ理系っぽい。読後調べてみたら東北大学理学部物理学科だって。なるほどねぇ。短編2篇とも、理系っぽい理屈がこねくり回されてて、コレはコレで面白かった。「疑似論文生成プログラム」が、もっともらしい専門用語を散りばめた意味のない論文を作るんだもんな。
読了日:01月28日 著者:円城 塔
つぶさにミルフィーユ The cream of the notes 6 (講談社文庫)つぶさにミルフィーユ The cream of the notes 6 (講談社文庫)感想
クリームシリーズ第6弾。ほとんど目新しさは無いのだが、目眩で救急搬送されて入院してたなんて。人間なにがあるか分からないなぁ。
読了日:01月14日 著者:森 博嗣
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器であるなぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である感想
最初の2割の時間で8割の仕事を終わらせる、ロケットスタート。
読了日:01月14日 著者:中島聡
物語でよむアドラー心理学 (リンダブックス)物語でよむアドラー心理学 (リンダブックス)感想
アドラー心理学の学者だったおばあちゃんから32歳の孫が指導を受けていく様が物語と書かれており、面白く読みやすかった。しかし、このイラストで32歳は無いだろ〜。「他人が自分のことをどう思うかは、「他人の価値観」だから気にしても仕方ない」「自由を得るためには、嫌われる勇気が必要だ」「感謝を伝えて、対等な”横の関係”で”仲間”になろう」「劣等感は自分の理想に達していないと感じる主観であって、自意識過剰になることはない」なるほどねぇ。
読了日:01月08日 著者:谷口 のりこ,土居 一江
小泉今日子書評集小泉今日子書評集感想
読売新聞の読書委員として10年に渡って掲載した書評96編を纏めたもの。96冊もあるのに、オレは殆ど読んだことないな。アラフォーのキョンキョンによるエッセイ的な面があり面白かった。アイドル時代、人と話をするのが億劫だったから本を読んでいたというのが、ちょっと意外。 あとがきで「意外と理系の男性は結婚指輪をしているんだなあとか思って」とある。自分を含め周りは理系ばかりだけど、確かに結婚指輪してるよなぁ。他(文系)は違うの???
読了日:01月07日 著者:小泉 今日子
蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)感想
穂村弘、安定の自虐エッセイ。こんなに決めれられなくて、クヨクヨしてて、ちょっと後ろ向き話を作り過ぎでないかい。そんなほむほむも結婚し、奥さんの話がチラホラ出てくるのが良かった。
読了日:01月02日 著者:穂村弘
いのちをむすぶいのちをむすぶ感想
「森のイスキア」で心疲れた人達におむすびを握り続けた佐藤初女さんのフォトブック。凝縮された言葉は読みやすく心にしみます。また、自然に撮られている写真がどれもいい表情で良いです。
読了日:01月01日 著者:佐藤 初女

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